みずほフィナンシャルグループは、大手銀行持株会社として金融グループの経営管理を行う企業です。
銀行業務、信託業務、証券業務など幅広い金融サービスを展開し、業界内で高い地位を確立しています。
グループ全体の従業員数は50,000人を超える大規模企業で、安定した経営基盤が特徴です。
本記事では、みずほフィナンシャルグループの年代別・役職別の年収や、中途採用の難易度についても解説します。
みずほフィナンシャルグループへの転職・就職を考えている方は、ぜひ本記事を参考に情報を集めてくださいね。
本記事の要点はこちら
みずほフィナンシャルグループの平均年収は?
みずほフィナンシャルグループの平均年収は約1,117万円です(2025年有価証券報告書より)。
平均年齢41.8歳、平均勤続年数16.3年となっています。
みずほフィナンシャルグループの年代別年収は?
年代 | 平均年収 |
---|---|
20代 | 484万円 |
30代 | 695万円 |
40代 | 1,143万円 |
50代 | 1,225万円 |
年功序列の傾向があり、年齢とともに着実に年収が上がる給与体系です。
みずほフィナンシャルグループの中途採用率は?
具体的な数値は公開されていませんが、平均年齢41.8歳、平均勤続年数16.3年から、中途採用を積極的に行っていると考えられます。
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みずほフィナンシャルグループの平均年収は1,117万円|同業他社との比較
金融業界は高年収で知られていますが、みずほフィナンシャルグループは業界内でもトップクラスの水準を誇ります。
みずほフィナンシャルグループの平均年収について、有価証券報告書とOpenWorkのデータをもとに詳しく解説します。
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みずほフィナンシャルグループの年代別年収は?
年齢 | 平均年収 | 年収レンジ | 月給目安 |
---|---|---|---|
25歳 | 484万円 | 333~703万円 | 40万円 |
30歳 | 695万円 | 479~1,009万円 | 58万円 |
35歳 | 982万円 | 676~1,425万円 | 82万円 |
40歳 | 1,143万円 | 788~1,660万円 | 95万円 |
45歳 | 1,135万円 | 782~1,648万円 | 95万円 |
50歳 | 1,225万円 | 844~1,778万円 | 102万円 |
みずほフィナンシャルグループの年代別年収を詳しく見ると、30歳で約700万円、40歳で1,000万円を超える水準となっています。
特に30代から35歳にかけての昇給幅が大きく、287万円の増加が見られます。
年功序列の色合いが強い給与体系で、勤続年数とともに着実に年収がアップする仕組みとなっているでしょう。
みずほフィナンシャルグループと他社の年収を比較
企業名 | 平均年収 | 平均年齢 | 平均勤続年数 | データソース |
---|---|---|---|---|
みずほフィナンシャルグループ | 1,117万円 | 41.8歳 | 16.3年 | 有価証券報告書 |
三菱UFJフィナンシャル・グループ | 1,044万円 | 40.6歳 | 16.4年 | 有価証券報告書 |
三井住友フィナンシャルグループ | 1,328万円 | 40.1歳 | 15.8年 | 有価証券報告書 |
りそなホールディングス | 845万円 | 43.1歳 | 18.2年 | 有価証券報告書 |
同業他社との比較では、みずほフィナンシャルグループの年収水準は業界内で中堅からやや上位のポジションにあります。
三井住友フィナンシャルグループには及ばないものの、三菱UFJフィナンシャル・グループを上回る水準を維持しています。
平均年齢や勤続年数も同業他社と比較して標準的で、安定した人材定着率を示しているといえるでしょう。
みずほフィナンシャルグループにおける給与体系|年代別・役職別の年収は?
ここではみずほフィナンシャルグループの給与体系について、年代別や役職別の詳細な年収データをもとに解説していきます。
役職別の年収
職種 | 平均年収 | 年収レンジ |
---|---|---|
本部職 | 1,010万円 | – |
総合職 | 1,008万円 | 770~1,500万円 |
管理 | 973万円 | 450~1,300万円 |
企画 | 963万円 | 400~1,580万円 |
営業 | 902万円 | 350~1,700万円 |
基幹職 | 763万円 | 460~1,000万円 |
職種別の平均年収では、本部職が1,010万円で最も高い水準です。
続いて総合職の1,008万円、管理職の973万円と続き、本部系統や管理系統のポジションで高年収が実現されています。
最も高い本部職と最も低い基幹職では247万円の差があり、職種によって大きな年収差が存在することがわかります。
口コミでは「30代前半で代理や調査役になれば年収1,000万円いく」との声もあり、キャリア形成次第で高年収を狙えるでしょう。
給与は支店や部署、個人の評価にも寄るが、30代前半で代理や調査役になれば、年収1000万円はいく。 課長で1200~1300万円程度。参事役や副支店長は1500万円前後。
引用:OpenWork
年代別の年収
年代別の年収推移を見ると、みずほフィナンシャルグループは典型的な年功序列型の給与体系を採用しています。
25歳時点で484万円からスタートし、30歳で695万円、40歳で1,143万円と段階的に上昇します。

OpenWorkによると、30代から35歳にかけての昇給幅が最も大きく、この時期にキャリア形成の重要な節目を迎えるようです。
口コミでは「給与は4年目で一気に上がる」との声もあり、入社から数年間は給与の伸びが緩やかですが、その後は大幅な昇給が期待できるといえるでしょう。
給与制度: 給与は4年目で一気に上がる。 ただそこまで待っている間に他社に大きく引き離される、人材競争の中ではいかに好待遇で優秀な人を引っ張ってこれるかが大事
引用:OpenWork
残業代
年齢 | 基本給(月) | 残業代(月) | 残業代の割合 |
---|---|---|---|
30歳 | 35万円 | 8万円 | 約19% |
40歳 | 58万円 | 12万円 | 約17% |
50歳 | 62万円 | 13万円 | 約17% |
みずほフィナンシャルグループでは、年収の約13%が残業代として支給されており、基本給とは別に残業代が適正に支払われています。
本部の企画系部署では裁量労働制を適用している場合があり、みなし残業代として支給されます。
支店で働く従業員は通常の勤務形態のため、残業時間に応じて残業代が支給される仕組みです。
口コミでは「みなし残業代で収まっている人はほとんどいない」との声もあり、実際の労働時間を反映した適切な処遇が伺えます。
本部の企画系の部署は裁量労働制を適用している人たちがいて、どれだけ残業をしても、しなくてもみなし残業代がもらえるが、みなし残業代の時間以内に残業時間が収まっている人はほとんどいない。
引用:OpenWork
賞与(ボーナス)
みずほフィナンシャルグループの賞与は、年収全体の24%を占める重要な給与要素となっています。



賞与は年2回支給され、年間賞与の約4割を冬に暫定的に一律支給し、夏の賞与で残り約6割と特別加算が支給される仕組みです。
個人の評価や業績に応じて「個人名での加算」がつくこともあり、優秀な成果を上げた従業員には追加の賞与が支給されます。
ボーナスは個人名で加算をつけてくれたりするので、そこをモチベーションにしていました
引用:OpenWork
個人営業なので実力に応じた給与が支払われる。前年の成果で飛び級あり、実力があると同期よりもペースアップして給与が上がっていく。
引用:OpenWork
年次に関係なく実力で評価される面もあるといえるでしょう。
各種手当
みずほフィナンシャルグループでは、基本給や賞与に加えて充実した各種手当が支給されています。



住宅関連では借上住宅制度があり、2024年の新人事制度移行により支給方法が変更されました。
旧制度では44,000円(配偶者ありは60,000円)だったものが、現在は一律25,000円支給(27歳以下の配偶者ありは50,000円)となっています。
ただし給与支給となり課税対象となるため、実質的な支給額はそれ以下となり、住宅手当の実質的な削減が行われているといえるでしょう。
男女の年収差
みずほフィナンシャルグループの全労働者における男女の賃金差異は60.9%です。を示しています。



正規雇用労働者では61.5%、非正規雇用労働者では47.5%となっており、雇用形態によって男女の年収格差が異なります。
口コミでは「女性で課長職以上になっている人は独身か既婚子なしが大半」との指摘もあり、ワークライフバランスを考慮した女性の働きやすさの向上が課題といえます。
給与水準には概ね満足できる。 ただ女性で課長職以上になっている人は独身か既婚子なしが大半。ワークライフバランスを考えると女性が働きやすいとは考えにくい。
引用:OpenWork
みずほフィナンシャルグループの働き方|残業時間・離職率・福利厚生は?
みずほフィナンシャルグループの働き方について、残業時間や離職率、福利厚生の実態を詳しく見ていきます。
大手金融グループとして働きがいのある環境を提供する一方で、長時間労働などの課題もあるのが実情です。
実際の従業員の声をもとに、リアルな働き方の実態をお伝えします。
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残業時間
項目 | 数値 |
---|---|
月間残業時間 | 34.4時間 |
有給消化率 | 64.8% |
男性育児休業取得率 | 98% |
みずほフィナンシャルグループの月間残業時間は34.4時間となっており、金融業界としては標準的な水準といえます。
働き方改革の影響で「全体的には残業時間も減っている」との口コミもあり、労働環境の改善が進んでいることがうかがえます。
有給消化率は64.8%で、金融業界の中では比較的高い水準を維持しています。
男性の育児休業取得率が98%と非常に高く、ワークライフバランスの向上に積極的に取り組んでいる姿勢が見て取れるでしょう。
離職率・平均勤続年数
みずほフィナンシャルグループの平均勤続年数は16.3年と、金融業界の中でも長期勤続の傾向が強い企業です。
具体的な離職率は公開されていませんが、平均勤続年数の長さから人材の定着率は高いと推測されます。
OpenWorkでは「年次が上がっていくと給料が増えるため退職を躊躇する」「若いうちは年収も低く辞めていく人が多い」との指摘があることから、入社初期と中堅以降で離職傾向が異なるといえます。
福利厚生
制度名 | 内容 | 備考 |
---|---|---|
住宅補助 | 一律25,000円支給 | 27歳以下配偶者ありは50,000円 |
社内食堂 | 利用可能 | 昼食費補助あり |
退職金制度 | DB廃止、全額DC移行 | 2024年制度変更 |
社宅制度 | 利用可能 | – |
みずほフィナンシャルグループの福利厚生は、大手金融グループとして充実した内容となっています。
口コミでは「手厚い退職金、社内食堂、昼食費補助、住宅補助などもあり、福利厚生はかなり恵まれている」との評価がみられました。
福利厚生を含めた実質的な待遇は「額面給料+100-150万円」を受け取る社員も見られるため、金銭面以外のメリットも大きいといえます。
ただし2024年の新人事制度移行により、退職金制度がDB(確定給付)から全額DC(確定拠出)に変更されるなど、一部制度の見直しが行われているでしょう。
キャリアパス
みずほフィナンシャルグループのキャリアパスは、従来の年功序列から成果重視の制度への移行期にあります。



昇格のタイミングは概ね3〜4年ごとで、代理・調査役から課長、副支店長、参事役と階段を上がっていきます。
社内公募制度が充実しており、グループ会社に複数年出向できたり、条件を満たしたら転籍できたりと、希望に沿ってキャリアを積むことも可能です。
近年では「敗者復活も少し見直されている」との声もあり、一度昇格に遅れても再チャレンジできる環境が整備されています。
みずほフィナンシャルグループはどんな会社?|年収が高い理由・今後の展望も解説
みずほフィナンシャルグループの事業内容や企業特性について詳しく解説していきます。
なぜこれほど高い年収水準を実現できるのか、その理由と今後の展望についても分析するので参考にしてください。
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主な事業・サービス内容
項目 | 内容 |
---|---|
社名 | 株式会社みずほフィナンシャルグループ |
本社所在地 | 東京都千代田区大手町1丁目5番5号 |
従業員数 | 2,626人 |
設立 | 2003年1月8日 |
資本金 | 2兆2,567億円 |
年間収入 | 約5,944億円(2025年3月期) |
みずほフィナンシャルグループは、銀行持株会社として金融グループ全体の経営管理を行う企業です。
主要な事業セグメントとしては、以下の5つを展開しています。
- リテール
- 事業法人
- コーポレート
- インベストメントバンキング
- グローバルコーポレート
グループには株式会社みずほ銀行、みずほ信託銀行株式会社、みずほ証券株式会社などの中核事業会社が含まれ、総合金融サービスを提供しています。
「お客さま、経済・社会、社員の豊かな実りを実現」を理念に掲げ、金融を通じて社会に価値を提供し続けています。
年収が高い理由
みずほフィナンシャルグループの年収が高い理由として、まず大手金融グループとしての安定した収益基盤があげられます。
銀行業務、信託業務、証券業務という収益性の高い金融サービスを総合的に展開しており、多様な収益源を確保しています。
また、国内外に幅広いネットワークを持ち、法人向けの大型取引や投資銀行業務など付加価値の高いサービスを提供していることも高年収の要因です。
口コミでは「他業種に比べて相対的に給与水準は高いが、その分期待される役割も大きくなる」との声もあり、高い専門性と責任に見合った処遇を提供しているといえます。
今後の展望
みずほフィナンシャルグループは、2024年7月にジョブ型の新人事制度を導入し、従来の年功序列から成果重視の評価制度への転換を進めています。
2026年4月を目処として、株式会社みずほ銀行とみずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社の統合も予定されており、組織の最適化を図っています。
デジタルトランスフォーメーション(DX)や地方創生、サステナビリティ分野への投資も積極的に行っており、次世代の金融プラットフォームの構築を図っている点も見逃せません。
口コミでは「新人事制度導入によって今後変わっていく」との期待の声もあり、より実力重視の公正な評価制度の確立により、さらなる成長が期待できるでしょう。
まとめ
みずほフィナンシャルグループの平均年収は1,117万円と、金融業界の中でも高い水準を維持している企業です。
年代別に見ると30歳で695万円、40歳で1,143万円と着実に上昇し、年功序列の要素を残しつつも実力評価も加味された給与体系となっています。
2024年からはジョブ型の新人事制度に移行し、より成果重視の評価制度への転換が進んでいます。
残業時間は月34.4時間と適正な範囲で管理されており、有給消化率64.8%、男性育児休業取得率98%と働きやすさも魅力的です。



安定した高年収と充実した福利厚生を求める方にとって、みずほフィナンシャルグループは魅力的な転職先となるでしょう。
運営者情報
「トレオンメディア」は東京都渋谷区にオフィスを構える株式会社トレオンが運営しています。当社は厚生労働省から有料職業紹介事業の認可を取得し、求職者の転職支援や求人企業の採用活動のサポートをメインに活動しております。
会社名 | 株式会社トレオン |
所在地 | 東京都渋谷区恵比寿西1-33-6 1F |
公式サイト | https://tleon.co.jp/ |
法人番号 | 6011001157541(国税庁) |
有料職業事業厚生労働大臣許可番号 | 13-ユ-316110(人材サービス総合サイト) |
適格請求書事業者登録番号 | T6011001157541(国税庁) |
2025年8月時点