リブ・コンサルティングに転職するには？中途採用の難易度や年収レンジを解説

企業情報カード
企業名	株式会社リブ・コンサルティング
業界	コンサルティング、シンクタンク
本社所在地	東京都中央区日本橋
設立	2012年7月
従業員数	253名
平均年収	813万円
中途採用比率	非公開
平均残業時間	月69.2時間
有給取得率	51.5%
3年後定着率	非公開

株式会社リブ・コンサルティングは、スタートアップから中小・中堅企業、大企業まで幅広い事業規模の企業に対してコンサルティングサービスを提供する成長企業です。

「100年後の世界を良くする会社を増やす」という企業理念のもと、戦略立案だけでなく実行支援まで深く入り込む「結果の出る成果創出型コンサルティング」を強みとしています。

2012年の設立以来、3つの事業ドメインに対応する国内唯一のビジネスモデルを展開し、急成長を遂げてきました。

本記事では、リブ・コンサルティングへの転職難易度や選考対策、向いている人の特徴、おすすめの転職エージェントを紹介します。

株式会社リブ・コンサルティングはどんな会社？

株式会社リブ・コンサルティングは、2012年7月に設立された総合経営コンサルティング会社です。

スタートアップ、中小・中堅、エンタープライズという3つの事業ドメインすべてにコンサルティングサービスを提供する国内唯一のビジネスモデルを展開しています。

従来のコンサルティングファームが戦略立案で終わるのに対し、同社は仮説検証活動や初期マーケット探索活動を担うなど、現場に深く入り込んで成果を出すまで伴走するスタイルが特徴です。

OpenWorkの総合評価は3.91と高く、特に「20代成長環境」が4.8、「社員の士気」が4.7という高評価を獲得しています。

株式会社リブ・コンサルティングの転職難易度は？中途採用で受かるのは厳しい？

株式会社リブ・コンサルティングへの転職難易度は、中程度からやや高めといえます。

経営コンサルタント職では未経験可・第二新卒歓迎の求人があるため、コンサルティング業界未経験者にもチャンスがあります。

ただし、高い成長意欲と吸収力が求められるため、入社後のハードワークに対応できる覚悟が必要です。

OpenWorkでは「20代成長環境」のスコアが4.8と非常に高く、若手の成長を重視する企業文化があることが窺えます。

そのため、自己成長への強い意欲を持ち、ハードワークをいとわない姿勢が評価されるでしょう。

また、戦略立案だけでなく実行支援まで深く入り込むビジネスモデルのため、現場で手を動かせる実務能力も求められます。

株式会社リブ・コンサルティングの第二新卒における転職難易度は？

株式会社リブ・コンサルティングの第二新卒における転職難易度は、比較的チャレンジしやすいといえます。

経営コンサルタント職では「第二新卒歓迎」と明記された求人があり、若手の積極採用姿勢が見られました。

OpenWorkの「20代成長環境」スコアが4.8という高評価からも、第二新卒の受け入れ体制や育成環境が整っていることが推測されます。

そのため、コンサルティング業界未経験であっても、高い学習意欲と成長志向を示すことができれば、採用される可能性は十分にあるでしょう。

株式会社リブ・コンサルティングの中途採用（キャリア採用）における選考フロー・倍率

株式会社リブ・コンサルティングの選考フローは、各ポジションの募集要項に明記されています。

書類選考から最終面接まで、複数段階で進む流れです。

具体的な倍率データは公開されていませんが、未経験可・第二新卒歓迎の求人があることから、ポテンシャル重視の採用が行われていると考えられます。

面接はオンラインでも実施されており、遠方の応募者にも配慮されています。

また、オフィス見学も可能な場合があるため、実際の職場環境を確認したい人は申し出てみると良いでしょう。

株式会社リブ・コンサルティングの選考対策・受かるためのポイント

株式会社リブ・コンサルティングの選考を突破するには、企業理念への深い共感と実務能力のアピールが不可欠です。

ここでは、選考対策の具体的なポイントを詳しく解説します。

企業研究を徹底する

リブ・コンサルティングの選考では、企業理念やビジネスモデルへの深い理解が重要視されます。

「100年後の世界を良くする会社を増やす」という企業理念と、3つの事業ドメイン（スタートアップ、中小・中堅、エンタープライズ）に対応する独自のビジネスモデルをしっかり理解しておきましょう。

特に、従来のコンサルティングファームが戦略立案で終わるのに対し、同社は実行支援まで深く入り込む点が大きな差別化要因です。

この点を理解し「なぜリブ・コンサルティングなのか」を明確に語れるようにしておくことが重要です。

また、公式サイトや代表メッセージ、エキスパート紹介ページなどを熟読し企業文化や求められる人材像を把握しておきましょう。

履歴書・職務経歴書を作り込む

書類選考は第一関門であり、ここで魅力的な内容を提示できなければ面接にすら進めません。

特に未経験可の求人に応募する場合は、これまでの経験をどうコンサルティング業務に活かせるかを論理的に示すことがポイントです。

職務経歴書では、単に業務内容を羅列するのではなく「どのような課題に対し、どのようなアプローチで、どのような成果を出したか」と具体的に記載しましょう。

また、コンサルティング業界未経験の場合は、クライアント折衝経験やプレゼンテーション経験、データ分析経験など汎用性の高いスキルを積極的にアピールしてください。

誤字脱字がないか、読みやすいレイアウトになっているかも必ず確認してましょう。

面接の回答を準備する

面接では、志望動機やキャリアビジョンだけでなく、論理的思考力やコミュニケーション能力も評価されます。

特に現場コンサルタントとの面接では、ケース面接やフェルミ推定が出される可能性もあるため、事前に対策しておきましょう。

特に「なぜリブ・コンサルティングなのか」という質問には3つの事業ドメインに対応する独自性や、成果創出型コンサルティングの魅力を具体的に語れるようにしておきましょう。

また、海外拠点（タイ）や提携先（韓国）があることから、語学力がある場合は積極的にアピールすると好印象につながります。

面接では結論ファーストで簡潔に答えることを心がけ、具体的なエピソードで裏付けることで説得力が増します。

株式会社リブ・コンサルティングへの転職に向いている人の特徴

株式会社リブ・コンサルティングは、成長意欲が高い人材を求めています。

ここでは、同社への転職に向いている人の特徴を詳しく解説します。

コンサルティング業界出身の人

コンサルティング業界で経験を積んできた人は、リブ・コンサルティングへの転職に向いています。

なぜなら、コンサルティングの基礎スキル（論理的思考力、課題発見力、プレゼンテーション能力など）を既に身につけているため入社後早期に活躍できるからです。

特に大手コンサルティングファームで戦略立案を担当してきた方にとって、同社は魅力的な環境といえます。

大手ファームでは戦略を提案したらプロジェクトが終了することが多いものの、リブ・コンサルティングでは提案後の実行フェーズまで深く関わることが可能です。

そのため「自分が立てた戦略が本当に成果を生むまで見届けたい」「現場に入り込んでクライアントと一緒に課題を解決したい」という思いを持つコンサルタントにおすすめの企業です。

また、同社は戦略立案から実行支援まで一貫して担当するスタイルのため、クライアントと共に成果を出すまで伴走できることも魅力といえます。

どこの会社でも通用するスキルを持っている人

リブ・コンサルティングでは、特定の業界や企業に依存しない、汎用性の高いビジネススキルを持つ人材が求められます。

論理的思考力、プレゼンテーション能力、プロジェクトマネジメントスキル、データ分析力など、どの企業でも価値を発揮できるスキルセットが重要です。

特に、3つの事業ドメイン（スタートアップ、中小・中堅、エンタープライズ）すべてに対応するビジネスモデルを展開しているため、多様なクライアントに柔軟に対応できる適応力が求められます。

また、実行支援まで担うので、戦略立案だけでなく現場での実務遂行能力も不可欠です。

【20代・第二新卒】吸収力が高い人

リブ・コンサルティングは、OpenWorkの「20代成長環境」スコアが4.8と非常に高いことから、若手の成長を重視する企業文化があることが窺えます。

そのため、第二新卒や20代の転職者で、高い吸収力と学習意欲を持つ人材は特に歓迎されるでしょう。

同社では「第二新卒歓迎」と明記された求人があり、未経験からでもコンサルタントとしてのキャリアをスタートできる環境が整っています。

ただし、月間残業時間が69.2時間と長めであることから、ハードワークに対応できる体力とメンタルの強さは不可欠です。

また、社員の口コミでは「チャレンジ精神が旺盛であれば、どこまでも高みを目指すことができる」という声もありました。

自分自身に強く自信を持っており、チャレンジ精神が旺盛であれば、どこまでも高みを目指すことができると考える。入社年数は関係なく、スキルがなくとも実績ベースで評価されるため、ポジションによっては短期間での昇格も夢ではない。営業文化の中で、昇り詰めたいという方にはとてもおすすめ
引用：OpenWork｜働きがい・成長、経営コンサルタント、在籍3年未満、現職（回答時）、中途入社、男性

年収を上げたい人

株式会社リブ・コンサルティングの平均年収は813万円（有価証券報告書より）と、コンサルティング業界の中でも高水準です。

OpenWorkのデータでは平均年収712万円（平均年齢32歳）、年収範囲は450万円から1,400万円となっており実力次第で大幅な年収アップが期待できます。

キャリア採用の求人（経営コンサルタント）では年収600万円からスタートとなっており、経験や能力に応じて決定されます。

そのため、現職の年収に不満がある人や、実力に見合った報酬を得たい人には魅力的な環境といえるでしょう。

ただし、口コミでは「労働時間及び発揮価値に対してあまりに低すぎる」という意見もありました。

基本は月給のみ。
そこに加えて、PJを受注したり、多くのPJに参加したりして目標を超えて受け取ったPJの分配金の一定割合が加算される。
社員からは、労働時間及び発揮価値に対してあまりに低すぎるという声が多数出始めている。
入社当初はあまり聞かなかったが、退職前ではそれなりの数の社員が「やりがい搾取」と冗談めかしていうくらいには低いと感じる。
引用：OpenWork｜年収・給与制度、コンサルティング事業本部、コンサルタント、在籍3年未満、退社済み(2025年より前)、中途入社、男性

自分の市場価値を上げたい人

リブ・コンサルティングは「20代成長環境」スコア4.8という高評価からも分かる通り、若手の市場価値向上に最適な環境を提供しています。

3つの事業ドメインに対応する多様なプロジェクトに携われるため、幅広い業界知識とスキルを身につけることができるでしょう。

また、戦略立案だけでなく実行支援まで担うことで、現場に深く入り込んで成果を出すまで伴走するコンサルタントとしての実践力が磨かれます。

そのため、将来的に独立や起業を考えている人、他のコンサルティングファームやスタートアップへの転職を視野に入れている人にとって、貴重な経験を積める場です。

ただし、月間残業時間が69.2時間と長めであることから、ハードワークは避けられないでしょう。

中途で株式会社リブ・コンサルティングに転職した場合の年収は？

株式会社リブ・コンサルティングの平均年収は813万円（有価証券報告書より）です。

一方、OpenWorkのデータでは平均年収712万円（平均年齢32歳）となっており、年収範囲は450万円から1,400万円と幅広いです。

データソース	平均年収	平均年齢	備考
有価証券報告書	813万円	33.5歳	全社平均
OpenWork	712万円	32歳	年収範囲：450万円～1,400万円

この差は、職位や経験年数、担当プロジェクトの規模によって大きく変動することを示しています。

キャリア採用の求人（経営コンサルタント）では年収600万円からスタートとなっており、経験や能力に応じて決定される仕組みです。

年齢	推定年収	年収レンジ
25歳	558万円	415万円～769万円
30歳	679万円	499万円～925万円
35歳	761万円	559万円～1,037万円

OpenWorkの年齢別推定年収を見ると、年齢とともに着実に年収が上がる傾向が見られます。

また、給与体系は基本給95%、残業代1%、賞与4%という構成で基本給が非常に高い一方、賞与の比率は低めです。

そのため、安定した収入を得られる反面、ボーナスによる大幅な年収増は期待しにくいといえるでしょう。

【中途採用】株式会社リブ・コンサルティングへの転職におすすめの転職エージェント

株式会社リブ・コンサルティングへの転職を成功させるには、コンサルティング業界に強い転職エージェントの活用が効果的です。

ここでは、おすすめの転職エージェントを2社紹介します。

JACリクルートメント｜30代・ミドルの転職に強い

JACリクルートメントは、30代以上のミドル層やハイクラス転職に強みを持つ転職エージェントです。

コンサルティング業界への転職支援実績が豊富で、リブ・コンサルティングのような成長企業の求人も多数保有しています。

また、両面型の支援体制により企業の内部事情や求める人材像を詳しく把握しているため、的確なアドバイスが受けられます。

ASSIGN｜20代で年収を上げたい人向けの転職エージェント

ASSIGNは、20代・若手ハイクラス層の転職支援に特化した転職エージェントです。

特にコンサルティング業界や成長企業への転職支援に強く、第二新卒や未経験からのキャリアチェンジにも対応しています。

リブ・コンサルティングのように、若手の成長環境を重視する企業との相性が良く適切なキャリアプランを提案してもらえます。

また、長期的なキャリア設計を重視している点も特徴です。

株式会社リブ・コンサルティングの転職元・転職先

株式会社リブ・コンサルティングの転職元・転職先に関する具体的なデータは公開されていません。

しかし、同社のビジネスモデルや求める人材像から、一定の傾向を推測することはできます。

大手コンサルティングファームから、より実行支援に深く関わりたいという理由で転職してくる人が多いと考えられます。

また、未経験可の求人があることから、事業会社で実務経験を積んだ人が、キャリアチェンジの機会として選ぶケースもあるでしょう。

リブ・コンサルティングで実行支援まで経験した人は、スタートアップ企業の経営幹部として活躍するケースが多いと推測されます。

また、コンサルティング経験を活かして独立・起業する人もいるでしょう。

株式会社リブ・コンサルティングはやばい？仕事がきつい？転職すると後悔する？

株式会社リブ・コンサルティングは、成長環境と引き換えに長時間労働が常態化している面があります。

OpenWorkのデータや社員の口コミを参考にし、メリット・デメリットの両面を理解したうえで転職を判断することが重要です。

評価項目	スコア	コメント
20代成長環境	4.8	非常に高い成長機会
社員の士気	4.7	高いモチベーション
風通しの良さ	4.3	オープンな企業文化
人事評価の適正感	3.9	概ね適正な評価
待遇面の満足度	2.7	労働時間に見合わないという声
法令順守意識	2.8	長時間労働が常態化

株式会社リブ・コンサルティングは、若手の成長環境として非常に優れています。

戦略立案だけでなく実行支援まで深く関わることで、コンサルタントとしての実践力が磨かれるでしょう。

一方で、長時間労働が常態化しており、待遇面の満足度や法令順守意識のスコアは低めです。

口コミでは「労働時間及び発揮価値に対してあまりに給与が低すぎる」という意見もあり、ハードワークに見合った報酬かどうかは個人の価値観次第といえるでしょう。

そのため、短期集中で市場価値を高めたい人には最適ですが、ワークライフバランスを重視する人には向かない可能性があります。

株式会社リブ・コンサルティングの採用大学は？

株式会社リブ・コンサルティングの新卒採用における採用大学データから、同社が求める人材の学歴レベルが推測できます。

採用実績校を見ると、国内外の難関大学出身者が多く採用されていることが分かりました。

分類	大学名
国立大学	東京大学、京都大学、一橋大学、東京工業大学、名古屋大学、北海道大学、大阪大学、千葉大学、神戸大学、横浜国立大学
私立大学	慶應義塾大学、早稲田大学、上智大学、明治大学、青山学院大学、中央大学、東京理科大学、同志社大学
海外大学	オックスフォード大学、ワシントン大学

過去の採用人数を見ると、2023年卒15名、2024年卒18名、2025年卒17名と、毎年15名前後の新卒採用を行っています。

採用大学は旧帝大や早慶上智などの難関大学が中心ですが、MARCH（明治・青山学院・中央）からの採用実績もあり、学歴フィルターは一定程度あるものの、絶対的なものではありません。

また、海外大学（オックスフォード大学、ワシントン大学）からの採用実績もあり、グローバルな人材を積極的に採用しているようです。

しかし、中途採用においては学歴よりも実務経験や成長意欲が重視される傾向があります。

株式会社リブ・コンサルティングの中途採用・転職難易度まとめ

株式会社リブ・コンサルティングへの転職は、未経験可・第二新卒歓迎の求人があるものの、高い成長意欲とハードワークへの覚悟が求められます。

OpenWorkのスコアからも、若手の成長環境として非常に優れている一方、長時間労働が常態化していることが窺えます。

転職を検討する際は、短期集中で市場価値を高めたいのか、ワークライフバランスを重視したいのか、自分のキャリアプランを明確にしておくことが重要です。

そのうえで、専門の転職エージェントを活用し、企業研究と選考対策を徹底することで、転職成功の可能性を高められるでしょう。

株式会社リブ・コンサルティングは、成長意欲の高い若手にとって、貴重な経験を積める環境といえます。