jinjer株式会社は、人事労務領域に特化したシステム開発企業です。
「テクノロジーのチカラで持続可能な社会を実現する」をパーパスに、クラウド型人事労務システム「ジンジャー」などのプロダクトを展開しています。
本記事では、jinjer株式会社の平均年収や年代別・役職別の年収や、中途採用の難易度について解説します。

jinjerへの転職・就職を考えている方は、ぜひ本記事を参考に情報を集めてくださいね。
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サービス名 | 特徴 |
---|---|
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本記事の要点はこちら
jinjerの平均年収は?
OpenWorkによると、jinjerの平均年収は442万円です。
年収範囲は360万円〜680万円で、回答者の平均年齢は27歳となっています。
jinjerの年代別年収は?
jinjerの中途採用率は?
jinjerの採用比率は新卒入社53%、中途入社47%となっており、中途採用にも積極的に取り組んでいる企業です。
多様なバックグラウンドを持つ人材の採用を進めています。
jinjerの平均年収は442万円|同業他社との比較
OpenWorkの正社員36人のデータによると、jinjerの平均年収は442万円となっています。
また、営業職の平均年収は443万円(360万円〜680万円)となっており、全社平均とほぼ同水準で、職種による大きな格差は見られません。
jinjerと他社の年収を比較
jinjerと同業他社の年収を比較すると、他のクラウド人事労務系企業よりも低めの水準となっています。
企業名 | 平均年収 | 参照 |
---|---|---|
jinjer | 442万円 | OpenWork |
SmartHR | 704万円 | OpenWork |
freee | 約679万円 | 有価証券報告書 |
マネーフォワード | 約711万円 | 有価証券報告書 |
株式会社エフアンドエム | 約772万円 | 有価証券報告書 |
jinjerの平均年収は、SmartHRやマネーフォワーなどの大手と比較すると控えめですが、平均年齢27歳という若い組織構成を考慮すると適正な水準です。
また、年収範囲が360万円〜680万円と幅があることから、経験・スキル・役職によって年収に差が生じていることが分かります。
職種によっては413万円〜1,500万円と大きな年収幅があり、特にエンジニア職では高い年収が設定されているケースもあります。



SaaS業界全体は成長期にあるため、jinjerにおいても今後の年収上昇が期待できる環境です。
jinjerにおける給与体系|年代別・役職別の年収は?
jinjerの給与体系について、年代別・役職別のデータを詳しく見ていきます。
基本給が全体の90%を占める安定的な給与構造が特徴的です。
役職別の年収
jinjerでは役職によって年収に大きな差があります。
細分化された給与制度は存在する。ただし、役職に付随するものなので、年次とともに自動的に向上するものではない。ただ、新卒入社でさえ30万円の初任給からスタートするため、ある程度は担保されている。
引用:OpenWork|年収・給与制度|企画、在籍3年未満、現職、新卒入社、男性
昇格による役職給と、評価制度による昇給があるが、所属された部署によって大幅に異なる。ただ営業部門に限れば、成果が可視化できているため、他と一線を画すようであれば評価はされる。(昇格となる場合がほとんど)
引用:OpenWork|年収・給与制度|企画、在籍3年未満、現職、新卒入社、男性
管理職層については、成果主義の評価制度が導入されており、定量面と定性面の両方で評価が行われています。
一方で、「評価制度にはやや不透明性がある」という意見もあり、評価基準の明確化が課題として挙げられているようです。
年代別の年収
年齢 | 推定年収 | 推定範囲 |
---|---|---|
25歳 | 417万円 | 351万円〜495万円 |
30歳 | 466万円 | 393万円〜554万円 |
年代別の年収データを見ると、25歳から30歳にかけて約50万円の年収アップが見込まれます。
新卒入社でも30万円の初任給からスタートするため、ある程度の水準は担保されているでしょう。
昇給は年2回(5月・11月)実施されており、評価に応じて昇給額が決定される仕組みとなっています。
年収を上げるには、マネージャーなどに昇格することが必須なので、多くの人がそれを望んでいるが、この構造を良いとは思えなかった。
引用:OpenWork|年収・給与制度|総合職、在籍3年未満、退社済み、新卒入社、女性
残業代
jinjerでは固定残業代制度が導入されています。
45時間分の固定残業代が基本給に含まれており、45時間を超える時間外労働時間分については別途支給される仕組みです。
OpenWorkのデータによると、月間残業時間は30.8時間となっており、固定残業代の範囲内で収まるケースが多いようです。
年収内訳では残業代が全体の8%を占めており、基本給中心の安定した給与構造となっているでしょう。
45時間の固定残業代が基本給に含まれており、役職をあげないと給与アップは見込みづらい。賞与もないため、新卒で稼ごうと考えて入社する人はミスマッチだと思われる。
引用:OpenWork|年収・給与制度|営業、在籍3年未満、現職、新卒入社、女性
賞与(ボーナス)
jinjerの賞与制度について、OpenWorkの年収内訳データでは賞与が全体の1%と非常に少ない割合となっています。



口コミでは「年俸制でボーナスは無し」「インセンティブもボーナスもないため、稼ぎたい人はおすすめしない」という声が多く見られます。
一方で、2024年より業績給として賞与支給を開始するという情報もあり、制度の改善が図られている模様です。
営業職では年俸制が採用されており、業績によって年2回の業績給が支給されるケースもあります。
基本的には年俸制でボーナスよりも基本給重視の給与体系となっているため、安定した収入を重視する方には適した環境といえるでしょう。
男女の年収差
jinjerの男女比率は男性60%、女性40%となっており、比較的バランスの取れた構成です。
以下の口コミから、性別による待遇や年収の差がないことが伺えます。
女性という理由で昇進が出来なかったり、仕事が来ない、働きにくいという場面は自分は見た事や感じた事がないです。
引用:OpenWork|女性の働きやすさ|営業職、在籍3〜5年、現職、新卒入社、男性
女性差別などはなく、実力主義、成果主義。
引用:OpenWork|女性の働きやすさ|セールス、在籍3年未満、退社済み、新卒入社、女性
役員の女性比率は0.0%、管理職の女性比率は20.0%となっており、女性の管理職登用については改善の余地があるでしょう。
ただし、育児サポート手当(月上限5万円)やHugタッチ休暇など、女性の働きやすさを支援する制度も整備されており、ワークライフバランスの向上に取り組んでいます。
jinjerの働き方|残業時間・離職率・福利厚生は?
jinjerの働き方について、残業時間や福利厚生制度を詳しく見ていきます。
フレックスタイム制の導入など、柔軟な働き方を支援する制度が整っています。
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残業時間
OpenWorkによると、jinjerの月間残業時間は30.8時間となっており、IT業界としては標準的な水準です。
フレックスタイム制が全社導入されており、コアタイムは10時〜16時に設定されています。
45時間分の固定残業代が設定されているため、多くの場合は追加の残業代支給なしで収まる範囲といえるでしょう。
営業の職種になるとリモートはほぼほぼなく、定められている定時に帰る社員はほとんどいない。残業をデフォルトだと思っている社員がほとんどだと思う。ただ、土日祝は完全休みなのでプライベートはきちんと担保される。社員はプライベートも会社のメンバーとほぼほぼ過ごしているか、完全に分断しているかの2種類に分かれる印象がある。
引用:OpenWork|ワーク・ライフ・バランス|営業、在籍3年未満、現職、新卒入社、女性
離職率・平均勤続年数
jinjerの平均勤続年数は5年(2023年度実績)、平均年齢は29.0歳です。
2023年度の新卒採用者数は76人(離職者数0人)、2022年度は47人(離職者数5人)となっており、新卒の定着率は比較的良好です。
設立が2021年と新しい会社であることを考慮すると、平均勤続年数5年は前身企業からの継続勤務者も含まれていると推測されます。
中間層が組織を離れていく傾向にあり、結果的に経験の浅若手が重要なポジションや業務、仕事をしなければならない、担わなければならない状況が発生している…挑戦する機会が多いとも言えるが同時に無理を強いられる場面を少なくないです。
引用:OpenWork|組織体制・企業文化|営業、在籍3~5年、退社済み、新卒入社、男性
一方で「挑戦する機会が多い」「裁量権が大きく、自分のやりたいことを形にできる環境がある」という前向きな評価もあり、成長意欲の高い人材には適した環境です。
福利厚生
制度名 | 内容 |
---|---|
休日・休暇 | 完全週休2日制(休日は土日祝日) 年間有給休暇10日~20日 年間休日125日 リフレッシュ休暇 夏季休暇 年末年始休暇 慶弔休暇 Hugタッチ休暇 |
働き方 | フレックスタイム制 |
教育制度 | 資格取得支援精度 |
その他 | 財形貯蓄制度 育児サボート手当(月上限5万円) 全社定例会(月1回) 社員総会(年1回) welcomeパーティ MVP懇親会 ジンジャー福利厚生プログラム(提携サービスを特別優待価格で利用可能) |
jinjerは福利厚生制度が充実しており、特にワークライフバランスを重視した制度が整っています。
育児サポート手当では、認可保育所に預けられず無認可保育所等に預けざるを得ない場合の保育料負担を月額上限5万円まで支援しています。
Hugタッチ休暇は子供の入学式や卒業式、発表会など「成長を見逃したくないタイミング」で特別休暇を取得できる独自の制度です。
その他、各種社会保険完備、財形貯蓄制度、資格取得支援制度、ジンジャー福利厚生(飲食店・映画館等の優待割引)なども提供されており、総合的に充実した環境です。
キャリアパス
jinjerではジョブチャレンジ制度(ジョブチャレ)により、現在の部署に1年以上在籍している社員を対象に全職種オープンポジションで相談・応募・異動が可能です。
「だれもが主体的・能動的にキャリアを選択できるようなカルチャーを作っています」とのことで、キャリアの自由度は高くなっています。
研修制度も充実しており、内定者研修、新卒入社者向け研修(1ヶ月)、中途入社者向け研修、次世代幹部メンバー向け研修等が実施されています。
多様なバックグラウンドを持つメンバーが在籍しており、IT業界経験者以外にも人材・コンサル・メーカー・金融等様々な業界出身者が活躍できる環境でしょう。
ジョブローテも可能な為手を挙げれば部署異動も可能。Saaもジョブチェンジができるチャンスがある。
引用:OpenWork|働きがい・成長|営業、在籍3~5年、現職、新卒入社、女性
jinjerはどんな会社?|年収が高い理由・今後の展望も解説
jinjerの事業内容と年収が高い理由、今後の展望について詳しく解説します。
人事労務領域に特化したSaaS企業として急成長を遂げています。
※クリックすると読みたい箇所にスキップできます
主な事業・サービス内容
項目 | 内容 |
---|---|
会社名 | jinjer株式会社 |
事業開始 | 2016年1月18日 |
従業員数 | 509名(2025年5月時点) |
平均年齢 | 29歳 |
所在地 | 東京都新宿区西新宿6-11-3 WeWork Dタワー西新宿 |
jinjerは「テクノロジーのチカラで持続可能な社会を実現する」をパーパスに掲げ、人事労務領域に特化したシステム開発企業です。
主力商品である統合型クラウド人事労務システム「ジンジャー」は、12のプロダクトから構成されています。
Core HR領域では人事労務、勤怠管理、給与計算、ワークフロー、経費精算、社保手続きオプション、書類配布オプション、年調収集オプションを提供しています。
Talent HR領域では人事評価、人事データ分析、eラーニング、福利厚生の機能を展開し、人事の定型業務からタレントマネジメントまで1つのプラットフォーム上で対応可能です。
「世界で最もお客様を大切にする」というPhilosophyのもと、お客様の人事労務業務の効率化・生産性向上を支援しています。
年収が高い理由
jinjerの年収水準を支える要因の一つは、成長著しいSaaS業界での事業展開です。
人事労務領域のDX化は多くの企業で急務となっており、市場需要の高まりが事業成長を後押ししています。
統合型プラットフォームという差別化されたサービス提供により、競合他社との差別化を図っており、高い付加価値を創出しています。
また、平均年齢29歳という若い組織でありながら、「お客様とより長く より深くお付き合いをさせていただく」という長期的な顧客関係構築により、安定した収益基盤を確立しています。



テクノロジーを活用した業務効率化により、少数精鋭での高い生産性を実現していることも、従業員への還元を可能にしている要因でしょう。
今後の展望
jinjerの今後の展望として、人事領域のさらなる深化と新領域への展開が期待されます。
「人事の『これからの当たり前』をつくり、お客様とともに進化する」というMissionのもと、従来の常識にとらわれない新しい価値観や仕組みの提案を続けています。
AI・機械学習技術の活用により、より高度な人事データ分析や業務自動化の実現が見込まれ、サービスの付加価値向上が期待できます。
また、「ひと」の可能性のすべてが見える世界へというVisionに向けて、タレントマネジメント機能の強化や新しいHRテクノロジーの開発が進められています。



今後も成長を続けるSaaS市場において、jinjerの技術力と顧客基盤を活かした事業拡大により、今後も年収水準の向上が期待できる環境です。
まとめ
jinjerの平均年収は442万円で、平均年齢27歳の若い組織としては適正な水準となっています。
年代別では25歳で417万円、30歳で466万円と着実な年収アップが見込め、基本給中心の安定した給与構造が特徴です。
キャリア形成の面では、ジョブチャレンジ制度により部署異動が可能で、多様なキャリアパスを選択できる環境が整っています。
人事労務領域のSaaS企業として成長市場で事業展開しており、統合型プラットフォーム「ジンジャー」による差別化戦略で競争優位性を確立しています。



今DX化需要の高まりとAI技術の活用により、さらなる事業成長と年収向上が期待できる企業です。
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サービス名 | 特徴 |
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