投資銀行への転職は、現職からの年収アップを期待できることもあり、転職市場で人気を集めています。
しかし、投資銀行関連の求人は他の業種よりも少なく、転職のハードルは高くなりがちです。
そこで本記事では、投資銀行への転職活動で利用したい転職エージェントを10社紹介します。
金融業界に強みを持つ転職エージェントを活用すると、スムーズに転職活動を進められるでしょう。

転職エージェントを上手に活用するコツも解説していますので、記事の内容を参考にしてください。
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転職エージェントは…
ハイクラス向け転職エージェント3選
サービス名 | 特徴 |
---|---|
![]() ![]() JACリクルートメント | 【圧倒的な顧客満足度】 ・7年間オリコンNo.1(※) ・43万人の支援実績あり |
![]() ![]() パソナキャリア | 【年収アップ率61.7%】 ・35〜45歳の転職に強い ・年収800万円の求人多数 |
![]() ![]() ASSIGN | 【若手ハイクラス向け】 ・20代の転職に強い ・支援実績は2,000人以上 |
投資銀行(外銀)に強い転職エージェント10選
まずは、外資系を含む投資銀行に強い転職エージェントについて、一覧で比較します。
エージェント名 | 求人数 |
---|---|
MWH HR Products金融 | 非公開 |
JACリクルートメント | 20,614件 |
パソナキャリア | 47,780件 |
コトラ | 30,705件 |
Myvision | 非公開 |
ビズリーチ | 155,191件 |
ロバート・ウォルターズ | 2,003件 |
エンワールド | 1,100件 |
ムービン・ストラテジック・キャリア | 非公開 |
コンコードエグゼクティブ | 159件 |
MWH HR Products金融


- 三井物産グループ企業の求人を多数保有
- 金融業界に精通したエージェントがサポート
- ハイクラス求人も取り扱い
MWH HR Products金融は、金融業界への転職支援に強みを持つ転職エージェントです。
三井物産グループの求人を多数取り扱っており、投資銀行や証券、アセットマネジメントなど幅広い分野の求人を保有しています。
公式サイトによると、転職決定者の平均年収は800万円で、転職による年収アップが期待できます。
金融業界に精通したエージェントから専門的なサポートを受けられるため、理想のキャリアを実現できるでしょう。
\金融業界の転職におすすめ/
公式サイト:https://job.mwhhrp.com/lp/finance/
概要 | |
---|---|
サービス名 | MWH HR Products |
運営会社 | MWH HR Products株式会社 |
ハイクラス向けの求人数 | 非公開 |
対応地域 | 全国 |
公式サイト | https://job.mwhhrp.com/lp/finance/ |
JACリクルートメント


- 金融業界・グローバル企業への転職実績が豊富
- 国内外の求人を幅広く取り扱う
- 企業とのマッチング精度が高い
JACリクルートメントは、ハイクラス層の転職に特化した転職エージェントです。
オリコン顧客満足度調査のハイクラス・ミドルクラス転職で7年連続1位を獲得しており、きめ細やかなサポートが期待できます。
JACリクルートメントの大きな特徴は、外資系やグローバル企業への転職支援実績が豊富なことです。
英語力を活かして外資系投資銀行への転職を検討している方は、JACリクルートメントを利用してみてはいかがでしょうか。
概要 | |
---|---|
サービス名 | JACリクルートメント |
運営会社 | 株式会社ジェイエイシーリクルートメント |
投資銀行向けの求人数 | 1,477件 |
対応地域 | 全国 |
公式サイト | https://www.jac-recruitment.jp/ |
パソナキャリア


- 国内最大級の転職エージェント
- 日系投資銀行への転職に強い
- 全国47都道府県に拠点を持つ
パソナキャリアは、年収800万円以上のハイクラス求人を多数保有している転職エージェントです。
公式サイトによると、転職後の年収アップ率は61.7%となっており、現職よりも高年収を期待できます。
パソナキャリアを利用するメリットは、全国にある営業拠点で転職に関する相談ができることです。
金融業界に精通したコンサルタントからサポートを受けられるため、あなたの専門性を活かせる求人を提案してもらえるでしょう。
概要 | |
---|---|
サービス名 | パソナキャリア |
運営会社 | 株式会社パソナ |
投資銀行向けの求人数 | 1,893件 |
対応地域 | 全国 |
公式サイト | https://www.pasonacareer.jp/ |
コトラ


- 投資銀行の転職支援に強い
- 専門職向けの非公開求人も豊富
- 金融業界出身のコンサルタントが徹底サポート
コトラは、金融や投資銀行分野に強みを持つ転職エージェントです。
投資銀行や投資ファンド系の求人を多数保有しており、幅広いポジションの中から転職先を選べます。
コトラの大きな特徴は、応募書類の添削や面接対策が充実していることです。
投資銀行への転職では選考の難易度が非常に高いため、手厚いサポートを受けられることは心強いといえるでしょう。
\金融・コンサル業界に特化/
公式サイト:https://www.kotora.jp/
概要 | |
---|---|
サービス名 | コトラ |
運営会社 | 株式会社コトラ |
ハイクラス向けの求人数 | 31,063件 |
対応地域 | 全国 |
公式サイト | https://www.kotora.jp/ |
Myvision


- 業界に精通したコンサルタントが在籍
- 独自の面接対策資料で徹底サポート
- 企業との条件交渉も依頼できる
Myvisionは、ハイクラス層への転職に特化した転職エージェントです。
投資銀行への転職を検討している方にとっても、有力な選択肢となります。
Myvisionでは独自の選考対策を実施しており、模擬面接を通じて自分の強みを効果的にアピールする方法を指導しています。
内定後の条件交渉や転職後のサポートも提供しているため、長期的なパートナーとして信頼できるサービスといえるでしょう。
\コンサルファーム出身者がサポート/
公式サイト:https://my-vision.co.jp/
概要 | |
---|---|
サービス名 | Myvision |
運営会社 | 株式会社MyVision |
ハイクラス向けの求人数 | 非公開 |
対応地域 | 非公開 |
公式サイト | https://my-vision.co.jp/ |


ビズリーチ


- 企業から直接スカウトが届く
- 即戦力人材に特化したサービス
- 非公開求人も豊富に取り扱い
ビズリーチは、ハイクラス層や即戦力人材に特化した会員制の転職サービスです。
登録後は企業やヘッドハンターからスカウトを受け取れるため、現職が忙しい方でも効率的に転職活動を進められるでしょう。
ビズリーチの特徴は、他の転職サービスと比べて採用プロセスがスピーディーに進むことです。
面接確約スカウトや企業からの直接アプローチにより、効率的に転職活動を進められます。
概要 | |
---|---|
サービス名 | ビズリーチ |
運営会社 | 株式会社ビズリーチ |
投資銀行向けの求人数 | 5,648件 |
対応地域 | 全国 |
公式サイト | https://www.bizreach.jp/ |
ロバート・ウォルターズ


- 外資系・日系グローバル企業への転職に特化
- ハイクラス求人を豊富に取り扱い
- 業界に精通したコンサルタントチームによるサポート
ロバート・ウォルターズは、外資系・日系グローバル企業への転職に強みを持つ転職エージェントです。
投資銀行を含む金融業界や企業の管理部門など、ハイクラス求人を豊富に保有しています。
ロバート・ウォルターズでは面接対策に力を入れており、過去の面接内容や面接官のバックグラウンドを事前にアドバイスしてくれます。
採用難易度の高い投資銀行への転職を検討している方にとって、面接対策を受けられることは大きな安心材料となるでしょう。
概要 | |
---|---|
サービス名 | ロバート・ウォルターズ |
運営会社 | ロバート・ウォルターズ・ジャパン株式会社 |
投資銀行向けの求人数 | 57件 |
対応地域 | 関東・関西圏が中心 |
公式サイト | https://www.robertwalters.co.jp/ |
エンワールド


- 外資系企業と強いネットワークを持つ
- ハイクラス求人を豊富に取り扱う
- 企業とのマッチング精度が高い
エンワールドは、投資銀行を含む外資系や日系グローバル企業への転職支援に強みを持つサービスです。
公式サイトによると、日本国内にある約9割の外資系企業との取引実績があります。
エンワールドを利用するメリットとして、非公開求人を豊富に取り扱っていることがあげられます。
他の転職エージェントや転職サイトでは紹介されない求人も扱っているため、幅広い選択肢の中から応募先を選べるでしょう。
\外資系・年収1,000万円以上の求人が多数/
公式サイト:https://www.enworld.com/
概要 | |
---|---|
サービス名 | エンワールド |
運営会社 | エンワールド・ジャパン株式会社 |
ハイクラス向けの求人数 | 1000件以上 |
対応地域 | 全国 |
公式サイト | https://www.enworld.com/ |
ムービン・ストラテジック・キャリア


- 金融業界に特化した転職エージェント
- 投資銀行出身者からサポートを受けられる
- 非公開求人を豊富に取り扱い
ムービン・ストラテジック・キャリアは、投資銀行やPEファンドなど金融業界に特化した転職エージェントです。
創業28年の実績があり、豊富なノウハウを活かした転職サポートを提供しています。
公式サイトによると国内投資銀行支援実績がNo.1であり、20代の転職も成功に導いています。
金融業界に精通したコンサルタントからサポートを受けられるため、利用を検討してみてはいかがでしょうか。
概要 | |
---|---|
サービス名 | ムービン・ストラテジック・キャリア |
運営会社 | 株式会社ムービン・ストラテジック・キャリア |
投資銀行向けの求人数 | 99件 |
対応地域 | 全国 |
公式サイト | https://www.movin.co.jp/finance/ |
コンコードエグゼクティブ


- 投資銀行・PEファンドへの転職に特化
- 金融業界への転職実績が豊富
- 一人ひとりに合わせたキャリア設計を提案
コンコードエグゼクティブは、投資銀行やPEファンドへの転職支援に強みを持つサービスです。
日本ヘッドハンター大賞初代MVPを受賞した実績があり、質の高い転職サポートを提供しています。
コンコードエグゼクティブの大きな特徴は、求職者一人ひとりに合わせたキャリア設計を行うことです。
キャリアの悩みや不安にもきめ細やかに対応するため、長期的な視点でのサポートを期待できるでしょう。
概要 | |
---|---|
サービス名 | コンコードエグゼクティブ |
運営会社 | 株式会社コンコードエグゼクティブグループ |
投資銀行向けの求人数 | 159件 |
対応地域 | 全国 |
公式サイト | https://concord-ib.careers/ |
投資銀行(外銀)に強い転職エージェントを選ぶポイント
投資銀行への転職を成功させるために、転職エージェント選びで重要なポイントを解説します。
転職活動を始める前に、以下のポイントを押さえておきましょう。
投資銀行への転職支援実績が豊富か
投資銀行への転職支援実績が豊富な転職エージェントを選ぶことで、内定を獲得できる可能性は大きく高まります。
実績豊富な転職エージェントを選ぶと、以下のサポートを受けられるからです。
- 金融業界の深い情報を得られる
- 非公開求人を紹介してもらえる
- 質の高い選考対策を受けられる



転職エージェントごとに支援実績は異なるため、登録する際は投資銀行への転職支援実績が豊富かどうかを確認しておきましょう。
投資銀行の求人数が多いか
転職エージェントを選ぶ際は、各サービスが扱う求人数を確認しましょう。
投資銀行の求人を数多く取り扱う転職エージェントを選べば、幅広い選択肢の中から転職先を選べるからです。
本記事で紹介した転職エージェントの中から、投資銀行の求人数が多いサービスをピックアップしました。



なお、転職エージェントが保有する求人数は時期によって変動するため、最新の情報を確認してください。
投資銀行への転職に強いアドバイザーが在籍しているか
投資銀行では財務分析やM&Aなど専門性の高い業務をするため、業界の採用基準を理解しているアドバイザーの存在が不可欠です。
転職エージェントに登録する際は、投資銀行出身者が在籍するサービスを選んでください。



投資銀行出身のアドバイザーが在籍しているかどうかは、公式サイトの「アドバイザー一覧」の項目で確認できます。
ハイクラス向け転職エージェント3選
サービス名 | 特徴 |
---|---|
![]() ![]() JACリクルートメント | 【圧倒的な顧客満足度】 ・7年間オリコンNo.1(※) ・43万人の支援実績あり |
![]() ![]() パソナキャリア | 【年収アップ率61.7%】 ・35〜45歳の転職に強い ・年収800万円の求人多数 |
![]() ![]() ASSIGN | 【若手ハイクラス向け】 ・20代の転職に強い ・支援実績は2,000人以上 |
投資銀行(外銀)の転職でエージェントを使うメリット
転職活動の際に、転職エージェントを利用するメリットを4つ紹介します。
非公開求人を紹介してもらえる
転職エージェントでは、一般に公開されていない非公開求人も取り扱っています。
転職エージェントに登録すると、非公開求人を含めて提案してもらえるため、幅広い選択肢の中から企業を選べるでしょう。
非公開求人には、給与やポジションなど条件の良い案件や、戦略的に重要なポジションが多く含まれています。



公開求人と比べて応募者数も限られるため、競争が比較的少ないことも非公開求人を紹介してもらう大きなメリットです。
投資銀行に特化した選考対策を受けられる
転職エージェントを利用すると、投資銀行に特化した書類添削や面接対策などのサポートを受けられます。
採用難易度の高い投資銀行への転職においては、専門的な選考対策を受けられることは大きなメリットとなるでしょう。
たとえばケース面接対策では、過去の出題傾向に基づいた対策資料を提供してもらえます。



投資銀行で働いた経験を持つアドバイザーから模擬面接を受けられることも、転職エージェントを利用するメリットの一つです。
年収交渉を代行してもらえる
自分からは提案しにくい年収交渉を代行してもらえることは、転職エージェントを利用するメリットの一つです。
転職エージェントのアドバイザーは、基本給やボーナスはもちろん、インセンティブ制度についても交渉を代行してくれます。
年収交渉を依頼する適切なタイミングは、内定通知を受けてから内定を承諾するまでの期間です。



応募企業から内定通知書が届いたら、転職エージェントの担当者に年収交渉を依頼しましょう。
企業の内部事情を詳しく教えてもらえる
転職エージェントのアドバイザーは、求人票には掲載されない企業のリアルな情報を保有しています。
企業の内部情報を詳しく教えてもらえることは、転職エージェントを利用する大きなメリットです。
具体的には、企業のカルチャーや職場の雰囲気、実際の働き方や評価制度などの情報を提供してくれます。



転職後のミスマッチ防止の観点からも、転職エージェントを利用するメリットは大きいです。
投資銀行(外銀)向けの転職エージェントを使う流れ
投資銀行への転職を検討している方に向けて、転職エージェントの活用方法を8つのステップで解説します。
- 無料登録
- キャリアアドバイザーと面談
- 求人紹介
- 応募書類の作成
- 応募
- 書類選考・面接
- 内定
- 退職・入社手続き
転職エージェントへの登録後は、キャリアアドバイザーとの面談で転職への希望条件を詳しく伝えます。
複数の求人を紹介されるので、その中から自分に適した投資銀行を選択しましょう。
応募書類の作成後は、キャリアアドバイザーに添削を依頼できます。
必要に応じて面接対策も依頼してください。
投資銀行から内定を獲得した際は、キャリアアドバイザーに年収や労働条件の交渉を代行してもらえます。



内定の承諾をしたら、退職手続きと合わせて入社手続きを進めてください。
ハイクラス向け転職エージェント3選
サービス名 | 特徴 |
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![]() ![]() JACリクルートメント | 【圧倒的な顧客満足度】 ・7年間オリコンNo.1(※) ・43万人の支援実績あり |
![]() ![]() パソナキャリア | 【年収アップ率61.7%】 ・35〜45歳の転職に強い ・年収800万円の求人多数 |
![]() ![]() ASSIGN | 【若手ハイクラス向け】 ・20代の転職に強い ・支援実績は2,000人以上 |
投資銀行(外銀)に強い転職エージェントを活用するコツ
投資銀行に強みをもつ転職エージェントを上手に活用するコツを解説します。
以下3つのポイントを押さえて、転職活動を進めてください。
希望条件を明確にする
転職に関する希望条件を明確に伝えることで、転職エージェントはあなたに最適な求人を提案できるようになります。
具体的には、以下の内容を転職エージェントのキャリアアドバイザーに伝えてください。
- 投資銀行のタイプ(日系・外資系)
- 希望する職種・部門
- 年収
- 勤務地
- 働き方
- 転職後のキャリアパス
- 企業文化や社風へのこだわり
- 転職可能時期
ただし、すべての条件に一致する企業を見つけることは難しいです。



希望条件には優先順位をつけて「これだけは譲れない」といった絶対条件を3つほどに絞ることをおすすめします。
担当者と合わない場合は変更する
キャリアアドバイザーとの相性が合わない場合は、担当者の変更を依頼できます。
担当者との相性がよくない状態で転職活動を進めても、求人紹介のミスマッチが増え、モチベーションは低下しやすくなるでしょう。
担当者の変更を依頼する際は、転職エージェントの問い合わせページからメールで連絡してください。



メールには「希望する職種の知識が不足していた」「こちらの意図がうまく伝わらなかった」などの理由を説明するとよいでしょう。
複数の転職エージェントを利用し比較する
複数の転職エージェントを利用すると、より多くの求人情報にアクセスでき、転職の選択肢は広がります。
2つ以上の転職エージェントに登録し、求人情報やサポート内容を比較すると、転職活動をスムーズに進められるでしょう。
たとえば、金融業界に特化したエージェントと幅広く求人を取り扱う総合型エージェントの併用がおすすめです。



転職エージェントを併用すると、専門性の高い非公開求人だけでなく、さまざまな職種の求人情報も同時に収集できます。
投資銀行(外銀)への転職で企業が見ているポイント
投資銀行への転職活動において、企業が求職者を評価する際に重視するポイントを5つ解説します。
専門知識が豊富か
投資銀行の業務では、金融に関する専門知識が求められます。
転職活動においても、求職者が専門知識を持っているかどうかは、採用において重要な判断材料となるでしょう。
具体的には、以下の知識を豊富に持つ人材は内定を獲得しやすいです。
- 会計の知識
- ファイナンス全般の知識
- 法務・税務の知識
- 金融商品に関する知識



転職活動の際は、専門知識を業務でどのように活用できるのかを具体的に示すことが重要です。
論理的思考力が高いか
投資銀行では、M&Aや資金調達など正解が一つではない課題に対して、クライアントに最適な提案を行うことが求められます。
膨大なデータや情報を整理し、合理的な結論を導き出せる論理的思考力の高い人材は、転職市場でも高く評価されるでしょう。
論理的思考力をアピールするには、これまでの職務経験で課題解決に取り組んだ具体的な事例を説明すると効果的です。



たとえば「売上減少という課題に対して市場調査と分析を行い、新商品を開発して売上を向上させました」といった具体的なプロセスと成果を伝えてください。
コミュニケーション能力が高いか
投資銀行ではチームで業務を進めるため、企業は求職者に対してコミュニケーション能力を重視しています。
M&Aや資金調達など複雑な金融商品を扱う案件では、社内の各部署に加えて、クライアントや弁護士との連携が不可欠だからです。
たとえば、金融商品に詳しくないクライアントに対しても、分かりやすく説明できる能力が求められます。



相手の立場に立って意図を汲み取れる、コミュニケーション能力の高い人材は、投資銀行の内定を獲得しやすいといえるでしょう。
心身ともにタフか
投資銀行での業務は長時間労働になりやすく、心身ともにタフな人材は高く評価されます。
職場によって差はありますが、ディール(取引)の最終段階では深夜まで残業が続くこともあるからです。
物理的な体力はもちろん、精神的ストレスに耐えられる人材が投資銀行では求められています。



面接では、プレッシャーの高い状況をどのように乗り越えてきたかを、具体的なエピソードを交えてアピールしてください。
変化に対して柔軟に対応できるか
投資銀行の業務は、市場の動向や経済状況、クライアントのニーズなど外部環境の変化に大きく左右されます。
変化に対して柔軟に対応できる人材は、内定を獲得しやすいといえるでしょう。
たとえば、新しい金融商品や規制が導入された際にスムーズに対応できる人材は高く評価されます。



業務内容の変化を自分の成長機会として前向きに考えられる人は、投資銀行への転職後も長期的に活躍できるでしょう。
投資銀行(外銀)の代表的なキャリアパス5選
投資銀行に入社した後の代表的なキャリアパスを5つ紹介します。
同じ職場で職位を上げる
投資銀行への入社後は、段階的に昇進するキャリアパスが用意されています。
典型的な職位の上げ方は以下の流れです。
- アナリスト:財務モデルの作成や業界リサーチを担当
- アソシエイト:プロジェクトの進行管理やクライアント対応をする
- バイスプレジデント:チームやプロジェクトのリーダーとして活動
- ディレクター:大規模案件やクライアントの責任者を担当
- マネージングディレクター:部門や地域の責任者



一般的には数年ごとに職位を上げるチャンスがあり、実力次第では早期昇進も可能です。
PE・ヘッジファンドに転職する
投資銀行で数年間経験を積んだあと、PEファンドやヘッジファンドへの転職は代表的なキャリアパスの一つです。
PEファンドに転職すれば、企業の買収や売却を通じて企業価値の向上に貢献できます。
ヘッジファンドへの転職後は、株式や債券などの金融商品を駆使した運用戦略に深く関われるでしょう。



投資銀行での経験を活かして投資先の価値向上に貢献したい方は、PEファンドやヘッジファンドへの転職をおすすめします。
コンサルティングファームに転職する
投資銀行でM&Aや企業分析などの経験を積んだ方には、コンサルティングファームに転職するキャリアパスも用意されています。
投資銀行で培った財務モデリングや企業分析、プレゼンテーション能力は、コンサルティングファームでも高く評価されるからです。



特定の業界や案件にとどまらず、幅広くプロジェクトに関わりたい方には、コンサルティングファームへの転職をおすすめします。
M&A・財務関連の事業会社に転職する
M&Aの実務経験を事業会社の立場で深めたい方には、M&Aや財務関連の事業会社への転職というキャリアパスもあります。
投資銀行で培った財務分析や会計知識、バリュエーション(企業価値評価)などの専門知識は、転職先でも活かせるスキルです。



事業会社は比較的安定した働き方ができるため、投資銀行での長時間労働から離れたい方にも、おすすめのキャリアパスといえます。
CFOに転身する
投資銀行では、CFO(最高財務責任者)に求められる財務戦略の立案や資金調達の経験を積めます。
経営者としての視点で企業の意思決定に関わりたい方にとって、CFOへの転身は有力なキャリアパスのひとつとなるでしょう。
CFOへの転身は、投資銀行での経験を事業会社の経営に直接活かせる、やりがいのある選択肢です。



資金調達やIPO準備を行うスタートアップ企業では、投資銀行出身のCFOが強く求められています。
投資銀行(外銀)の転職に関してよくある質問
投資銀行への転職に関してよくある質問を5つ紹介します。
投資銀行への転職で資格は必要ですか?
結論として、投資銀行への転職において資格は必須ではありません。
ただし、以下の資格を保有する人材は、転職市場で高く評価されやすいです。
- 公認会計士
- CFA(米国証券アナリスト)
- MBA
- 弁護士資格
- TOEICなどの英語資格



上記の資格を保有していると、転職活動で専門知識や学習意欲をアピールする材料となるでしょう。
投資銀行は金融業界未経験でも転職できますか?
金融業界での実務経験がなくても、投資銀行へ転職できるチャンスはあります。
ただし、未経験者にとって転職ハードルは高いことが現実です。
多くの外資系投資銀行では、金融業界での経験者を前提とした採用活動をしています。
そのため、金融業界での勤務経験がない方は内定を獲得しにくいでしょう。
日系投資銀行では未経験者向けの採用枠もあるので、転職エージェントへの相談をおすすめします。
外資系投資銀行(外銀)は英語ができないと転職できませんか?
外資系投資銀行への転職には、英語力が欠かせません。
多くの外資系投資銀行では英語が公用語となっており、メールでの連絡や契約書など日常的に英語を使用します。
転職の選考過程では英語面接が実施される場合がほとんどで、ビジネスレベルの英語力が求められるでしょう。



TOEICスコアの目安は、850点以上を求められるケースが多くなっています。
投資銀行に向いている人は?
投資銀行での勤務に向いている人の特徴は以下の6つです。
- 高度な分析力を持つ人
- 論理的思考力の高い人
- コミュニケーション能力が高い人
- 長時間労働に適応できる人
- 金融知識が豊富な人
- 自己学習を継続できる人



上記の資質を持っているかを自己評価して、不足している部分を意識的に強化してください。
投資銀行はなぜ激務なのですか?
投資銀行が激務になりやすい理由は2つあります。
1つ目は、ひとりあたりの業務量が非常に多いためです。
複雑な金融取引や企業買収案件などを扱うため、労働時間も長くなります。
2つ目は、グローバルな業務内容の影響です。
日系の投資銀行であっても海外の顧客を持つことは珍しくなく、現地時間に合わせて連絡を取る必要があります。



ただし、近年は働き方改革の影響もあり、以前と比べて労働環境の改善が進んでいます。
まとめ
本記事では、外資系を含む投資銀行への転職に強みを持つ転職エージェントを10社紹介しました。
投資銀行への転職は求人数が限られているため、採用難易度は高くなりやすいです。
豊富な求人を取り扱っている転職エージェントを活用すると、あなたの希望条件にあった転職先を効率的に探せるでしょう。
各転職エージェントは求人数や提供するサービスが異なるため、まずは無料相談を申し込むことをおすすめします。



無料相談はオンラインでも対応しているので、転職エージェントの公式サイトから気軽に問い合わせてください。
ハイクラス向け転職エージェント3選
サービス名 | 特徴 |
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![]() ![]() ASSIGN | 【若手ハイクラス向け】 ・20代の転職に強い ・支援実績は2,000人以上 |