ハローワークの職業相談は、失業保険の受給に必要な求職活動実績として認められる方法のひとつです。
窓口に足を運んで相談が成立すると実績がカウントされるため、就職活動に慣れていない人でも取り組みやすいのが特徴です。
ただ、「何を聞けばいいのかわからない」「毎回ネタが続くか不安」と感じている人も多いのではないでしょうか。
本記事では、ハローワークの職業相談で実績を作る方法、そのまま使える質問例40選、注意点、職業相談以外で実績を作る方法について紹介します。
編集部ハローワークの職業相談をうまく活用して、スムーズに失業認定を受けたい人の参考になれば幸いです。
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登録だけでは実績になりません。登録後のキャリア面談か求人への応募が必要です。
関連記事:失業保険の求職活動実績の作り方10選|必要な回数と失業認定申告書の書き方
ハローワークの職業相談だけで求職活動実績は作れる
結論からお伝えすると、ハローワークの職業相談だけで求職活動実績を作ることは可能です。
通常は認定期間中に2回の実績が必要ですが、職業相談を2日に分けて受ければその要件を満たせます。
「相談だけで本当に実績になるの?」と疑問に思う人もいるかもしれませんが、ハローワークの窓口での相談は正式な求職活動として認められています。
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求職活動実績は認定期間ごとに何回必要か
失業保険を受け取るには、認定対象期間ごとに決められた回数の求職活動実績が必要です。
必要な回数は、認定のタイミングや給付制限の有無によって変わります。
- 初回の認定日:1回
- 2回目以降の認定日:原則2回
- 給付制限が1か月(通常の自己都合退職)の場合:待期満了から給付制限明け後の初回認定日の前日までに原則2回
- 給付制限が3か月(5年以内に自己都合退職が2回以上など)の場合:同期間に原則3回
なお、自己都合で退職した場合の給付制限期間は、2025年4月の雇用保険法改正により原則2か月から1か月に短縮されました。
ただし、過去5年以内に正当な理由のない自己都合退職で受給資格決定を2回以上受けている場合などは、給付制限が3か月となります。
給付制限が3か月のケースでは、給付制限明けの初回認定日までに必要な実績が原則3回に増える点に注意が必要です。
初回認定日は待期満了後の最初の認定にあたり、1回の実績で足ります。
2回目以降の認定日では、約4週間の認定対象期間ごとに原則2回の実績が求められます。
必要回数は管轄のハローワークによって運用が異なる場合があるため、雇用保険受給資格者のしおりや窓口で確認しておくと確実です。



職業相談は1日1回しか実績にならないため、2回必要な認定期間では別々の日に窓口を訪れる計画を立てておきましょう。
関連記事:求職活動実績を簡単に作る裏ワザ8選|ハローワークの職業相談から当日の対処法まで解説
職業相談が実績として認められる理由
ハローワークは厚生労働省が管轄する公的機関です。
窓口での相談は公共職業安定所(ハローワーク)が実施する職業相談に該当するため、求職活動実績として認められているのです。
職業相談では、窓口の相談員が求職者の話を聞き、就職に向けたアドバイスや求人情報の提供を行います。
そのため、就職意欲のある行動として、客観的な証明が可能です。
相談が終わると、雇用保険受給資格者証に日付入りのスタンプを押してもらえます。
このスタンプが実績の証明となり、失業認定申告書に記入することで正式に実績としてカウントされる仕組みです。
「相談内容が簡単すぎると実績にならないのでは」と心配する人もいますが、相談テーマに特別な制限はありません。



求人の探し方や履歴書の書き方など、基本的な内容でも問題なく実績として認められます。
関連記事:求職活動実績は職業相談のみでOK?認定ルールと注意点を解説
職業相談のみで毎回実績を作り続けられるか
職業相談は、原則として1日1回しか実績としてカウントされません。
つまり、1回の認定期間(約4週間)に2回の実績が必要な場合、別々の日に2回窓口を訪れる必要があります。
毎回職業相談だけで実績を作り続けること自体は可能ですが、同じ質問を何度も繰り返すとハローワーク側に記録されているケースもあります。
また、認定期間が続くにつれて質問の内容がネタ切れになりやすいという側面もあるでしょう。
毎回異なるテーマで相談できるよう、事前に質問を考えておくか、転職サイトへの応募やオンラインセミナー参加といった他の実績作りの方法も併用するのが賢明です。
認定日の当日に行った職業相談は「今回の実績」ではなく「次回の実績」としてカウントされる点に注意が必要です。



認定日に実績が足りないと気づいても、当日の相談では間に合わない仕組みになっています。
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ハローワークの職業相談とは?やり方・当日の流れを解説
初めてハローワークの職業相談を受ける場合「何を準備すればいいの?」「どのくらい時間がかかるの?」と不安になる人も多いのではないでしょうか。
職業相談は予約不要で、窓口に直接足を運ぶだけで利用できます。
流れ自体はシンプルですが、事前にポイントを把握しておくと当日がよりスムーズになります。
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職業相談でできること
ハローワークの職業相談では、就職・転職に関する幅広い内容をカバーしています。
- 希望条件に合う求人の探し方・絞り込み方の相談
- 履歴書・職務経歴書の書き方や添削
- 面接対策(想定質問・回答のポイントなど)
- 気になる求人票の詳細情報の確認
- 職業訓練・セミナーの案内
- 就職活動全般に関する悩み相談
相談の流れは、受付で「職業相談を受けたい」と伝えてから番号札を受け取り、順番が来たら相談ブースへ移動するという形です。
求人票に記載されている情報以上のことを窓口で聞けるのが職業相談の大きな利点です。



たとえば「この求人の現在の応募者数は?」「残業の実態はどうですか?」といった踏み込んだ質問にも相談員が対応してくれることがあります。
雇用保険受給資格者証など当日持参するもの
職業相談そのものに持ち物の決まりはありませんが、失業認定を受けている人は雇用保険受給資格者証を持参します。
窓口で相談を受けた記録を残してもらうために使うものです。
- 雇用保険受給資格者証
- 失業認定申告書
- 気になる求人票の印刷またはメモ
- 履歴書や職務経歴書
- 聞きたいことを書き出したメモ
- 筆記用具
求人票と質問メモがあると、相談員が状況を把握するまでの時間を短縮できるでしょう。



初めての来所で不安なときは、雇用保険受給資格者証とメモだけでも足ります。
職業相談にかかる時間の目安
職業相談にかかる時間は、おおむね5〜15分程度が一般的です。
事前に質問内容をまとめておけば、5分以内で終わることも珍しくありません。
ただし、ハローワークが混雑する時間帯は受付から相談開始までの待ち時間が長くなる場合があります。
特に月曜日の午前中や連休明けは窓口が混み合いやすいため、時間に余裕のある平日の午後や水・木曜日を選ぶのがおすすめです。
また、相談後にスタンプをもらうのを忘れないようにしましょう。



スタンプなしでは実績の証明ができないため、相談が終わったら必ず雇用保険受給資格者証を提示して記録してもらうことが必要です。
実績作りのための職業相談|そのまま使える質問例40選
「何を聞けばいいかわからない」という人のために、実際の職業相談でそのまま使える質問例を40個まとめました。
以下の4つのカテゴリーに分けて紹介します。
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就職活動の基本的な相談
就職活動の進め方や書類作成に関する相談は、相談内容として最も使いやすいカテゴリーです。
ポイントは「○○について教えてください」と具体的な内容を絞って質問することです。
漠然とした相談より相談員からの回答が明確になり、短時間でまとめやすくなります。
- 履歴書の職歴欄の正しい書き方を教えてください
- 面接で自己PRをするとき、何分くらい話すのが適切ですか?
- ○○の理由で前職を退職したのですが、退職理由の答え方を教えてください
- 持っている資格を活かせる求人の探し方を教えてください
- 事務職の求人が多く出る時期はありますか?
- 職務経歴書と履歴書の違いや、どちらを優先して書くべきか教えてください
- ブランク期間が長い場合、面接でどのように説明すると印象が良いですか?
- 未経験職種への転職で評価されやすいアピール方法を教えてください
- 現在受けたい業界が絞り切れていないのですが、整理する方法はありますか?
- 応募書類を郵送するときのマナーや注意点を教えてください
上記の質問を使う際は、相談員に必要な情報を先に伝えておくと回答が具体的になります。
たとえば退職理由の相談なら「○○という理由で退職しました」と状況を添えるだけで、よりかみ合った回答が得られます。
「自分の聞きたいことをうまく言語化できない」という場合は、事前に紙にメモを書いてから窓口に臨むのがおすすめです。



相談員も質問の意図が伝わりやすくなり、相談がスムーズに進みます。
希望条件・求人に関する相談
気になる求人票を持参して内容を深掘りする相談は、相談員から具体的な情報を引き出しやすく、実績作りとしても自然なスタイルです。
求人票に書かれていない生の情報を聞けるのは、ハローワーク窓口ならではのメリットといえます。
- ○○の地域で、週3日から働ける事務職の求人はありますか?
- この求人の現在の応募者数を教えてください
- この求人は未経験でも応募できますか?
- この会社の平均勤続年数や離職率はわかりますか?
- 「転勤あり」と書かれていますが、全国転勤なのか近隣のみか確認できますか?
- 女性が多く働いている職場の求人を探しているのですが、絞り込む方法はありますか?
- 残業が少ない会社かどうか、求人票から判断するポイントを教えてください
- 最近ハローワークに新しく掲載された求人はどう探せますか?
- パート・アルバイトとして採用されてもフルタイムに切り替えられる可能性のある求人の見分け方を教えてください
- 職業訓練校への応募を考えているのですが、現在募集中のコースを教えてください
求人票に関する質問をする場合、すぐに応募するつもりがなければ「慎重に検討したいので、すぐに紹介状を出していただかなくて構いません」と相談員に伝えておきましょう。



状況を伝えておくことで、紹介状の発行まで話が進まず、短時間で相談を終わらせることができます。
前回の相談の続きとして聞く質問
2回目以降の相談で困りやすいのが、前回と同じ話を繰り返してしまうことです。
前回の相談を起点にして「あのあとこうしました」と報告する形にすると、毎回違う相談として自然に成立します。
報告してから質問する流れなので、相談員も前提を把握したうえで答えやすくなるでしょう。
- 前回教えてもらった探し方で3件応募したのですが、次に見直すべき点はありますか
- 前回すすめられた職種で求人を探したところ件数が少なく、条件の広げ方を教えてください
- 前回相談した求人に応募しましたが結果が出ておらず、今の状況を確認できますか
- 前回アドバイスをもらった志望動機を書き直したので、見ていただけますか
- 前回は事務職で探しましたが、ほかに経験を活かせる職種はありますか
- 前回聞いた資格の勉強を始めたのですが、求人票ではどう評価されますか
- 前回教わった通勤圏で探すと求人が減るため、範囲の決め方を相談させてください
- 前回の面接でうまく答えられなかった質問があるので、答え方を一緒に考えてください
- 前回の相談から2週間が経ちましたが、新しく出た求人はありますか
- 前回相談した会社の応募状況が変わっていないか確認したいです
前回の相談内容を簡単にメモしておくと、この形の質問は毎回作れます。
たとえば、相談日と聞いた内容を1行ずつ残しておくだけで十分です。



前回からの変化を伝えるだけで話が進むため、ネタ切れの心配がなくなります。
失業認定申告書の書き方を確認する質問
失業認定申告書の書き方そのものを相談することもできます。
申告書は活動の種類ごとに記入欄が分かれているため、書き方に迷う人は少なくありません。
窓口で確認すれば記入ミスによる差し戻しを防げます。
- 今日の職業相談は失業認定申告書のどの欄に書けばよいですか
- 職業相談を受けた日付は、来所した日を書けば問題ありませんか
- 利用したハローワークの名称はどこまで正確に書く必要がありますか
- 求人に応募した場合、応募先の会社名は正式名称で書くべきですか
- 求人への応募と職業相談を同じ日に行ったとき、それぞれ別の行に書けますか
- インターネットから応募した求人は、どの活動区分で申告しますか
- 認定日までに実績が1回しかない場合、申告書はどう書けばよいですか
- 書き間違えたときの訂正方法を教えてください
- 前回の認定日以降に受けた相談は、今回の申告に含めてよいですか
- 申告した内容について、後から確認の連絡が来ることはありますか
申告書を実際に持参して、記入した内容を見てもらいながら質問すると話が早く進みます。



認定日の直前ではなく、余裕のあるタイミングで確認しておくと安心です。
ハローワークの職業相談をすぐ終わらせる方法
実績作りを目的に職業相談を受ける場合、なるべく短時間でスムーズに終わらせたいと考える人も多いでしょう。
以下のポイントを意識するだけで、相談時間をぐっと短縮できます。
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相談内容を事前に決めておく
職業相談を短時間で終わらせる最も確実な方法は「何を聞くか」を事前にメモしておくことです。
当日窓口で考え始めると時間がかかるうえ、相談員からのヒアリングも増えやすくなります。
また、質問は1〜2つに絞るのがポイントです。
複数の話題を詰め込みすぎると相談が長引くため「○○について1点聞かせてください」という形でシンプルに伝えると相談員も端的に回答しやすくなります。
気になる求人票を事前に印刷・メモしておき、「この求人の応募者数を確認したい」と伝えるだけで相談を完結させる方法も効果的です。
求人票の内容についての具体的な質問をすれば、相談員も「では調べてみましょう」と動いてくれるため、会話が広がりにくくなります。
混雑しにくい時間帯を狙って来所する
相談そのものより待ち時間のほうが長くなることは珍しくありません。
開庁直後と昼過ぎは窓口が混みやすいため、その時間帯を外すだけで滞在時間が変わります。
月曜と認定日が重なる日、月初と月末も来所が集中しやすい傾向があります。
混雑状況を公表しているハローワークもあるので、来所前に管轄の窓口の案内を確認しておくと確実です。



待ち時間が短いほど、相談内容を考える時間にも余裕が生まれます。
紹介状が不要な質問に絞って相談する
相談の内容によっては、その場で紹介状の発行手続きに進むことがあります。
手続きが始まると時間がかかるため、求人票の見方や書類の書き方など、応募に直結しない質問から入ると相談が長引きません。
応募を前提としない質問であれば、相談員も情報提供だけで話を終えやすくなります。
相談員から「紹介状を出しましょうか」と聞かれた場合は、断っても問題ありません。



「まだ検討段階なのでいったん持ち帰ります」と伝えれば、その後の手続きが発生せず相談をすっきり終わらせられます。
ネットで出回る裏ワザは実績として通用するか
Yahoo!知恵袋などのQ&Aサイトでは「実績作りのための職業相談をすぐ終わらせる裏ワザ」が話題になることがあります。
たとえば「求人票の応募者数だけ聞いて帰る」「わずか1〜2分で終わらせる」といった内容です。
「応募者数だけ聞いて帰る」といった方法は実際に行われているケースがあり、求人に関する簡単な質問なら短時間で終わります。
しかし、相談時間が極端に短い場合、ハローワークによっては実績として認めないことがあります。
実際に相談が実績としてカウントされるかどうかはスタンプが押されるかどうかにかかっています。
相談内容が実態を伴っていれば特に問題ありませんが、明らかな実績稼ぎと判断された場合はスタンプを断られるケースも考えられます。
裏ワザに頼りすぎるより、事前に質問を1〜2つ準備しておいて自然に相談を終わらせるスタイルのほうが、トラブルなく短時間で済ませられる確実な方法といえるでしょう。
職業相談で実績を作るときの注意点
職業相談を実績作りに活用するにあたって、見落としがちなルールや注意点があります。
事前に把握しておかないと実績が無効になる可能性もあるため、以下の点をしっかり確認しておきましょう。
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職業相談を1日2回受けても実績は1回分
同じ日に職業相談を2回受けても、求職活動実績としてカウントされるのは1回分のみです。
2回分の実績を作るためには、必ず別々の日に窓口を訪れる必要があります。
たとえば認定日が近づいてから「今日2回相談すれば2回分になる」と考えても、ルール上は認められません。
1回の認定期間に最低2回の実績が必要な場合は、期間内に2日間ハローワークに足を運ぶスケジュールを組んでおくことが大切です。
実績が1日1回しかカウントされないというルールは意外と見落とされがちです。



認定日の直前にまとめて相談しようと考えている場合、2日間の余裕を必ず確保しておいてください。
関連記事:求職活動2回以上とは2回でいいのか?必要回数・数え方・注意点を解説
認定日当日の相談は次回分の実績になる
失業認定期間は「前回の認定日の翌日から今回の認定日の前日まで」と定められています。
そのため、認定日当日に職業相談を受けた場合、その実績は今回の認定ではなく次回の認定対象として扱われます。
認定日に「実績が1回しかない」と気づいて同日中に相談を受けに行っても、今回の実績には間に合いません。
この仕組みを理解しておかないと、実績不足で失業手当の受給が先送りになるリスクがあります。
一方で見方を変えると、認定日当日に相談しておくことで次回分の実績を1つ先取りできるというメリットもあります。



次の認定期間のうち残り1回を別の日に補えばよいため、スケジュールに余裕が生まれます。
毎回同じ質問を繰り返さない
ハローワークでは相談の内容が記録されているケースがあります。
毎回まったく同じ質問を繰り返すと、相談員に「実績稼ぎ目的」という印象を与えかねません。
同じ相談員に当たる確率はゼロではないため、前回何を聞いたかをメモに残しておき、質問が重複しないよう管理することを心がけてください。
たとえば「前回は求人の探し方を聞いたので、今回は面接対策を聞く」という形で順番に質問テーマを変えていくと、ネタが尽きにくいでしょう。



毎回テーマを少し変えるだけでも、自然な相談に見えやすくなります。
相談内容がネタ切れしたときの対処法
受給期間が長くなるにつれ「もう聞くことがない」というネタ切れ状態に陥ることがあります。
そんなときに試してほしい方法を3つ紹介します。
- 気になる求人票を持参する
- 職業訓練や就職支援セミナーについて聞く
- 職業相談以外の実績作りを並行して活用する
1つ目は、気になる求人票を新たに1枚印刷して持参する方法です。
「この求人の詳細を確認したい」という形にすれば、毎回違う求人を軸にした相談ができます。
2つ目は、職業訓練や就職支援セミナーについて聞く方法です。
「自分に向いている訓練コースはありますか?」といった切り口は、ネタが尽きた段階でも自然に使えます。
3つ目は、転職サイトへの応募やオンラインセミナー参加など、職業相談以外の実績作りを並行して活用する方法です。
ネタ切れが続くようなら毎回職業相談に頼るのをやめ、他の実績手段と組み合わせることを検討してみてください。
求人に応募するフェーズに入っている人であれば、1社に応募するだけで1回分の実績が作れます。



職業相談よりも転職活動の実態に即した実績の作り方なので、本格的に動き出せている人にはむしろこちらのほうが効率的かもしれません。
求職活動として認められないケース一覧
求職活動らしく見えても、ハローワークから実績として認められないケースがあります。
誤解したまま行動してしまうと、認定日に実績不足と判断されるリスクがあるため注意が必要です。
実績として認められない行動の一部を紹介します。
| 行動 | 理由 |
|---|---|
| ハローワークのPCで求人を検索・閲覧するだけ | 応募・相談を伴わないため |
| 転職サイトへの会員登録のみ | 登録後に実際の応募が必要 |
| 知人への求人紹介の依頼 | 客観的な証明ができないため |
| 認可外民間企業のセミナー受講 | 厚労省の届出がない事業者は対象外 |
| 企業への電話問い合わせのみ | 応募を前提とした具体的な相談でなければ不可 |
| 派遣会社へのエントリー・登録のみ | コーディネーターとの面談・相談が必要 |



特に転職サイトへの会員登録だけで実績になると誤解している人が多いため、必ず「登録+応募」まで完了させてから申告するようにしましょう。
ハローワークの職業相談のメリット・デメリット
職業相談を実績作りに活用するかどうか判断する前に、メリットとデメリットの両面を整理しておきましょう。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 予約不要でいつでも利用できる | 毎回ハローワークに足を運ぶ必要がある |
| 費用が一切かからない | 待ち時間が発生する場合がある |
| 履歴書添削や面接対策など実質的なサポートも受けられる | 相談員の質にばらつきがある |
| ハローワーク非公開の求人情報にアクセスできる | 1日1回しか実績としてカウントされない |
| 求人票に記載されていない「生の情報」を聞ける | 認定期間が長引くとネタ切れしやすい |
特に注目したいメリットは、転職サイトや民間エージェントには掲載されない「ハローワーク独自の求人」に触れられる点です。
採用コストを抑えたい中小企業の求人が中心で、地域密着型の案件も多く見つかります。
さらに、履歴書・職務経歴書の添削や面接対策といった実践的なサポートも、窓口ですべて無料で受けられます。
一方で、毎回窓口まで足を運ばなければならない点は、忙しい人や交通の便が悪い方にとって負担になりえます。
自宅から完結させたい場合は、転職エージェントのオンライン面談や求人サイトへの応募など、別の実績作りの手段も合わせて検討してみてください。
なお、失業給付の受給者ではなく、学校を卒業したあとに就職先が決まらないままハローワークで求人を探しているケースでは、応募先の選び方そのものを見直す必要があります。
関連記事:内定無いまま卒業→ハロワで探すもことごとく落ちる→もうバイトでいいや→の末路と逆転法|就活塾の羅針盤
ハローワークの職業相談で怒られるって本当?
「実績作り目的の相談をしたら怒られるのでは?」と不安に思っている人もいるかもしれませんが、基本的にハローワークの職業相談で怒られることはまずないでしょう。
職員は求職者を支援するために窓口に立っており、相談者が実績作りを目的にしていることを理解したうえで対応しています。
失業認定期間中に複数回相談しても「就職する気がないのでは」と指摘されることも、一般的にはありません。
ただし「なぜ正社員にならないのか」「これまでの経歴に課題がある」といった、少々耳が痛いアドバイスをされることはあるかもしれません。
これは責めているわけではなく、就職活動をよりよい方向に導くためのフィードバックです。



窓口のルールに沿って相談を行う限り、後ろめたいことは何もありません。
職業相談以外で求職活動実績を作る方法
ハローワークに毎回足を運ぶのが難しい場合や、職業相談のネタが尽きてきた場合は、他の方法で実績を作ることも検討してみましょう。
求職活動実績として認められる主な手段は以下のとおりです。
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転職サイトから求人に応募する
転職サイト経由で求人に応募することは、求職活動実績として認められます。
自宅から手続きが完結するため、ハローワークに足を運ぶ手間がない点が大きなメリットです。
1社に1件応募するごとに1回分の実績としてカウントされます。
応募後に辞退したり、選考に落ちたりしても実績は取り消されません。
申告書には、応募先の会社名・応募日・応募方法・選考結果(または「選考結果待ち」)を正確に記載しましょう。



虚偽の申告は不正受給とみなされ、支給停止や返還命令の対象となるため要注意です。
関連記事:転職サイトとハローワーク直接応募どっちがいい?利用するメリットや併用のコツを解説
オンラインセミナーに参加する
転職エージェントや人材会社が主催するオンラインセミナーへの参加も、求職活動実績として認められます。
スマートフォン1台で自宅から参加できるため、時間や移動の制約がある人に向いています。
ただし、すべての民間セミナーが対象になるわけではありません。
実績として認められるのは、厚生労働省への届出を行い認可を受けている職業紹介事業者が主催するセミナーに限られます。
そのため、参加前にそのセミナーが実績として認められるかどうか確認しておくと安心です。
セミナー終了後には参加証明書の発行を忘れずに依頼しましょう。
証明書をハローワークの担当者に提出することで、正式な実績として申告できます。



証明書が発行されない場合は、受信メールや参加内容のメモを保管しておくと代替の証拠として使えることがあります。
関連記事:オンラインセミナーは求職活動実績になる?ハローワーク・民間のおすすめと認定条件
転職エージェントの面談を受ける
厚生労働省に届け出を行っている転職エージェントとのキャリア面談は、職業相談と同様に求職活動実績として認められます。
オンライン・対面どちらでも対応可能なエージェントが多く、仕事の合間や育児の隙間時間でも実績を作りやすい方法です。
加えて、本格的な転職準備にもそのまま活用できるため、効率的な手段といえます。
求人紹介や書類添削、面接対策まで一括でサポートしてもらえるエージェントを活用すれば、実績作りと転職活動を同時に進められます。
転職エージェントに登録する際は、国内最大手のリクルートエージェントがおすすめです。
登録は無料で、キャリア面談後に求人紹介を受けるかどうかは自分で判断できます。
「まだ転職を真剣に考えていない」という段階でも、転職エージェントへの登録・面談は問題なく実績として申告できます。



実績作りの一環として気軽に活用してみてください。
関連記事:求職活動実績は1日で2回分作れる?セミナーと応募の組み合わせとNG行動を解説
パートを探している人の実績の作り方
パートタイムの再就職を目指している場合も、基本的な実績作りのルールは正社員を目指す場合と同じです。
職業相談・求人応募・認可セミナーへの参加など、いずれの方法も利用できます。
パートの場合は、求人数が豊富なハローワークの窓口でパートタイム向けの求人を絞り込んで相談する方法が特に活用しやすいでしょう。
「週3日・扶養範囲内・○○地域」など希望条件を具体的に伝えれば、相談員も絞り込んだリストを出してくれます。
また、求人への応募はパート求人であっても実績として有効です。
1社に応募するごとに1回分がカウントされるため、職業相談と組み合わせながら無理なく実績を確保できます。



扶養内パートを希望している人は、面談時に「扶養の範囲内を希望」と明示しておくと、条件に合った案件を紹介してもらいやすいでしょう。
本格的に転職を進めるならリクルートエージェントがおすすめ


- 業界最大規模の求人数
- 充実した転職サポート
- キャリア面談が求職活動実績になる
まず注目したいのが、業界最大規模を誇る求人数です。
公開求人だけでも75万件以上を取り扱っており、さらに一般には出回らない非公開求人も22万件以上と豊富に保有しています。
希望する業界や職種の選択肢が広がるため、ハローワークだけでは見つけられなかった求人に出会えることも多いでしょう。
加えて、担当アドバイザーによる書類添削・面接対策・企業との条件交渉まで、転職活動に必要なサポートを一貫して受けられる点も強みのひとつです。
初めて転職エージェントを使う方でも、アドバイザーが丁寧にサポートしてくれるため、安心して転職活動を進められます。
そして、求職活動実績作りの観点から特に見逃せないのが、登録後のキャリア面談です。
担当アドバイザーとのオンライン面談は求職活動実績として申告できるため、実績作りとしてそのまま活用できます。
ハローワークへの通いが負担に感じている人にとって、自宅から実績を作りながら転職準備も同時に進められる、効率のよい選択肢といえるでしょう。
「まだ転職するかどうか決めていない」という段階でも問題なく登録できます。



転職を急いでいなくても、実績作りの一環として気軽に活用してみてください。
関連記事:リクルートエージェントのオンラインセミナーは求職活動実績になる?
| 概要 | |
|---|---|
| サービス名 | リクルートエージェント |
| 運営会社 | 株式会社インディードリクルートパートナーズ |
| 公開求人数 | 約800,000件 |
| 対応地域 | 全国 |
| 公式サイト | https://www.r-agent.com/ |
よくある質問
ハローワークの職業相談と求職活動実績に関して、特によく寄せられる疑問をまとめました。
職業相談は電話でもできますか?
求職活動実績として認められる職業相談は、ハローワークの窓口への来所が必要です。
電話での問い合わせは、手続き方法や開庁時間などの基本的な確認には対応していますが、転職相談や求人紹介は電話では受け付けていません。
実績を作りたい場合は、必ず直接窓口に足を運ぶようにしましょう。
職業相談はオンラインで受けられますか?
オンラインでの職業相談を実施しているハローワークもありますが、全国一律の制度ではありません。
実施の有無や予約方法、求職活動実績として扱われるかどうかは管轄によって異なります。
利用を考えている場合は、管轄のハローワークに直接確認してください。
職業相談を拒否・辞退することはできますか?
職業相談の利用は任意であり、断ること自体は問題ありません。
ただし、実績作りのために相談を受けている場合、辞退すると当然その回の実績がカウントされなくなります。
「相談だけ受けて紹介状の発行は断る」という形は可能なので、必要に応じて相談員に伝えてください。
職業相談は予約が必要ですか?
職業相談は原則として予約不要で、当日ハローワークの窓口に行けば受けられます。
ただし、一部のハローワークや専門的な支援では、予約制を導入している場合もあります。
確実に相談したい場合は、事前に管轄のハローワークの案内で予約の要否を確認しておくと安心です。
認定日当日に実績が足りないと気づいたらどうする?
認定日当日に実績が不足していた場合、その認定期間の失業手当の受給は次回に先送りとなります。
ただし、受給できる日数自体が減るわけではありません。
認定日当日に職業相談を受けることは可能ですが、それは今回ではなく次回の認定期間分の実績としてカウントされます。
「今日相談すれば間に合う」という誤解のないよう注意しましょう。
求職活動実績に嘘をつくとバレますか?
実際に応募していない企業を応募済みとして申告するなど、虚偽の内容を失業認定申告書に記入した場合、ハローワークや労働局による調査で発覚することがあります。
不正受給と認定されると、支給された失業手当の返還や支給停止、場合によっては罰則の対象となります。
実績は正直に申告することが大切です。
まとめ
ハローワークの職業相談は、求職活動実績として正式に認められる方法のひとつです。
予約不要・無料で利用でき、求人情報の確認や履歴書の添削など実際の転職活動にも役立つサポートを受けられる点が大きな強みです。
実績作りを目的に相談する場合は、事前に質問を1〜2つ準備しておくことで短時間かつスムーズに終わらせられます。
また、毎回異なるテーマで相談できるよう、前回の質問内容をメモに残しておくと管理しやすいでしょう。
ただし、受給期間が長くなるとネタ切れになりやすく、毎回ハローワークに通う手間も発生します。
転職サイトへの応募や認可済みエージェントのオンラインセミナー参加など、他の実績作りの手段も組み合わせながら、無理なく認定日をクリアする仕組みを作っておくことが大切です。
本格的に転職活動を進めたい人は、キャリア面談が実績として申告できる転職エージェントを活用して、実績作りと転職準備を同時に進めるのが効率的です。



リクルートエージェントは業界最大手なので、ぜひ積極的に活用してみてください。
キャリア面談1回で求職活動実績に
求人に応募すればもう1回分の実績に
面談はオンラインOKで外出不要
登録だけでは実績になりません。登録後のキャリア面談か求人への応募が必要です。
運営者情報
「トレオンメディア」は東京都渋谷区にオフィスを構える株式会社トレオンが運営しています。当社は厚生労働省から有料職業紹介事業の認可を取得し、求職者の転職支援や求人企業の採用活動のサポートをメインに活動しております。
| 会社名 | 株式会社トレオン |
| 所在地 | 東京都渋谷区恵比寿西1-33-6 1F |
| 公式サイト | https://tleon.co.jp/ |
| 法人番号 | 6011001157541(国税庁) |
| 有料職業事業厚生労働大臣許可番号 | 13-ユ-316110(人材サービス総合サイト) |
| 適格請求書事業者登録番号 | T6011001157541(国税庁) |
2026年9月時点

