ハローワークのパソコン検索は求職活動実績になる?認められる条件を解説

ハローワークのパソコン検索は求職活動実績になる?認められる条件を解説

ハローワークに置かれた検索用のパソコンで求人を探した日は、求職活動実績として書けるのか迷いやすいところです。

結論として、検索機の利用だけでは実績になりません

ただし窓口での職業相談や応募と組み合わせれば、同じ来所で実績を確保できます。

この記事では、検索機の利用が対象外とされる理由と、実績につなげる具体的な手順を解説します。

失業認定申告書の書き方や、検索以外で実績を作る方法もまとめました。

あわせて、2026年9月以降に予定されている求人検索用パソコンの利用終了についても触れています。

編集部

せっかく足を運んだ日を無駄にしないため、組み合わせ方から押さえておきましょう。

求職活動実績作りにはがおすすめ
1

キャリア面談1回で求職活動実績に

2

セミナー・動画視聴も実績にカウント

3

キャリア面談+セミナーで1日に2回分の実績も

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関連記事:失業保険の求職活動実績の作り方10選!認められない活動や注意点を解説

目次

ハローワークのパソコン検索だけでは求職活動実績にならない

検索用のパソコンで求人を眺めた時間は、失業認定の場では活動として数えられません。

まずは対象外とされる根拠と、実績になる側の線引きを確認しておきましょう。

求人検索機の利用のみは実績の対象外と案内されている

労働局が配布する受給者向けの案内には、実績になる活動とならない活動が並べて示されています。

そのなかで求人検索機の利用のみは、実績にならない代表例として挙げられています。

インターネットや情報誌で求人情報を閲覧しただけの場合も同じ扱いです。

ハローワークでの行動実績の扱い
求人検索機の利用のみ対象外
雇用保険など就職支援以外の相談対象外
窓口での職業相談1回分としてカウント
窓口での職業紹介1回分としてカウント
就職支援セミナーの受講1回分としてカウント
出典:神奈川労働局|雇用保険受給者のみなさまへ
編集部

検索機の前で1時間粘っても、それだけでは0回のままなので気をつけましょう。

検索だけでは相談や応募の記録が残らない

実績として認められる活動には、第三者が確認できる記録が必要です。

窓口で相談した場合は担当者の対応履歴が残り、求人へ応募すれば企業側にも応募記録が残ります。

一方で、パソコンで求人を検索するだけでは第三者が確認できる記録が残らず、活動を証明する材料にはなりません。

検索履歴を印刷したとしても、応募や相談などの具体的な行動につながらなければ、扱いは変わりません。

編集部

求職活動として認められるには、記録に残る行動まで進めることが重要です。

実績になるのは窓口での相談や求人への応募から

ハローワークでの活動のうち、求職活動実績として認められるのは、窓口での職業相談や職業紹介です。

また、就職支援を目的としたセミナーの受講も、1回分の実績として扱われます。

求人への応募は、電話・郵送・インターネット経由など方法を問わず対象です。

そのため、検索機は実績につながる活動を探すための入口として活用するのが適切です。

求人を検索するだけで終わらせず、相談や応募など記録に残る行動まで進めることが大切です。

編集部

以下の記事も参考にしてください。

関連記事:ハローワークの職業相談は実績作りになる?質問例やすぐ終わらせる方法も解説

ハローワークのパソコン検索を求職活動実績につなげる方法

検索機を使った日を求職活動実績につなげるには、あと一歩の行動が必要です。

ここでは、来所した流れのまま取り組める4つの方法を紹介します。

気になる求人を印刷して窓口で職業相談を受ける

もっとも手軽な方法は、印刷した求人票を持って相談窓口へ行くことです。

求人票を見せながら質問すれば、相談内容を一から考える必要がありません。

応募条件を満たしているか、似た求人がないかを確認するだけでも、職業相談として扱われます。

相談した記録が残るため、その日の活動を求職活動実績の1回分として申告できます。

編集部

印刷した求人票は相談後も手元に残るため、応募先を比較検討するときにも役立つでしょう。

検索した求人にその場で応募まで進める

求人への応募まで進めれば、それだけで1回分の求職活動実績になります。

ハローワークの求人は、基本的に窓口で紹介を受けて応募する流れです。

ただし、自分で応募できる求人であれば、オンラインから手続きを行った場合も実績として扱われます。

編集部

応募先の企業名や応募日は、その場でメモしておくと、失業認定申告書を記入する際にスムーズです。

以下の記事では、応募のみで実績を作る方法と失業認定申告書の書き方を解説しています。

関連記事:求職活動実績は応募のみで作れる?書き方と注意点を解説

紹介状の発行まで頼んで記録を残す

応募したい求人が決まったら、窓口で紹介状の発行を依頼します。

紹介状は担当者が求人先へ連絡したうえで発行される書類です。

職業紹介として記録が残るため、実績としても確実性が高い方法です。

編集部

紹介状には有効期限があるので、受け取ったら早めに応募手続きを進めましょう。

同じ来所で相談と応募を分けて2回分にする

異なる種類の活動であれば、同じ日に行ってもそれぞれ別の実績として扱われます。

たとえば、職業相談で1回分、求人への応募でもう1回分という形で、合計2回分の実績にすることが可能です。

ただし、同じ日に職業相談を2回受けた場合は、1回分の実績として扱われます。

基本的な失業認定では2回以上の求職活動実績が必要なため、1日の来所で必要回数を満たせる場合もあります。

編集部

ハローワークへ何度も足を運ぶ負担を減らしたい方にとって、効率的な進め方です。

求職活動実績を効率的に作るなら、以下の記事もおすすめです。

関連記事:求職活動実績は1日で2回分作れる?素早く作る方法やNG行動を解説

ハローワークのパソコンでできること

検索機は、求人を探すだけのためのものではありません。

できることを把握しておけば、1回の来所で進められる求職活動の幅が広がります。

ここでは、ハローワークの検索用パソコンでできることを紹介します。

検索用パソコンでできること

条件を絞って全国の求人を探せる

職種や勤務地、賃金、雇用形態などの条件を組み合わせて、希望に合った求人を検索できます。

管轄地域の求人だけでなく、全国の求人を対象に探せる点も特徴です。

また、自宅から利用できるハローワークインターネットサービスと同じ求人情報を確認できます。

編集部

条件を広げたり絞り込んだりしながら、相談したい求人をあらかじめ選んでおくと、来所時の手続きもスムーズです。

求人票を印刷して持ち帰れる

気になる求人は、その場で印刷して持ち帰ることができます。

印刷した求人票は、相談窓口で職業相談を受ける際の資料として活用できます。

手元に残しておけば、応募先を家族と相談したり、後から比較検討したりするときにも便利です。

編集部

ただし、印刷枚数に上限を設けているハローワークもあるため、必要な求人を選んで印刷しましょう。

応募書類の作成に使える

所によっては、履歴書や職務経歴書を作成できるパソコンが用意されています。

印刷やデータ保存に対応しているかはハローワークごとに異なるため、利用前に受付で確認しましょう。

ただし、書類を作成しただけでは求職活動実績にはなりません。

応募などの具体的な行動まで進めることで、実績としてカウントされます。

編集部

作成した書類は、USBメモリやクラウドにも保存しておくと、紛失時にも安心です。

職業訓練の講座情報も調べられる

検索機では、求人だけでなく職業訓練の講座情報も確認できます。

職業訓練とは、再就職に必要な知識やスキルを身につけるための公的な訓練制度です。

事務、IT、介護、ものづくりなど、さまざまな分野の講座が用意されています。

興味のある講座が見つかった場合は、そのまま窓口で相談することで求職活動実績につながります。

公共職業訓練などで受講指示を受けた場合は、条件によって雇用保険の給付日数が延長されることがあります。

編集部

募集には締切があるため、気になる講座を見つけたら早めに相談しておきましょう。

なお、厚生労働省の案内によると、全国のハローワークおよび附属施設では、2026年9月以降に求人検索用パソコン(来所者端末)の利用が終了します。

終了後は、自分のスマートフォンやハローワークの相談窓口での求人検索、貸し出し用のタブレット端末を使って求人を探す形に切り替わります。

終了時期は地域によって異なり、たとえば神奈川県内では2026年9月4日から10月25日にかけて順次終了する予定です。

探し方の手段が変わっても、実績にするには相談や応募まで進める必要がある点は変わりません。

編集部

今後は窓口での相談がこれまで以上に大切になるので、探したい求人の条件を整理してから来所すると相談がスムーズです。

ハローワークのパソコンを使う流れ

初めて使う場合も、受付から相談までの流れは4ステップで終わります。

STEP

受付で利用を申し出る

総合受付で求人検索の利用を伝えると、空いている席を案内してもらえます。

受給中の方は受給資格者証を持参してください。

編集部

混雑する時間帯は待ちが出るので、午前の早い時間が狙い目です。

STEP

検索条件を入力して求人を絞り込む

職種や勤務地、希望する賃金などを入力して候補を狭めます。

条件を厳しくしすぎると候補が消えるため、段階的に広げるのがコツです。

編集部

操作に迷ったら近くの職員に教えてもらいましょう。

STEP

応募したい求人を印刷する

候補が決まったら求人票を印刷します。

求人番号が入った紙があると、窓口でのやり取りが早く終わります。

編集部

比較したい求人は2〜3件まで絞ると相談が散りません。

STEP

そのまま相談窓口へ回る

印刷した求人票を持って相談窓口へ向かいます。

ここまで進めて初めて、その日の活動が実績として記録されます。

編集部

相談だけで終わらせず、応募まで決められると2回分になりますね。

パソコン検索を使った求職活動の申告書の書き方

失業認定申告書には、実際に記録が残る活動だけを書きます。

書き方の型を覚えておけば、認定日の窓口で聞かれても答えられます。

活動日と利用した機関名を正式名称で書く

求職活動を行った日付と、利用した機関の名称を記入します。

機関名は略称ではなく、「ハローワーク名古屋中」のように正式名称で記載しましょう。

求人へ応募した場合は、機関名の欄に応募先の企業名を記入します。

編集部

日付や機関名を後から思い出そうとすると間違いやすいため、活動した当日にメモしておくと安心です。

活動内容は相談や応募の事実で書く

活動内容の欄には、相談したテーマや応募の事実を書きます。

職業相談なら相談したテーマと受けた助言の2点で十分です。

応募の場合は、応募方法と選考の状況を添えると内容が伝わります。

編集部

長々と書く必要はなく、事実が伝わる一言でまとめれば問題ありません。

検索しただけの日は活動欄に書かない

検索機を使っただけの日は、活動として記入できません。

実績にならない活動を書いても回数には数えられず、確認に時間がかかるだけです。

事実と異なる内容を書けば不正受給として扱われるおそれもあるので注意してください。

編集部

回数が足りないときは正直に申告して、次の期間で立て直しましょう。

関連記事:求職活動実績が足りないとどうなる?認定日前日・当日別に間に合わせる方法を解説

ハローワークで求職活動実績にならない行動

検索機の利用以外にも、実績として数えられない行動があります。

認定日の直前に気づくと立て直しが難しいため、先に線引きを押さえましょう。

実績にならない行動実績にするための一歩
求人検索機を使っただけで帰る窓口で職業相談を受ける
求人サイトを眺めるだけで終わる応募ボタンを押すまで進める
知人に紹介を頼むだけ公的機関や紹介会社で相談する
履歴書を書いただけで応募しない作成した書類で応募する
就職支援以外の相談で窓口へ行く就職に関するテーマで相談する
出典:神奈川労働局|雇用保険受給者のみなさまへ

いずれも記録が残る段階まで進んでいないという共通点があります。

編集部

迷ったら「誰かが確認できる記録が残るか」で判断すると間違いません。

ハローワークのパソコン検索以外で求職活動実績を作る方法

来所が難しい月は、別の方法で回数を確保する選択肢があります。

窓口で職業相談を受ける

多くのハローワークでは、予約なしで職業相談を受けられます。

相談内容によっては、10分程度で終わることも珍しくありません。

毎回相談するテーマを変えれば、継続して利用する場合でも内容が重複しにくくなります。

認定日の翌日や月曜日は混雑しやすいため、比較的空いている平日の中頃を選ぶと、待ち時間を短縮しやすいでしょう。

オンラインセミナーを受講する

ハローワークや公的機関、職業紹介事業の許可・届出を受けた事業者が実施する就職支援セミナーは、求職活動実績として認められる場合があります。

自宅から参加できるため、来所する時間を確保しにくい月にも取り組みやすい方法です。

申し込む前に、受講証明書が発行されるかどうかを確認しておきましょう。

なお、就職支援を目的としていないセミナーは対象外となる場合があるため、内容や対象者を事前に確認することが大切です。

編集部

以下の記事もぜひチェックしてみてください。

関連記事:オンラインセミナーは求職活動実績になる?おすすめのセミナーと認定条件を解説

転職エージェントの面談を受ける

国から許可や届出を受けた事業者との面談は、ハローワークの職業相談と同じ扱いです。

面談で紹介された求人に応募すれば、同じサービスで2回分をそろえられます。

リクルートエージェントをはじめ、多くの転職エージェントではオンライン面談に対応しています。

自宅から実績を作りたい方はチェックしてみてください。

編集部

登録だけでは実績にならないので、面談の予約まで進めておきましょう。

関連記事:リクルートエージェントのオンラインセミナーは求職活動実績になる?

再就職に関連する資格試験を受験する

再就職に役立つ国家試験や検定を受験した場合は、求職活動実績として認められる場合があります。

申告に備えて、受験票や結果通知など、受験したことを確認できる書類は保管しておきましょう。

一方で、試験勉強だけでは求職活動実績にならないため、実際に受験することが必要です。

編集部

万が一に備え、受験票は写真を撮って保存しておくと安心です。

ハローワークのパソコン検索と求職活動に関するよくある質問

最後にハローワークのパソコン検索と求職活動実績によくある質問をまとめました。

閲覧だけで実績になるハローワークもある?

労働局の案内では、求人検索機の利用のみは実績にならない活動として示されています。

ネット上には認められたという書き込みも見られますが、管轄の窓口で確認するのが確実です。

検索機の利用でハンコはもらえる?

検索だけでは記録が残らないため、押印の対象にはなりません。

職業相談やセミナーの受講など、求職活動として認められる行動を行うと、必要に応じて活動記録が残ります。

パソコンの利用に予約は必要?

予約なしで使える所が多く、受付で申し出れば席を案内してもらえます。

台数が限られる所では待ち時間が出るため、混雑する時間帯を避けてください。

1日に何回まで使える?

利用回数そのものに決まりはなく、時間制限を設けている所もあります。

ただし何回使っても実績の回数は増えないため、相談や応募と組み合わせてください。

自宅のパソコンで探した求人でもいい?

自宅から応募まで進めれば、実績として申告できます。

応募完了メールを保存しておけば、確認を求められたときにも答えられます。

2026年9月以降、全国のハローワークで求人検索用パソコンの利用が順次終了します。

終了後は自分のスマホや相談窓口での検索、貸し出し用のタブレットで求人を探せますが、実績にするには相談や応募まで進めてください。

関連記事:求職活動実績のインターネット応募は確認される?確認される条件と書き方を解説

まとめ

この記事では、ハローワークのパソコン検索が求職活動実績になるかを解説しました。

検索機で求人を探すだけでは求職活動実績になりませんが、職業相談や求人への応募など、記録に残る行動まで進めることで実績として認められます

職業相談と求人への応募を組み合わせれば、1回の来所で通常の失業認定に必要な2回分の求職活動実績を満たすことも可能です。

来所が難しい場合は、オンラインセミナーや転職エージェントとの面談なども活用し、自分に合った方法で計画的に求職活動を進めましょう。

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