SBI証券は、オンライン証券取引サービスを中心に事業を展開する証券会社です。
個人投資家向けの証券取引サービスに加え、投資銀行業務や資産運用コンサルティングサービスも提供しています。
SBIグループの中核企業として、金融サービス業界で圧倒的なシェアを誇る存在です。
本記事では、SBI証券の平均年収や年代・役職別の年収、中途採用の難易度についても解説します。

SBI証券への転職・就職を考えている方は、ぜひ本記事を参考に情報を集めてくださいね。
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本記事の要点はこちら
SBI証券の平均年収は?
OpenWorkによるとSBI証券の平均年収は約701万円です。
平均年齢34歳、年収範囲は240万円~1,430万円となっています。
SBI証券の年代別年収は?
年代 | 平均年収 |
---|---|
20代 | 483万円 |
30代 | 630万円 |
40代 | 797万円 |
年功序列の傾向があり、年齢とともに着実に年収が上がる給与体系です。
SBI証券の中途採用率は?
具体的な数値は公開されていませんが、平均年齢34歳という数値から、中途採用を積極的に行っていると考えられます。
SBI証券の平均年収は701万円|同業他社との比較
SBI証券の平均年収について、詳しく見ていきましょう。
OpenWorkのデータによると、SBI証券の平均年収は701万円となっています。
証券業界全体の平均年収と比較しても、競争力のある水準といえるでしょう。
SBI証券と他社の年収を比較
企業名 | 平均年収 | データソース |
---|---|---|
SBI証券 | 701万円 | OpenWork |
野村證券 | 1,455万円 | 有価証券報告書 |
大和証券グループ | 927万円 | 有価証券報告書 |
みずほ証券 | 858万円 | 有価証券報告書 |
松井証券 | 756万円 | 有価証券報告書 |
同業他社と比較すると、SBI証券の平均年収は証券業界の中では中堅レベルに位置しています。
野村證券や大和証券グループなどの大手総合証券会社と比較すると年収水準は低めですが、平均年齢が34歳と若いことを考慮すると妥当な水準といえるでしょう。
また、オンライン証券という事業特性を活かした効率的な経営により、安定した給与水準を維持している点が特徴的です。



今後も成長が期待される分野であり、将来的な年収アップの可能性も十分にあるといえます。
SBI証券における給与体系|年代別・役職別の年収は?
SBI証券の給与体系について、年代別・役職別の詳細なデータを見ていきましょう。
同社では年功序列の要素を残しつつ、成果主義的な側面も取り入れた給与制度を採用しています。
特に営業部門では個人の業績が年収に大きく影響する傾向があります。
役職別の年収
SBI証券では職種によって年収水準に差があることが分かっています。
OpenWorkのデータによると、営業職の平均年収は602万円、バックオフィス職は783万円となっており、バックオフィス職の方が高い水準です。
完全事務仕事の中では、それなりに高い給料はもらえていると思います。
引用:OpenWork|年収・給与制度|バックオフィス、在籍5~10年、現職、中途入社、男性
バックオフィス職により専門性の高いスキルが求められることや、システム開発・運用などの技術職が含まれることが影響していると考えられます。
一方で営業職は個人の成績によって年収が大きく変動し、優秀な営業担当者であれば1,000万円を超える年収を得ることも可能でしょう。
年代別の年収
SBI証券の年代別年収を詳しく見ると、20代後半から30代前半にかけて大幅な年収アップが期待できます。
年齢 | 平均年収 | 年収レンジ |
---|---|---|
25歳 | 483万円 | 341万円~685万円 |
30歳 | 630万円 | 445万円~894万円 |
35歳 | 755万円 | 532万円~1,071万円 |
40歳 | 797万円 | 562万円~1,130万円 |
45歳 | 771万円 | 544万円~1,093万円 |
特に30代で600万円台、40代で800万円近い年収水準に達しており、安定したキャリアアップが可能な環境といえるでしょう。
基本的に年功序列。平均年収は高いが、プロパーは昇給しない。
引用:OpenWork|年収・給与制度|マーケティング、在籍3年未満、現職、新卒入社、男性
40代をピークに年収がやや下がる傾向がありますが、これは管理職への昇進パターンの違いや、個人の成績による影響と考えられます。
年収レンジの幅が広いことからも、個人の能力や成果によって大きく年収が変わる給与制度であることが分かります。
残業代
SBI証券では残業代は給与全体の約14%を占めており、基本給に対して適切に支給されています。
管理職でない限りは残業代もでる。
引用:OpenWork|年収・給与制度|専門系、在籍5~10年、退社済み、中途入社、女性
月平均残業時間は33.1時間となっており、証券業界としては標準的な水準といえるでしょう。



デジタル化の推進により業務効率化が進んでおり、今後は残業時間の削減も期待できそうです。
賞与(ボーナス)
SBI証券の賞与は給与全体の約2%程度と、他の証券会社と比較してやや低めの水準です。



基本給重視の給与体系を採用していることが影響していると考えられます。
賞与の支給回数は年2回が基本で、会社の業績や個人の成績に応じて支給額が決定されます。
営業職では個人の売上成績が賞与に反映されやすく、優秀な成績を収めれば相応の賞与を期待できるでしょう。
男女の年収差
SBI証券では男女の年収格差についての具体的なデータは公開されていません。
ただし、金融業界全体として女性の活躍推進に取り組んでおり、性別による待遇差は少ないと考えられます。
特にオンライン証券という事業特性上、ITスキルや専門知識を重視する傾向があり、性別に関係なく能力に応じた評価が行われているようです。
ワーママがたくさんいるので、休みは取りやすく,女性が長く働ける環境ではあります。
引用:OpenWork|女性の働きやすさ|バックオフィス、在籍5〜10年、現職、中途入社、女性
産休・育休制度も整備されており、女性が長期的にキャリアを築ける環境が整いつつあるといえるでしょう。
SBI証券の働き方|残業時間・離職率・福利厚生は?
SBI証券で働く上で気になる労働環境について詳しく見ていきましょう。
働き方改革を積極的に推進しており、従業員の働きやすさ向上に取り組んでいます。
特にデジタル化による業務効率化により、労働時間の削減や生産性向上を図っているのが特徴です。
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残業時間
SBI証券の月平均残業時間は33.1時間で、証券業界全体と比較すると標準的な水準です。
項目 | 時間・率 |
---|---|
月平均残業時間 | 33.1時間 |
有給消化率 | 62.6% |
有給消化率は62.6%と比較的良好で、働きやすい環境づくりに取り組んでいることが分かります。
部署によって残業時間に差があり、システム開発部門やコールセンターなどは比較的残業が少ない傾向があります。



営業部門や管理部門では、繁忙期には残業が増える傾向がありますが、全体的には管理された範囲内といえるでしょう。
離職率・平均勤続年数
SBI証券の具体的な離職率は公開されていませんが、平均年齢34歳という数値から、比較的若い社員が中心の組織であることが分かります。
金融業界特有の転職の多さもありますが、キャリアアップを目指す転職が多い傾向があります。
SBI証券での経験は転職市場で高く評価される傾向があり、キャリア形成の場として活用する社員も少なくありません。
福利厚生
SBI証券では充実した福利厚生制度を提供しており、従業員の生活をサポートする体制が整っています。
制度名 | 内容 |
---|---|
社会保険 | 健康保険・厚生年金・雇用保険・労災保険完備 |
確定拠出年金制度 | 401k制度を導入、奨励金として拠出金額の30%を付与 |
総合福祉団体定期保険 | 団体保険に加入、保険金を被保険者もしくは遺族に支払い |
団体長期障害所得補償保険 | GLTD制度により所得を補償 |
キャリアオープン制度 | 社内公募制度を導入 |
資格取得支援制度 | 業務に関連する資格取得費用を会社が負担 |
特に確定拠出年金制度では会社からの奨励金があり、将来の資産形成をしっかりとサポートしています。
また、金融業界で働く上で必要な資格取得についても会社が費用を負担するなど、スキルアップ支援も手厚いのが特徴です。
健康面でのサポートも充実しており、定期健康診断やストレスチェック、インフルエンザ予防接種なども実施されています。
キャリアパス
SBI証券では多様なキャリアパスが用意されており、個人の適性や希望に応じて成長できる環境が整っています。
技術力があると、システム開発部門はどんどん上がりやすい傾向です。
引用:OpenWork|働きがい・成長|PM、在籍5~10年、現職、中途入社、男性
営業職から管理職への道筋はもちろん、専門職としてのスペシャリストを目指すことも可能です。
また、グループ内での異動や、社内公募制度を活用したキャリアチェンジの機会も豊富に用意されています。
特にデジタル分野やフィンテック領域での知識・経験を積むことで、将来性の高いキャリアを築くことができるでしょう。
SBI証券はどんな会社?|年収が高い理由・今後の展望も解説
SBI証券という会社の特徴や事業内容について詳しく見ていきましょう。
同社の年収水準の背景には、安定した事業基盤と成長性があります。
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主な事業・サービス内容
項目 | 内容 |
---|---|
社名 | 株式会社SBI証券 |
本社所在地 | 東京都港区六本木一丁目6番1号 |
従業員数 | 1,219人 |
設立 | 1999年 |
資本金 | 543億2,314万6,301円 |
SBI証券は、オンライン証券取引サービスを中心とした総合証券サービスを提供しています。
主力事業である個人投資家向けの証券取引サービスでは、業界トップクラスの口座数を誇り、圧倒的な市場シェアを確立しています。
投資銀行業務、資産運用コンサルティングサービス、海外拠点も含めた機関投資家向け各種ビジネスなど、幅広い金融サービスを展開する企業です。
SBIグループの中核企業として、デジタル・リテール、ウェルス・マネジメント、グローバル・マーケッツ、インベストメント・バンキングの4つの事業領域で総合的な証券サービスを提供しています。
年収が高い理由
SBI証券の年収水準が高い理由として、まず安定した収益基盤があります。
オンライン証券業界での圧倒的なシェアにより、継続的で安定した収益を確保できているためです。
また、デジタル化による業務効率化により、少数精鋭で高い生産性を実現していることも年収水準の高さに寄与しています。



専門性の高さや、ITスキルと金融知識の両方を兼ね備えた人材の希少性も、高い給与水準を支える要因となっています。
今後の展望
SBI証券の今後の展望は非常に明るいといえるでしょう。
個人の資産形成ニーズの高まりや、NISA制度の拡充などにより、オンライン証券市場の拡大が期待されています。
AI・ビッグデータを活用した新サービスの開発や、暗号資産事業の拡大など、新しい金融サービス領域での成長機会も豊富です。
海外展開も積極的に進めており、アジア地域を中心とした国際的な事業拡大により、さらなる成長が見込まれます。



従業員の年収水準も今後さらに向上する可能性が高いでしょう。
まとめ
SBI証券の年収について詳しく解説してきました。
平均年収は701万円で、証券業界の中では中堅レベルの水準となっています。
年代別では20代後半から30代前半にかけて大幅な年収アップが期待でき、40代で800万円近い年収に達する可能性があります。
SBI証券は安定した事業基盤と将来性を兼ね備えた企業であり、オンライン証券市場の拡大やデジタル化の進展により、今後さらなる成長が期待できます。
金融業界でのキャリアを考えている方にとって、非常に魅力的な転職先の一つといえるでしょう。



転職を検討される際は、自身のスキルや経験を活かせる職種を選ぶことをおすすめします。
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![]() ![]() パソナキャリア | 【年収アップ率61.7%】 ・35〜45歳の転職に強い ・年収800万円の求人多数 |
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