アーサー・ディ・リトルは、1886年に世界初の経営コンサルティングファームとして設立された歴史ある企業です。
イノベーションの実現を軸に、高度化・複雑化が進む経営課題に正面から対峙し、技術に対する深いリスペクトを持ちながら戦略コンサルティングサービスを提供しています。
本記事では、アーサー・ディ・リトルの平均年収を紹介。
また、アーサー・ディ・リトルの年代別・役職別の年収や、中途採用の難易度についても解説します。

アーサー・ディ・リトルへの転職・就職を考えている方は、ぜひ本記事を参考に情報を集めてくださいね。
本記事の要点はこちら
アーサー・ディ・リトルの平均年収は?
OpenWorkによると、アーサー・ディ・リトルの平均年収は1057万円でした。
アーサー・ディ・リトルは、世界最古の経営コンサルティングファームとして130年以上の歴史を持ち、イノベーション実現を軸とした戦略コンサルティングサービスを提供しています。
アーサー・ディ・リトルの年代別年収は?
年齢 | 平均年収 | 備考 |
---|---|---|
25歳 | 600~700万円 | ビジネスアナリスト |
30歳 | 1000~1300万円 | コンサルタント |
35歳 | 1400~1800万円 | マネジャー |
40歳 | 1800~2400万円 | プリンシパル |
45歳以上 | 3000万円~ | パートナー |
アーサー・ディ・リトルの年代別年収を見ると、新卒入社の場合はビジネスアナリストとして600~700万円からスタートし、経験を積むことで段階的に昇進・昇格していく仕組みとなっています。
アーサー・ディ・リトルの中途採用率は?
アーサー・ディ・リトルの中途採用率については、具体的な数値は公開されていませんが、同社では多様なバックグラウンドを持つ人材の採用に積極的に取り組んでいることが分かります。



実際に、理系・文系を問わず様々な専門領域出身者が活躍しています。
元F1エンジニアや大手メーカーの経営企画、投資銀行出身者など、極めてダイバーシティに富んだバックグラウンドの人材が集まっているのが特徴です。
同社では「研究や技術を社会に生かす・繋げる」という志を語る方が多く、技術に対する深いリスペクトを持った人材を重視する傾向があるようです。
また、新卒採用だけでなく、キャリア採用においても「社会をもっとよくしたい」という強い意志と高い視座を持った人材を求めており、経験豊富な専門家の採用も行っています。
アーサー・ディ・リトルの平均年収は1057万円
アーサー・ディ・リトルの平均年収について、具体的な数値データを見ていきましょう。
OpenWorkによると、回答者の平均年収は1057万円となっており、コンサルティング業界の中でも高い水準にあることが分かります。
アーサー・ディ・リトルと他社の年収を比較
企業名 | 平均年収 | 引用元 |
---|---|---|
アーサー・ディ・リトル | 約1,057万円 | openwork|アーサー・ディ・リトル|平均年収 |
PwCコンサルティング | 約972万円 | openwork|PwCコンサルティング|平均年収 |
シンプレクス | 約929万円 | 23年度有価証券報告書 |
ベイカレント | 約1,074万円 | 23年度有価証券報告書 |
ドリームインキュベータ(DI) | 約1,275万円 | 23年度有価証券報告書 |
フロンティア・マネジメント(FMI) | 約1,269万円 | 23年度有価証券報告書 |
ビジョン・コンサルティング | 約677万円 | openwork|ビジョン・コンサルティング|平均年収 |
三菱総合研究所(MRI) | 約1,108万円 | 23年度有価証券報告書 |
シグマクシス | 約1,134万円 | 23年度有価証券報告書 |
山田コンサルティンググループ(YCG) | 約911万円 | 23年度有価証券報告書 |
大和総研 | 約733万円 | openwork|大和総研|平均年収 |
フューチャー | 約799万円 | 23年度有価証券報告書 |
船井総合研究所 | 約670万円 | 23年度有価証券報告書 |
アーサー・ディ・リトルの年収水準を他社と比較してみると、戦略コンサルティングファームの中でも競争力のある給与体系を提供していることが分かります。
特に、技術に対する深いリスペクトを持ち、イノベーション実現を軸とした専門性の高いコンサルティングサービスを提供していることから、高い付加価値に見合った報酬体系となっているようです。
「イノベーションの実現」という高度で困難な仕事だからこそ得られる貢献感や成長が、単なる金銭的報酬以上の価値を提供しているのでしょう。
また、アーサー・ディ・リトルは、世界130年以上の歴史を持つグローバルファームとして、国際的な案件に携わる機会も多くあります。



そうした経験値の高さも年収水準に反映されているといえるでしょう。
アーサー・ディ・リトルにおける給与体系|年代別・役職別の年収は?
アーサー・ディ・リトルの給与体系は、個人の能力と成果に基づいた明確な階層構造となっています。
続いては、役職別・年代別に年収を紹介します。
役職別の年収
役職(グレード) | 年収イメージ | 年次イメージ |
---|---|---|
ビジネスアナリスト | 550~1,000万円 | 1~4年目 |
コンサルタント | 1,000~1,500万円 | 3~6年目 |
マネージャー | 1,500~2,000万円 | 5年目~ |
プリンシパル | 2000~3,000万円 | 8年目~ |
パートナー | 3,000万円~ | 12年目~ |
アーサー・ディ・リトルの役職別年収は、明確な階層構造に基づいて設定されています。
新卒入社の場合、ビジネスアナリストからスタートし、コンサルタント、マネジャー、プリンシパル、パートナーという順序で昇進していく仕組みとなっています。
特に注目すべきは、マネジャー昇格時点で年収が大幅に上昇する点で、このタイミングで年収1,500万円以上の水準に達するとのことです。
また、プリンシパル以上になると年収2000万円を超える水準となり、パートナーレベルでは3000万円以上の年収も期待できるといわれています。
昇進昇格で大きく上がっていく。近年は業績が良いため、給与改定がある年もある。
引用:OpenWork|年収・給与制度、コンサルティング、在籍3年~5年、男性
近年上昇傾向にあり、在籍期間で昇進とは別に2回のベースアップがあった。シニアについては不明だが、少なくともマネージャーまでは他の外資戦略ファームと比較しても競争力のある報酬体系であると思われる。
引用:OpenWork|年収・給与制度、プロフェッショナル、在籍3年未満、男性
年代別の年収
年齢 | 平均年収 | 職位目安 |
---|---|---|
25歳 | 600~700万円 | ビジネスアナリスト |
30歳 | 1000~1300万円 | コンサルタント |
35歳 | 1400~1800万円 | マネジャー |
40歳 | 1800~2400万円 | プリンシパル |
45歳以上 | 3000万円~ | パートナー |
年代別に見ると、20代後半から30代前半にかけて年収が大きく上昇するのが特徴的です。
同社では個人の実力や成果に応じて昇格スピードが決まるため、優秀な人材であれば年齢に関係なく早期に昇進・昇格することが可能とのことです。
また、30代でコンサルタントとして年収1000万円の大台に到達することができ、その後も継続的に年収アップが期待できる環境といえるでしょう。



口コミでは「入社後3~5年で900万円」ほどの年収になる方もいるとのことです。
ボーナス込で600万行くか行かないか。
入社後3~5年で昇格できれば、900万くらいになる。引用:OpenWork|年収・給与制度、コンサルタント、在籍3年未満、男性
残業代
アーサー・ディ・リトルの残業代は、みなし残業代として基本給に含まれるため、基本的に支給されません。
一般的に、コンサルティング業界では裁量労働制を採用している企業が多く、同社においても成果重視の働き方が基本となっているようです。



ただし、同社では時間よりも質を重視し生産性を高めたい人向けの環境が整っています。
オンボーディング期間中の稼働セーブやプロジェクト期間中の週次フィードバックなど、労働時間の管理に配慮した制度があります。
また、リモートワーク制度や勤務時間・勤務場所のフレキシブルな選択が可能で、自立性を持って自由に仕事環境を選べる環境が提供されているといえるでしょう。
しかし、残業代が支払われないといった点に、不満を持つ意見もありました。
異常な長時間労働に対しても、(給与に含まれるみなし以上の)残業代を払わない。残業を付けると上司に呼び出されて「何か主張ありますか?」と言われ暗に残業をつけないようほのめかされる。
引用:OpenWork|年収・給与制度、ビジネスアナリスト、在籍3年未満、男性
賞与(ボーナス)
アーサー・ディ・リトルの賞与制度は、年に一度支給され、個人の成果やプロジェクトの成功度に応じて決定される仕組みとなっています。



コンサルティング業界の特性上、プロジェクトの成果やクライアントからの評価が賞与額に大きく影響するため、年度によって変動する可能性があります。
同社では「イノベーションの実現」という高度で困難な仕事に取り組むことで、大きな達成感と充実感を感じることができ、それが金銭的な報酬以上の価値として評価されているとのことです。
また、クライアントや社内から信頼されるコンサルタントとして成長することで、長期的な視点での報酬アップも期待できる環境といえるでしょう。
年収事例:新卒入社6年目、マネジャー、年収1700万円~1800万円
給与制度の特徴:ベース年俸を12で割って月々分配される。ボーナスは年一回。引用:OpenWork|年収・給与制度、マネージャー、在籍5年~10年、男性
ベースサラリーだけでも高水準だが、業績ボーナスについても惜しみなく従業員に還元してくれていた印象。
パートナー搾取モデルのファームも多い中、実に良心的と思われた。引用:OpenWork|年収・給与制度、コンサルティング、在籍5年~10年、男性
男女の年収差
アーサー・ディ・リトルでは、多様性・包摂性のあるチームで働きたい人向けの環境が整備されており、多国籍なグローバルチームでの案件機会が豊富にあります。



同社のヘルスケア・ライフサイエンス領域では女性の割合が4割近くを占めており、女性が活躍しやすい環境が整っているといえます。
また、出産・育児支援・介護支援など各種補助制度や時短勤務の柔軟な設定により、ライフステージに合わせて柔軟なキャリアを形成できる制度が用意されています。
同社では個人の実力に応じた昇格スピードと豊富なチャレンジ機会を提供しており、性別に関係なく能力と成果に基づいた公平な評価が行われているといえるでしょう。
一方、長時間労働が必要なことで、育児をしながら働き続けるのが難しいとの意見もありました。
時短制度などが整備利用されている。ヘルスケア部門では女性が多く活躍しているが、その他の部門は男性比率が高い。家庭を犠牲にして長時間労働しなくてはならないので、女性が(男性にとってもそうだが…)働き続けやすい会社ではない
引用:OpenWork|女性の働きやすさ、ビジネスアナリスト、在籍3年未満、男性
女性が活躍できることは間違いないが、いわゆるワーク・ライフ・バランスとは少し違って高い強度に耐えられるような体力が必要となる。
引用:OpenWork|女性の働きやすさ、コンサルタント、在籍3年未満、男性
アーサー・ディ・リトルの働き方|残業時間・離職率・福利厚生は?
アーサー・ディ・リトルでは、多様な社員が長く働けるよう「働きやすさ」の向上を図り、イノベーション実現という高度で困難な仕事から得られる「働きがい」の両方を重視しています。
ここでは、残業時間や離職率、福利厚生について紹介します。
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残業時間
項目 | 時間 | 備考 |
---|---|---|
月間残業時間 | 116.8時間 | OpenWorkデータ |
有給休暇消化率 | 57.0% | OpenWorkデータ |
アーサー・ディ・リトルの残業時間は、OpenWorkのデータによると月間116.8時間となっています。
コンサルティング業界の特性上、プロジェクトの進行状況やクライアントの要望に応じて労働時間が変動する傾向があり、時間よりも成果が問われる働き方が基本となっています。
同社では勤務時間・勤務場所のフレキシブルな選択が可能で、リモートワーク制度も整備されており、自立性を持って自由に仕事環境を選べる環境が提供されています。
また、オンボーディング期間中の稼働セーブやプロジェクト期間中の週次フィードバックなど、生産性を高めるための仕組みが整っているといえるでしょう。



口コミでは、長期休暇が取得しやすい点にポジティブな意見が集まっていました。
平日にプライベートを充実させるのは少し難しいが、休日は上司からの連絡も制限されており、プライベートに集中しやすい。また、プロジェクトの合間であれば有給取得はしやすく、パートナー陣も長い休みを取って旅行などを楽しむ人が多いため、長期休暇取得目的としての有給取得にはかなり理解がある。また、盆休み、年末年始などには有給取得が推奨され、世の中平均である有給取得率50%を下回りそうなスタッフを中心に有給取得が促される。
引用:OpenWork|ワーク・ライフ・バランス、マネージャー、在籍5年~10年、男性
プロジェクト期間は相応に忙しいこともあるものの、プロジェクトの合間などは長期休暇を取得できるため、メリハリのあるワーク・ライフ・バランスを求める人には向いていると思う。また、近年働き方改革が進む中で、日々の労働時間の改善だけでなく全般的な労働環境(リモートワーク、時短、育休など)も整備されているため、ライフステージに応じて柔軟な働き方ができる。
引用:OpenWork|ワーク・ライフ・バランス、プロフェッショナル、在籍3年未満、男性
離職率・平均勤続年数
アーサー・ディ・リトルの離職率については、具体的な数値は公開されていませんが、同社では人材輩出機能も重要な価値の一つと位置付けています。
コンサルティング業界では、スキルアップやキャリア形成のために転職する人材も多く、同社での経験が次のキャリアステップにつながる貴重な経験として評価されています。
また、同社では「やりたいこと」「やるべきこと」を見つけて挑戦しようとする人材を応援する文化がある点が特徴です。



長期的なキャリア形成をサポートしている企業といえるでしょう。
福利厚生
福利厚生制度 | 内容 |
---|---|
リモートワーク制度 | 勤務時間・勤務場所のフレキシブルな選択 |
海外オフィス制度 | アジアクラスタ内でのフレキシブルな仕事の選択 |
出産・育児支援 | 各種補助制度、時短勤務の柔軟な設定 |
介護支援 | 介護関連の各種補助制度 |
専門教育支援 | MBA、PhDプログラムによる個人の専門キャリアサポート |
出向機会 | アカデミア、官公庁、VCなど産学官のキープレーヤーへの出向 |
アーサー・ディ・リトルの福利厚生制度は、多様な働き方とキャリア形成をサポートする充実した内容となっています。
特に注目すべきは、海外オフィストランスファー制度により、アジアクラスタ内でのフレキシブルな仕事の選択が可能な点です。
また、ライフステージに合わせた柔軟なキャリア形成のため、出産・育児支援や介護支援などの各種補助制度が整備されており、時短勤務の柔軟な設定も可能となっています。
深い専門性を獲得してコンサルティングに生かしたい人向けには、MBAに加えてPhDプログラムによる個人の専門キャリアサポートも提供されているといえるでしょう。
キャリアパス
アーサー・ディ・リトルのキャリアパスは、明確な階層構造と個人の実力に応じた柔軟な昇進制度が特徴的です。
新卒入社の場合、ビジネスアナリスト→コンサルタント→マネジャー→プリンシパル→パートナーという順序で昇進していきます。



しかし「バリューファースト」で職位・経験を問わずに任せるカルチャーもあります。
同社ではチャレンジをどんどんしていきたい人向けの環境が整っており、個々人の実力に応じた昇格スピードと豊富なチャレンジ機会が提供されています。
自分の志向性に合った成長環境を追求したい人向けに、スタッフ個人の持つエッジや専門性を尊重して活かすカルチャーと、柔軟なプラクティス移動制度も用意されているといえるでしょう。
アーサー・ディ・リトルはどんな会社?|年収が高い理由・今後の展望も解説
アーサー・ディ・リトルは、1886年に世界初の経営コンサルティングファームとして設立された歴史ある企業です。
130年以上にわたり「終わりなき革新」の支援を続け、イノベーション実現を軸とした独自のコンサルティングサービスを提供しています。
※クリックすると読みたい箇所にスキップできます
主な事業・サービス内容
項目 | 内容 |
---|---|
会社名 | アーサー・ディ・リトル・ジャパン株式会社 |
設立 | 1978年 |
代表取締役 | 原田裕介 |
所在地 | 東京都港区東新橋1-5-2汐留シティセンター36F |
従業員数 | 100~499人 |
事業内容 | 戦略コンサルティング、イノベーション支援 |
アーサー・ディ・リトルは、戦略コンサルティングを中核事業として、幅広い業界・テーマへのプロジェクトを手がけています。
同社の特徴は、「戦略」「組織」「業務」に加え、「技術」に係る課題解決を支援することで、他ファームにない独創的なソリューションを提供している点です。
また、産学官を繋いで業界横断的な社会変革を共創する豊富なプロジェクトを通じて、イノベーション・トピックに対する知の集積と世界の先端知見へのアクセスを可能にしています。
近年は、VUCA時代における三つの変革(社会変革、産業変革、ICT変革)が同時に起きているパラダイムシフトの中で、クライアントと共に未来創造に取り組んでいるといえるでしょう。
年収が高い理由
アーサー・ディ・リトルの年収が高い理由は、同社が提供する付加価値の高さと専門性にあります。
第一に、同社は世界最古の経営コンサルティングファームとして130年以上の歴史を持つ点が強みです。
GM社の事業差別化支援(1911年)からアポロ11号プロジェクトの成功支援(1969年)まで、常に時代の最先端イノベーションを支援してきた実績があります。
第二に、「イノベーションの実現」という他社では扱えない高度で困難な課題に取り組んでいる点もポイントです。
クライアントから「当社の中で一番難しいテーマを依頼している」と評価されるような付加価値の高いサービスを提供しています。
第三に、技術に対する深いリスペクトと専門知見を持ち、「戦略」「組織」「業務」「技術」を統合した独創的なソリューションを提供できることが挙げられます。



これらの理由により、他ファームとの差別化を図っているといえるでしょう。
今後の展望
アーサー・ディ・リトルの今後の展望は、VUCA時代における社会・産業・ICTの三つの変革を捉え、さらなる成長を目指すものです。
同社では「課題解決」から「課題設定」、さらには「未来創造」へとサービス領域を拡大し、クライアントと共に新しい産業や社会の創造に取り組んでいます。
特に注目すべきは、業界横断的な知の集積地としての役割を強化し、面としての日本の産業構造の転換に貢献するような、社会的インパクトの大きな事業領域に取り組んでいることです。
また、グローバル展開においても、東南アジア・パシフィック地域での事業拡大や、多国籍なグローバルチームでの案件機会の拡充を進めています。



世界規模でのイノベーション創出に貢献し続けていくことが期待されるでしょう。
まとめ
アーサー・ディ・リトルは、1886年に世界初の経営コンサルティングファームとして設立された歴史ある企業で、平均年収は1057万円となっています。
同社の年収体系は明確な階層構造となっており、新卒入社の場合はビジネスアナリストとして600~700万円からスタートし、30代でコンサルタントとして年収1000万円の大台に到達することが可能です。
その後も実力に応じてマネジャー(1400~1800万円)、プリンシパル(1800~2400万円)、パートナー(3000万円以上)と段階的に昇進していく仕組みです。
同社の年収が高い理由は、130年以上にわたる豊富な実績と、「イノベーションの実現」という他社では扱えない高度で困難な課題に取り組んでいることにあります。
働き方においては、リモートワーク制度や海外オフィス制度、出産・育児支援など充実した福利厚生制度が整備されており、多様な社員が長く働ける環境が構築されています。
また、「バリューファースト」で職位・経験を問わずに任せるカルチャーがあり、個人の実力に応じた昇格スピードと豊富なチャレンジ機会が提供されています。
今後はVUCA時代における三つの変革を捉え、「課題解決」から「課題設定」、さらには「未来創造」へとサービス領域を拡大し、社会的インパクトの大きな事業に取り組んでいく方針です。



「社会をよりよくしたい」という志を持つ方にとって、アーサー・ディ・リトルは魅力的なキャリア選択肢といえます。
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