認定日ごとに「求職活動の実績」を用意することは、失業保険を受け取るうえでの前提条件です。
所定の回数に満たなければ、その期間の手当は一切受け取れません。
とはいえ「何をすれば実績になるのかわからない」「なるべく手間をかけずに回数を確保したい」という声はよく聞かれます。
この記事では、求職活動実績を比較的簡単に積み上げる方法を7つ紹介します。
合わせて、実績と認められない行動のパターンや、虚偽申告した場合の代償についても解説しています。
編集部手当を損なわずに受け取り続けるため、最低限の制度知識を身につけておきましょう。
リクルートエージェントがおすすめ
キャリア面談が求職活動実績としてカウントされる
担当アドバイザーが経歴・希望条件をヒアリングし、非公開案件を含む求人を提案。面談後には証明書を発行してもらえるため、ハローワークへの申告で書類に困りません。
オンラインセミナーの受講も実績として認められる
業界別・職種別など種類が豊富なセミナーが週に複数回実施されており、自宅から参加するだけで求職活動の実績になります。
アーカイブ動画の視聴でも実績を作れる場合がある
都合のいい時間に過去のセミナー動画を視聴でき、実績として扱われるケースもあるため、スキマ時間の活用にも最適です。
面談・セミナーともに完全無料・オンライン対応
面談1回+セミナー1回を組み合わせれば、外出ゼロで2回分の実績を1日でそろえることも現実的です。
求職活動実績とは?失業保険をもらうために必要な理由と回数
求職活動実績は、失業保険の受給に直結する重要な要件です。
必要な理由・回数・対象となる活動をひととおり把握しておけば、認定日前に慌てる心配もなくなります。
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求職活動実績が必要な理由
失業保険は、働く気持ちと体力があるにもかかわらず職に就けていない人を支援する制度です。
ただし「本当に就職しようとしているのか」をハローワーク側が把握するための仕組みが必要です。その役割を果たすのが求職活動実績です。
厚生労働省の定義では、求職活動とは「就職しようとする積極的な意思を具体的かつ客観的に確認できる活動」とされています。
言い換えれば、単に失業しているだけでは給付を受けられず、実際に就職に向けた行動を取っていることが条件です。
どんな行動でもよいわけではなく、ハローワークが定めた範囲の活動に限られます。



求人を眺めただけ、転職サイトに登録しただけでは実績になりません。この点は見落としやすいので気をつけてください。
認定日までに必要な実績の回数
何回の実績が求められるかは、認定日の回数によって異なります。
| 認定日 | 必要な実績回数 | 備考 |
|---|---|---|
| 初回認定日 | 原則1回 | 雇用保険説明会への参加でクリアできる場合が多い |
| 2回目以降 | 原則2回以上 | 28日間の認定期間ごとに必要 |
初回認定日は、求職申込みから約4週間後に設定されます。
申込み時に出席する「雇用保険説明会」が1回分の実績としてカウントされるため、追加で何かしなくても初回をクリアできるケースがほとんどです。
2回目以降は、毎回2回以上の実績が必要になります。
この数字はあくまで下限です。本格的に再就職を目指すなら、余裕を持って活動しておくのが得策です。
自己都合退職で給付制限がある場合、制限期間(原則1ヶ月)中にも3回以上の実績が求められます。
この期間は支給がありませんが、活動自体は止めることができません。



給付制限が終わった後の初回認定日に向けて、期間中から計画的に実績を積んでおくと余裕が生まれます。
実績としてカウントされる活動の一覧
実績の対象となる活動はあらかじめ定められており、それ以外はどれだけ頑張っても記録されません。
- 求人への応募(ハローワーク経由・転職サイト経由どちらも可)
- ハローワークでの職業相談・職業紹介
- ハローワーク主催のセミナー・講習への参加
- 民間の職業紹介事業者(転職エージェント等)での職業相談
- 再就職支援機関が行う講習・セミナーへの参加
- 国家資格・検定試験の受験
- 企業説明会・転職フェアへの参加
カギになるのは「具体的な行動を起こしているか」という点です。
求人を眺めるだけ、会員登録だけといった準備段階にとどまる行動は対象外となります。
応募・相談・参加のいずれかを実際に行うことが求められます。
「ハローワークへ行けばそれだけで実績になる」と思い込んでいる人もいますが、窓口で求人を探して印刷しただけでは何も記録されません。



相談員と話すか、求人に応募するところまで進めて初めて実績として記録されます。
求職活動実績を簡単に作る裏ワザ7選
ここでは、ハローワークが正式に認めている活動の中から、特に手間がかからないものを厳選して7つ紹介します。
いずれも事前の準備はほぼ不要です。今の状況に合うものをひとつ選んで、まず動いてみましょう。
転職サイトからのネット応募(最短5分)
実績を作る方法のなかで、もっとも気軽に始められるのがネット応募です。
スマートフォンやパソコンがあれば自宅から数分で完了し、深夜でも対応できます。
1社に応募するごとに1回分が記録されるため、2社応募すればその日のうちに2回分を確保できます。
書類選考で落選しても、途中で辞退しても、記録された実績は消えません。
結果ではなく「応募した」という事実が実績になるためです。
ただし、狙い撃ちで応募・辞退を繰り返すとサービス規約に引っかかることがあるため、少しでも興味のある求人を選ぶようにしましょう。
失業認定申告書には、どこにいつ応募したかを記入する欄があります。



応募完了画面のスクショや受信メールは証拠として使えるので、削除せずに保管しておきましょう。
ハローワークで職業相談を受ける
当日の思い立ったタイミングで動けるのが、ハローワーク窓口での職業相談です。予約は必要ありません。
数分話すだけで1回分が記録され、相談が終わると雇用保険受給資格者証に押印してもらえます。
履歴書や職務経歴書を用意しなくても大丈夫です。「未経験から挑戦できる職種はありますか」「今の求人市場について教えてほしい」といった一言から始めれば十分です。
ただし、同じ日に複数回相談しても実績は1回分です。
2回分必要な場合は、日にちをずらして2回訪問しなければなりません。
認定日当日は来所者が集中しやすいため、別の日を選ぶと待ち時間を短縮できます。
なお、認定日当日に相談すること自体は問題ありません。



当日の相談は次回認定期間の実績として扱われるため、来所したついでに済ませておくと次回分の準備が一歩進みます。
オンラインセミナーに自宅から参加する
移動なしで実績を作りたい人には、オンラインセミナーの活用がおすすめです。
ハローワーク主催のものはもちろん、リクルートやdodaが開く転職系セミナーも条件次第で実績として扱われます。
自宅のデバイスから受講できるので交通費がかからず、子育て中の人や地方在住の人にとってもハードルが低い方法です。
ただし、参加したことを証明する受講証明書や参加証明書が必要です。セミナー終了後に発行されるものは必ず保存してください。
就職・転職に直結する内容のセミナーに限られており、趣味や一般的なスキルアップ目的のものは対象外です。
好きな時間に視聴できるオンデマンド型も、要件を満たせば実績として認められる場合があります。



視聴後すぐに証明書をダウンロードできるものが多いので、見終わったその場で保存する習慣をつけておくと安心です。
転職エージェントのキャリア面談を受ける
転職エージェントに登録して担当者とキャリア面談を行うと、求職活動実績として記録されます。
登録から面談まで費用はかからず、書類を一切用意しなくても面談を受け入れてくれるサービスがほとんどです。
ビデオ通話での面談に対応しているエージェントも多いため、外出せずに実績を積めます。
非公開求人の案内や書類添削、面接練習といったサポートも付いてくるため、実績と転職準備を一度に前進させたい人に向いています。
ハローワークへの申告には、面談日・事業者名が入った証明書が必要です。面談後に発行を依頼しておきましょう。
職業相談にあたる面談のみが対象で、資料請求や問い合わせだけでは実績になりません。
また、職業紹介事業の許可・届出を取得している事業者に限られる点も頭に入れておきましょう。



利用前に事業者の許可状況を確認しておくと、後から無効になるリスクを避けられます。
ハローワーク主催のセミナーに参加する
ハローワークでは、求職者向けの就業支援セミナーが定期的に開かれています。
参加するだけで実績としてカウントされるため、応募とは違った形で活動を記録できます。
内容は履歴書の書き方講座や面接対策、ビジネスマナー研修など実践的なものが中心で、参加費はかかりません。
転職に役立つ知識を身につけながら実績も積めるため、ネット応募とは一味違う活動体験になります。
事前予約制が多く、人気のセミナーは早々に定員に達することがあります。
認定期間に入ったら早めにハローワークのウェブサイトで日程を調べ、申し込みを済ませておきましょう。
日程は各都道府県労働局のホームページや管轄窓口でも確認できます。



大都市圏では開催が多い傾向があります。地方にお住まいの人は早めに空き状況をチェックしてみてください。
転職フェア・合同説明会に参加する
転職フェアや合同説明会への参加も、求職活動実績として記録されます。
1回の来場で複数社の情報をまとめて得られるため、短い時間で転職活動を進めたい人に向いています。
リクルートやdoda、マイナビなどが定期的に開催しており、入場料は無料のケースが大半です。
採用担当者と直接話す機会があるため、社風や職場の雰囲気を自分なりにイメージしやすいのが魅力です。
会場によってはその場で選考に進めるケースもあり、実績づくり以上の収穫が得られることもあります。
ハローワークへの申告時には、参加を証明する書類が求められる場合があります。
受付でもらったパンフレットや企業の名刺、参加証は捨てずに保管しておきましょう。
開催日程は各サービスの公式サイトで随時告知されています。



認定期間中に参加できるイベントがないか、早めに調べてスケジュールに組み込んでおくと安心です。
職業訓練(ハロートレーニング)に申し込む
職業訓練(ハロートレーニング)への申し込みや窓口での相談も、求職活動実績に含まれます。
実際に受講するかどうかにかかわらず、申し込みや相談を行った時点で記録されるため、比較的取り組みやすい方法のひとつです。
パソコンスキルや簿記、介護、プログラミングなど幅広いコースがあり、受講料は原則無料(テキスト代等は自己負担の場合あり)です。
訓練期間中は失業保険の給付が延長されるケースもあるため、スキルを身につけながら受給を続けたい人にとっては一石二鳥といえます。
まずはハローワークの窓口で「職業訓練について聞きたい」と切り出してみましょう。
コース内容や申し込みの流れを案内してもらえるうえ、その相談自体も実績として扱われます。
職業訓練は実績を積むだけでなく、就職後に活かせるスキル習得の機会でもあります。



スキルアップも兼ねて実績を積みたい人は、ぜひ検討してみてください。
オンラインセミナーで求職活動実績を作る方法
オンラインセミナーは自宅だけで完結する便利な実績作りの手段ですが、どのセミナーでもよいわけではありません。
実績として認められる条件と活用のポイントを整理しておきましょう。
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実績として認められるオンラインセミナーの条件
オンラインセミナーが実績として扱われるには、いくつかの要件を満たしている必要があります。
| 主催者の種類 | 具体例 | 実績として認められやすさ |
|---|---|---|
| 公的機関 | ハローワーク、ジョブカフェ、自治体 | 確実に認められる |
| 転職エージェント | リクルート、doda、マイナビなど | ほぼ認められる |
| 人材派遣会社 | テンプスタッフ、スタッフサービスなど | ほぼ認められる |
| 民間企業 | 就職支援関連の企業 | 事前確認が必要 |
共通して押さえておきたい条件は次の4点です。
- 就職・転職に関連する内容
- 主催者が公的機関または許可を受けた職業紹介事業者
- 参加証明書または受講証明書が発行される
- セミナーを最後まで受講する
趣味や料理教室などの個人的な学習は対象になりません。
判断に迷ったときは、事前に管轄のハローワークに確認するのが確実です。
途中退室した場合は原則として実績に含まれません。



申し込む前に、最後まで視聴できる時間を確保しておきましょう。
転職エージェントのオンラインセミナーを活用する
リクルートやdodaなどの大手転職サービスが開くオンラインセミナーは、内容が充実しているうえ開催頻度も高く、参加しやすいのが魅力です。
自宅から受講できるため体力的な負担も少なく、実績を積みたいタイミングに合わせて活用しやすいでしょう。
まずは各社の公式サイトで直近の開催スケジュールを確認してみましょう。
| サービス名 | セミナーの特徴 | 開催頻度 |
|---|---|---|
| リクルートエージェント | 業界別・職種別の転職セミナーが充実 | 週に複数回 |
| doda | 自己分析や面接対策のセミナーが人気 | ほぼ毎日開催 |
| マイナビ転職 | 20代・30代向けのキャリアセミナー | 週に複数回 |
受講後は証明書や参加確認メールを必ず手元に残しておきましょう。
後でハローワークから確認を求められた際に備えて、セミナー名・主催者・開催日時もメモしておくと安心です。
業界研究や面接対策など内容のあるセミナーを選ぶと、実績づくりと転職準備を同時に進められます。



転職エージェント主催のセミナーは無料で参加できるものがほとんどです。
ハローワーク主催のオンラインセミナーの探し方
ハローワーク主催のオンラインセミナーは、実績として認められる可能性がもっとも高い選択肢です。
日程は以下の方法で調べることができます。
- ハローワークインターネットサービスでの検索
- 各都道府県労働局のホームページでの確認
- 管轄のハローワーク窓口への直接問い合わせ
- ハローワークの掲示板やチラシの確認
東京や大阪などの都市部は開催が多い傾向にある一方、地方では回数が限られることがあります。
人気のセミナーは定員に達するのが早いため、認定期間に入ったらすぐに日程を確認し、早めに申し込みを済ませておきましょう。
受講料はかからず、終了後にはすぐ証明書が発行されます。



窓口に行く手間をかけずに実績を記録したい人にとって、使い勝手のいい方法です。
ハローワークの職業相談のみで実績を作る方法
ハローワークの職業相談は、予約も準備も不要でその日のうちに実績を残せる方法です。
相談を効率よく進める質問例と、職業相談だけに頼り続けた場合のデメリットについて説明します。
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職業相談で使える質問例
窓口に行ったものの「何を話せばいいか分からない」と戸惑う人は少なくありません。
そのまま使える質問例をいくつかまとめました。
- 「私の経歴で応募できる求人はありますか?」
- 「○○業界の求人状況を教えてください」
- 「未経験でも応募できる事務職の求人を探しています」
- 「履歴書の書き方についてアドバイスをいただけますか?」
- 「職業訓練について詳しく知りたいのですが」
どんな内容でも相談は可能ですが、自分の状況に合った具体的な質問をすると、相談員から実際の転職活動に役立つ情報を得やすくなります。
相談員はキャリアのプロです。
求人の見方や応募書類の改善点など、再就職への道筋を一緒に考えてもらえる場として積極的に使いましょう。
聞きたいことをあらかじめメモしておくと、短時間でも中身のある相談ができます。



気になる求人番号を控えておけば「この求人についてもう少し教えてほしい」という聞き方もできます。
相談をすぐ終わらせるコツ
ハローワークの混雑を避けてスムーズに相談を終えるには、訪問する時間帯にも注目しましょう。
| 混雑状況 | 待ち時間の目安 | おすすめの時間帯 |
|---|---|---|
| 空いている | 5〜10分 | 開庁直後、昼過ぎ |
| 普通 | 15〜30分 | 午前中後半 |
| 混雑している | 30分〜1時間以上 | 認定日当日、月曜日 |
認定日当日と月曜日の午前中は特に混み合いやすいため、火〜木曜日の14時〜15時頃を狙うと比較的スムーズです。
番号札を受け取ってから順番を待つ間に、事前に用意したメモを読み返しておくと待ち時間を活かせます。
相談自体は5分前後で終わることも多いので、トータルの滞在時間を踏まえて予定を立てておくと安心です。
窓口によっては予約できるハローワークもあります。



混雑が心配な方は、事前に電話で確認しておくといいでしょう。
職業相談だけで毎回乗り切るデメリット
制度上は問題ないとはいえ、職業相談だけに頼り続けると見落としがちなリスクがあります。
- 毎回ハローワークに足を運ぶ手間がかかる
- 同じような質問を繰り返すと就職意欲を疑われる可能性がある
- 実際の転職活動が進まず、失業期間が長引くリスクがある
交通費と移動時間が毎回かかるうえ、似たような質問が続くと相談員に就労意欲を疑われる恐れもあります。
相談だけでは応募・選考が一切動かないため、気づけば受給期間がほとんど残っていなかったというケースも出てきます。
ネット応募やオンラインセミナーをうまく組み合わせながら、再就職に直結する活動をバランスよく続けていくことが結果的に自分の得になります。
どの方法を選ぶにしても「就職しようとしている」という意思を行動で示すことが前提です。



就職しようとする意思を行動で示しながら、効率的に実績を積み上げていきましょう。
実績が足りない!認定日当日にできる緊急対処法
「明日が認定日なのに実績が足りない」と気づいたとき、焦る気持ちはよく分かります。
ただ、状況によっては間に合わせられる方法があります。落ち着いて対応しましょう。
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当日でも間に合う実績の作り方3つ
まず押さえておきたいのは、実績として認められるのは認定日の前日までに行った活動だという点です。
認定日当日の活動は、今回ではなく次回の認定期間分として記録されます。
つまり、実績の締め切りは「認定日の前日」です。
以下では、直前でも動きやすい方法を3つ紹介します。
- インターネット応募
- オンデマンド型セミナー視聴
- 転職エージェントへの面談予約
もっとも確実なのはインターネット応募です。
深夜でも応募できるため、前日の夜に気づいた場合でも対処できます。
スマホで数分あれば完了するので、まずここから始めるとよいでしょう。
オンデマンド型セミナーは24時間視聴できるものを選ぶのがポイントです。
視聴後すぐに証明書をダウンロードできるものなら、その日のうちに証拠をそろえられます。
転職エージェントの面談は、キャンセル枠があれば当日・翌日対応してもらえる場合があります。
オンライン対応のエージェントであれば、移動なしで実績を作ることができます。
ただし、これらはあくまで緊急時の手段です。
認定期間に入ったら早めに動き始める習慣をつけることで、こうした状況を防げます。
どうしても実績が作れなかったときは、虚偽申告をせず、管轄のハローワークに正直に申し出ることをお勧めします。



状況次第では認定日の変更に応じてもらえる場合もあります。
実績が足りないとどうなる?不認定のリスク
認定日までに実績がそろわなかった場合、その認定期間は「不認定」となります。
| 不認定の影響 | 内容 |
|---|---|
| 基本手当の支給 | その認定期間分は支給されない |
| 給付日数 | 減らない(後ろにずれるだけ) |
| 次回以降の受給 | 次回の認定で実績を満たせば受給再開 |
| 受給期間への影響 | 原則1年間という期限は変わらない |
不認定になっても、受給できる日数の合計が減るわけではありません。
支給が消えるのではなく、受け取り時期が後ろへずれるイメージです。
ただし、受給期間(離職日翌日から原則1年間)という枠は動きません。
そのため、不認定が重なると期間内に受け取りきれず、総支給額が目減りするおそれがあります。
こうした事態を避けるためにも、計画的に実績を積み重ねていく姿勢が求められます。
なお、不認定になっても受給資格がすぐに失われるわけではありません。
この点を理解していれば、冷静に次の手を考えられるはずです。



ただし不認定が続くと就労意欲が低いと判断されかねないため、継続して活動している姿を示すことが大切です。
求職活動実績として認められないNG行動
「実績になると思ってやったのに、カウントされていなかった」というケースは珍しくありません。
よくある誤解をあらかじめ把握して、時間を無駄にしないようにしましょう。
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求人を検索・閲覧しただけはNG
転職サイトやハローワークの端末で求人情報を眺めるだけでは、実績としてカウントされません。
| 実績にならない行動 | 実績になる行動 |
|---|---|
| ハローワークで求人検索するだけ | 窓口で職業相談を行う |
| 求人票を印刷するだけ | 求人に応募する |
| 求人情報を閲覧するだけ | セミナーに参加する |
求人検索はあくまで準備の段階であり、ハローワークが求める「具体的な求職行動」には当たりません。
ハローワークに来所したら、相談員と話すか求人への応募まで進めてから帰りましょう。



その一歩があって初めて、実績として記録されます。
転職サイトへの登録のみはNG
転職サイトへの会員登録だけでは、実績の対象外です。
実績として扱われるのは、登録後に実際に求人へ応募した場合や、合同説明会に参加した場合などに限られます。
プロフィールを入力する、スカウトメールを受け取る、お気に入りに求人を保存するといった行動はすべて準備段階の活動にとどまります。



転職サイトを実績づくりに使うなら、登録で止めずに必ず応募まで進めましょう。
派遣会社への登録だけはNG
派遣会社への登録だけでは、求職活動実績にはなりません。
派遣会社を経由して実績を作るには、担当スタッフと就業に向けた職業相談を行うか、仕事紹介を受けて企業との顔合わせへ進む必要があります。
また、申告が認められるのは職業紹介事業の許可または届出を受けた派遣会社に限られます。



利用前に許可の有無を確認しておくと、後から無効になるリスクを回避できます。
知人への相談・SNS情報収集はNG
家族や友人への就職相談、SNSやブログでの転職情報の収集は、求職活動実績には含まれません。
ハローワークが認める求職活動は、公的機関や許可を受けた職業紹介事業者を介した活動に限定されます。
プライベートな相談や情報収集が無意味というわけではありませんが、失業認定申告書に記載できる活動ではありません。
転職系のYouTube動画の視聴や就職情報誌の購入・閲覧なども、同様に対象外です。
「これは実績になるか」と迷ったときは、事前に管轄のハローワークへ問い合わせるのがもっとも確実です。



地域によって運用に差がある場合もあるため、公式窓口への確認を習慣にしておきましょう。
求職活動をしたふりはバレる?虚偽申告のリスク
「活動していないけど申告書には書いてしまおう」という考えは非常に危険です。
ハローワークには実績の真偽を確かめる手段があり、虚偽が発覚した場合は重いペナルティが待っています。
具体的にどのようなリスクがあるのか、順を追って説明します。
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ハローワークが実績を確認する仕組み
「どうせバレない」という考えは大きな誤解です。
ハローワークは複数の手段を使って求職活動の実態を把握しています。
| 調査対象 | 確認方法 |
|---|---|
| 求人への応募 | 応募先企業の採用担当者へ電話確認 |
| セミナー参加 | 主催者への参加者リスト照会 |
| 職業相談 | ハローワーク内の相談記録を確認 |
| 転職エージェント面談 | エージェントへの面談記録照会 |
不正受給の疑いが生じた場合、応募先企業へ直接問い合わせが入ることがあります。
架空の企業名を書いた場合はもちろん、実際には応募していない企業を記載した場合でも、照会によって発覚します。
雇用保険適用事業所からの報告や第三者からの通報がきっかけになるケースもあります。
自己申告が基本の制度ではありますが、必要に応じて裏付け確認が行われる仕組みになっているため、正確な申告が求められます。



「バレないだろう」という油断が、後に大きな代償につながります。
「ふり」がバレるパターン
虚偽申告が発覚する流れを具体的に把握しておきましょう。
- 応募先企業への電話確認で「そのような応募はない」と判明する
- セミナー主催者への照会で参加者リストに名前がない
- 過去の申告内容と矛盾する記載が見つかる
- 知人・元同僚からの内部告発や通報
- ハローワークの定期的な抜き打ち調査にかかる
「存在しないセミナーの日付を書く」「同じ企業に何度も応募したように見せる」といった矛盾のある申告は、記録との照合で即座に発覚します。
また、大手転職サイトとの情報連携により、応募履歴の矛盾も照合できる体制が整いつつあります。



SNSへの投稿から発覚したケースも報告されています。どこで尻尾を掴まれるか分かりません。
嘘がバレた場合のペナルティ(3倍返し)
虚偽申告が発覚した場合、雇用保険法に基づいて非常に重い処分が科されます。
返金だけで済むわけではありません。
| ペナルティの種類 | 内容 |
|---|---|
| 支給停止 | 不正発覚以降の基本手当は支給されない |
| 返還命令 | 不正受給した全額を返還 |
| 納付命令 | 不正受給額と同額を追加で納付(合計2倍) |
| 延滞金 | 年3〜5%程度の延滞金が加算される場合あり |
| 刑事罰 | 詐欺罪として10年以下の懲役の可能性 |
返還命令と納付命令を合計すると、不正に受け取った金額の最大3倍を支払う計算になります。
これが「3倍返し」と呼ばれる所以です。
金銭的な負担にとどまらず、受給資格を失うため今後の失業給付も受け取れなくなります。
悪質なケースでは刑事告発に発展することもあるため、「少しくらい」という軽い気持ちは禁物です。
インターネット応募や職業相談など、自宅でも数分で実績を作れる手段が複数あります。



リスクを背負って虚偽申告をするより、正直に実績を積む方がずっと自分のためになります。
求職活動実績作りにはリクルートエージェントがおすすめ
実績と転職活動を同時に動かしたいなら、リクルートエージェントが特に使いやすいサービスです。
求職活動実績の観点でも活用できるうえ、求人数・支援の手厚さともに業界トップクラスのサポートを無償で受けられます。


- キャリア面談が求職活動実績としてカウントされる
- 主催するオンラインセミナーも実績として認められる
- アーカイブ動画の視聴でも実績を作れる場合がある
- 面談・セミナーともに完全無料・オンライン対応
キャリア面談では担当アドバイザーが経歴・希望条件をヒアリングし、非公開案件を含む求人を提案してくれます。
面談後には証明書を出してもらえるため、ハローワークへの申告で書類に困ることもありません。
さらに、リクルートエージェントが開催するオンラインセミナーは業界別・職種別など種類が豊富で、週に複数回実施されています。
アーカイブ動画の視聴も実績として扱われるケースがあり、都合のいい時間に活用できる点が好評です。
面談1回とセミナー1回を組み合わせると、外出ゼロで2回分の実績を1日でそろえることも現実的です。



実績を積みながら転職も前に進めたい人は、登録を検討してみてください。
| 概要 | |
|---|---|
| サービス名 | リクルートエージェント |
| 運営会社 | 株式会社インディードリクルートパートナーズ |
| 公開求人数 | 約740,000件 |
| 対応地域 | 全国 |
| 公式サイト | https://www.r-agent.com/ |
求職活動実績に関するよくある質問
実績に関してよく挙がる疑問をまとめました。
応募1回だけでも実績にカウントされますか?
はい、1社への応募で1回分の求職活動実績としてカウントされます。
ハローワーク・転職サイトのどちら経由でも対象です。
同じ企業への重複応募は1回分しか記録されないため、2回分必要なときは別の2社に応募しましょう。
同じ日に複数回の実績を作れますか?
活動の種類によって変わります。
ネット応募は1社ごとにカウントされるため、同じ日に2社応募すれば2回分の実績になります。
職業相談やセミナーは1日に何度行っても1回分しか認められません。
同日に2回分を稼ぎたいなら、ネット応募と職業相談など、異なる種類の活動を組み合わせるのが効率的です。
ハローワークで実績の内容は確認されますか?
はい、状況次第で確認が入ります。
不正が疑われる場合は、応募先への問い合わせやセミナー主催者への照会が行われます。
いざというときのために、応募確認メールや受講証明書は認定日を過ぎても保管しておくことをお勧めします。
インターネット応募は本当に実績として認められますか?
はい、転職サイトやハローワークのサービスからの応募は正式な求職活動実績です。
不合格・辞退のいずれの結果になっても、実績としての扱いは変わりません。
申告書には企業名と応募日を正確に記載し、確認メールや完了画面の画像を手元に残しておきましょう。
セミナー受講は何回まで実績として認められますか?
異なるセミナーに参加するたびに1回分の実績として積み上がり、回数の上限はありません。
同じ内容を繰り返し受講しても求職活動とはみなされにくいため、テーマを変えながら参加するのが賢明です。
セミナー一辺倒にならず、ネット応募や職業相談とうまく組み合わせていきましょう。
まとめ
失業保険を受け取り続けるには、認定日のたびに求職活動実績を用意することが前提です。
初回は1回、2回目以降は2回以上が最低ラインです。
ネット応募・職業相談・オンラインセミナーなど、スマホひとつで完結する手段も揃っているので、難しく考えすぎる必要はありません。
一方で、求人を見るだけ・転職サイトに登録するだけといった行動は対象外です。
応募・相談・参加のいずれかを実際にやり切ったかどうかが、実績として認められるかの分岐点です。
実績がないにもかかわらず申告書に書いてしまう虚偽申告は、発覚すれば不正受給額の最大3倍の返還を迫られる可能性があることを覚えておきましょう。



エージェントの面談やセミナーを通じて、実際の転職活動にも勢いをつけていきましょう。


運営者情報
「トレオンメディア」は東京都渋谷区にオフィスを構える株式会社トレオンが運営しています。当社は厚生労働省から有料職業紹介事業の認可を取得し、求職者の転職支援や求人企業の採用活動のサポートをメインに活動しております。
| 会社名 | 株式会社トレオン |
| 所在地 | 東京都渋谷区恵比寿西1-33-6 1F |
| 公式サイト | https://tleon.co.jp/ |
| 法人番号 | 6011001157541(国税庁) |
| 有料職業事業厚生労働大臣許可番号 | 13-ユ-316110(人材サービス総合サイト) |
| 適格請求書事業者登録番号 | T6011001157541(国税庁) |
2026年1月時点
