外資系企業に強い転職エージェントおすすめ20選｜業界別・年代別に一覧で解説

外資系企業に転職する際、転職エージェントを活用したいけど、どの転職エージェントがいいのかわからず困る方は多いでしょう。

転職を成功させるうえで、転職エージェント選びは成功率に関わる重要な要素です。

本記事では、外資系企業への転職に強みを持つおすすめ転職エージェントを20選や転職エージェントを使うメリット、選び方などを解説します。

ハイクラス向けのおすすめ転職エージェントを知りたい方は以下の記事もあわせて参考にしてみてください。

外資系企業に強い転職エージェントおすすめランキング20選

外資系企業への転職に強みを持つ転職エージェントは、以下の20社です。

ビズリーチ

ビズリーチは、外資系企業などハイクラス転職に強みを持つ、スカウト型の転職エージェントです。

ビズリーチに登録されている求人の4割以上は年収1,000万円以上の経営幹部、管理職向けのハイクラス求人です。

ビズリーチでは一定の基準を満たした優秀なヘッドハンターが8,400人以上在籍しているため、安心して転職活動を行えます。

Myvision

Myvisionは、コンサル業界への転職に特化している転職エージェントです。

国内のほぼ全てのコンサルファームとネットワークを構築しており、200社以上、1,000以上のポジションの求人紹介が可能です。

Myvisionでは転職する方の7割はコンサル業界未経験者であるため、コンサル業界への転職ノウハウに長けています。

ASSIGN

ASSIGNは20代〜30代の若手ハイクラス層を対象とした転職エージェントです。

公式サイトによればキャリア支援実績数はのべ4,000人にものぼり、2021年に開催された「JAPAN HEADHUNTER AWARDS 2021」では、ヘッドハンターの質を高く評価され「最優秀賞」を受賞しています。

ASSIGNの強みとして、目指す将来像から逆算した7項目のオーダーメイドキャリアプランを提案してくれる点が挙げられます。

JACリクルートメント

JACリクルートメントは、東証プライム市場に上場している、ハイクラス転職に強みを持つ転職エージェントです。

オリコン顧客満足度で7年連続1位を獲得しているなど、転職支援実績の豊富さが特徴的です。

管理職や専門職のハイクラス転職に加え、外資系企業やグローバル企業への転職支援実績が豊富な特徴があります。

パソナキャリア

パソナキャリアは、30代〜40代のミドル層におすすめのハイクラス特化型の転職エージェントです。

年収600万〜1,200万円まで豊富なハイクラス求人を取り扱っており、同社によれば年収アップ率は61.7%と高い水準を誇ります。

さらにハイクラス向け転職エージェントとしては珍しく、全47都道府県に拠点を持っていることから、地方でも問題なく年収アップを狙えます。

エンワールド

エンワールドは、日本国内にある外資系企業の約87％と取引をしている転職エージェントです。

エンワールドの特徴の一つとして、日本を含む27の国籍にまたがるコンサルタントチームを保有している点が挙げられます。

また、エンワールドでは転職成功に向けて、キャリアビジョン設計や入念な面接対策など、サポート体制に強みがあります。

アージスジャパン

アージスジャパンは、年収1,000万円以上の非公開求人を多数取りそろえている転職エージェントです。

アージスジャパンを利用して年収が100万円以上高くなった実績も多数あるなど、ハイクラス転職に強みがあります。

業界の専門知識を有する専任コンサルタントがキャリアプラン作成などをサポートしてくれるため、転職の成功率を高められます。

type転職エージェント

type転職エージェントは、転職サポートの手厚さに強みを持つ転職エージェントです。

type転職エージェントにはハイクラス向けや20代向け、女性の転職などさまざまな状況に応じた転職サービスがあります。

求人票に載っていない独自情報の共有や、苦手に合わせた選考対策の実施など、サポートが手厚い点は特徴的です。

コトラ

コトラは、有効求人数32,000件超え、登録者数12万人突破のハイクラス転職に強みがある転職エージェントです。

金融とコンサル業界への転職に強みがあり、業界出身のコンサルタントが伴走してくれるため転職成功率を高められます。

リクルートダイレクトスカウト

リクルートダイレクトスカウトは、外資系企業への転職におすすめのスカウト型の転職エージェントです。

リクルートダイレクトスカウトは転職者の転職活動の負荷を減らし、最適なマッチングを創出することを目的に活動しています。

AIを活用したサポートに力を入れており、質問に答えるだけで職務経歴のレジュメを簡単に作成し、スカウトにつなげられます。

doda X

doda Xは、年収600〜2,000万円台の求人を多数保有する、外資系企業の転職に強みを持つ転職エージェントです。

doda Xはヘッドハンターからスカウトを受け取れる転職サービスですが、求人に自ら応募することも可能です。

doda Xは35年の歴史を持つdodaによるハイクラス転職サービスであるため、転職ノウハウも多数保有しています。

概要
サービス名	doda X
運営会社	パーソルキャリア株式会社
ハイクラス向けの求人数	61,402件
対応地域	全国
公式サイト	https://doda-x.jp/

ランスタッド

ランスタッドはオランダで設立された、60年以上の実績があるハイクラス向けの転職エージェントです。

世界39カ国、4,400以上の拠点を有する転職エージェントであり、グローバルや外資系企業への転職に強みがあります。

あらゆる業界や職種に精通しているコンサルタントが多数在籍しており、転職者に最適なキャリアプランを提案してくれます。

概要
サービス名	ランスタッド
運営会社	ランスタッド株式会社
ハイクラス向けの求人数	4,900件
対応地域	全国
公式サイト	https://www.randstad.co.jp/tenshoku/

リメディ

リメディは、日経大企業や外資系コンサルティングファーム、メガベンチャーなどへの転職に強みを持つ転職エージェントです。

リメディが独自開発したシステムにより、最新のハイクラス・人気求人に容易にアクセスできる点は魅力的です。

また、転職したら終わりではなく、転職後を見据えたキャリア設計の相談ができるのは、リメディならではの強みでしょう。

概要
サービス名	リメディ
運営会社	リメディ株式会社
ハイクラス向けの求人数	6,000件以上
対応地域	非公開
公式サイト	https://remedy-tokyo.co.jp/

エグゼクティブリンク

エグゼクティブリンクはコンサル業界への転職に特化している転職エージェントです。

経験豊富なキャリアアドバイザーが転職者を個別に担当し、入社までを手厚くサポートしてくれます。

概要
サービス名	エグゼクティブリンク
運営会社	株式会社エグゼクティブリンク
ハイクラス向けの求人数	非公開
対応地域	非公開
公式サイト	https://www.executive-link.co.jp/

ロバート・ウォルターズ

ロバート・ウォルターズは37年以上にわたり転職支援を実施してきた、グローバルな転職エージェントです。

45以上の業界で専門知識を有するコンサルタントが在籍しており、グローバル企業でありながら地域に根ざして活動しています。

概要
サービス名	ロバート・ウォルターズ
運営会社	ロバート・ウォルターズ・ジャパン株式会社
ハイクラス向けの求人数	2,050件
対応地域	非公開
公式サイト	https://www.robertwalters.co.jp/

LHH転職エージェント

LHH転職エージェントは、世界最大級の総合人材サービス企業であるアデコグループの傘下で、ハイクラス転職支援に特化しています。

50年以上の実績とグローバルネットワークを背景に、単なる人材紹介を超えたキャリア支援ソリューションを包括的に提供していることが強みです。

コンサルタント出身者や業界の専門知識を持つチームが、質の高い選考対策やキャリアアドバイスを提供してくれるでしょう。

概要
サービス名	LHH転職エージェント
運営会社	アデコ株式会社(アデコグループ)
公開求人数	1万5,000件以上
対応地域	日本全国・海外
公式サイト	https://www.lhh.com/ja-jp

マイケル・ペイジ

マイケル・ペイジは、世界的な大手人材紹介会社として、グローバル企業へのスペシャリスト人材紹介に強みを持っています。

日本では特に外資系企業や日系グローバル企業の転職支援実績が豊富で、高度な専門性を活かせる案件が豊富に揃っているといえるでしょう。

コンサルティング領域の求人も多く、あなたの英語力や専門スキルに見合った外資系企業のポジションを見つけられますよ。

概要
サービス名	マイケル・ペイジ(Michael Page)
運営会社	マイケル・ペイジ・インターナショナル・ジャパン株式会社
求人数	非公開
対応地域	日本全国・海外
公式サイト	https://www.michaelpage.co.jp/

AXIS Agent

AXIS Agent(アクシスエージェント)は、コンサルティング業界に特化した転職エージェントとして、外資系コンサルへの転職を支援しています。

特に未経験者や第二新卒の支援に強みを持っており、論理的な思考力を高める選考対策や、職務経歴書添削などの手厚いサポートを受けられることが特徴です。

コンサルティング業界の最新動向にも精通しているため、一人ひとりのキャリアパスに合わせた的確なアドバイスが期待できるでしょう。

概要
サービス名	AXIS Agent
運営会社	株式会社アクシスコンサルティング
求人数	非公開
対応地域	全国(主に東京・大阪)
公式サイト	https://www.axc.ne.jp/

ムービン・ストラテジック・キャリア

ムービン・ストラテジック・キャリアは、コンサルティング業界に特化した転職支援を25年以上にわたり行っている老舗エージェントです。

外資系・日系問わず、戦略、総合、ITなどの幅広いコンサルティングファームと強固なコネクションを持っています。

同社の強みは、コンサル業界を熟知したプロフェッショナルが、求人の紹介から選考対策、年収交渉までまとめて手厚く支援してくれることです。

概要
サービス名	ムービン・ストラテジック・キャリア
運営会社	株式会社ムービン
求人数	非公開
対応地域	全国
公式サイト	https://www.movin.co.jp

ヘイズ・ジャパン

ヘイズ・ジャパンは、英国にルーツを持つグローバルな人材紹介会社であり、世界31カ国に展開するネットワークを活かした転職支援が特徴です。

単に求人を紹介するだけでなく、深い人材市場分析に基づいたキャリアソリューションを提供しており、専門性の高いポジションへの転職に強みがあります。

IT、エンジニアリング、金融など13の専門分野をカバーし、それぞれの業界に精通したコンサルタントが最新の外資系求人を紹介してくれますよ。

概要
サービス名	ヘイズ・ジャパン
運営会社	ヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジャパン株式会社
公開求人数	2,000件以上
対応地域	全国(東京・大阪・横浜に拠点あり)
公式サイト	https://www.hays.co.jp

【業界別】外資系におすすめの転職エージェント

本項では、外資系企業におすすめの転職エージェントを、業界別に紹介します。

紹介する業界と転職エージェントは以下の通りです。

業界	おすすめ転職エージェント
IT業界	リクルートダイレクトスカウト ランスタッド
コンサル業界	エンワールド Myvision エグゼクティブリンク
金融業界	コトラ ロバート・ウォルターズ
製薬・メディカル業界	Answers エンワールド ヘイズ・ジャパン
消費財・メーカー業界	JACリクルートメント ビズリーチ エンワールド

それぞれの業界の外資系企業への転職を考えている方は、ぜひ参考にしてください。

IT業界の外資系企業におすすめの転職エージェント

リクルートダイレクトスカウトとランスタッドは、IT業界の外資系企業への転職に強みを持つ転職エージェントです。

IT業界の外資系企業に転職する場合は、IT業界への転職支援実績や業界に精通したコンサルタントの存在が重要です。

コンサル業界の外資系企業におすすめの転職エージェント

外資系企業のコンサル業界は選考難易度が高いため、特化型の転職エージェントを使うことで、内定率を高められます。

以下の3社は、いずれも外資系コンサル業界への転職実績を豊富に持つエージェントであるため、ノウハウに長けています。

金融業界の外資系企業におすすめの転職エージェント

金融業界の外資系企業に転職するためには、業界出身コンサルタントの在籍や英語対応に強みを持っているかを重視しましょう。

以下の3つの転職エージェントは、転職支援実績やサポート内容、業界出身のコンサルタントが多いためおすすめです。

製薬・メディカル業界の外資系企業におすすめの転職エージェント

製薬・メディカル業界の外資系企業は、研究開発職からMR、専門性の高い治験関連職など、採用ニーズが多岐にわたります。

以下の3つのエージェントは、メディカル・ライフサイエンス領域の外資系求人に強みを持っています。

これらのエージェントは、製薬・メディカル業界特有の専門職求人を多数取り扱っており、あなたの持つ専門知識を最大限に活かせるポジションを紹介してくれます。

消費財・メーカー業界の外資系企業におすすめの転職エージェント

消費財・メーカー業界の外資系企業は、マーケティングやサプライチェーン、技術開発など、グローバルなキャリアを築ける職種が豊富です。

以下の3つのエージェントは、消費財・メーカー領域のハイクラス求人に強みを持っています。

これらのエージェントは、消費財・メーカーの外資系企業における非公開求人やハイクラス求人を豊富に保有しており、年収アップを目指す転職に向いています。

【年代別】外資系におすすめの転職エージェント

本項では、外資系企業への転職におすすめの転職エージェントを、特徴を踏まえて年代別に紹介します。

20〜40代の転職におすすめの転職エージェントは以下の通りです。

年代	おすすめ転職エージェント
20代	エンワールド Myvision
30代	エンワールド JACリクルートメント
40代	アージスジャパン ランスタッド
50代	JACリクルートメント ビズリーチ エンワールド

それぞれの年代におすすめできる理由も解説するので、転職エージェント選びの参考にしてください。

20代におすすめの外資系に強い転職エージェント

20代が外資系企業に転職するためには、実務経験をカバーできるポテンシャルと事前準備が不可欠です。

エンワールドはバイリンガル人材の転職支援に特化しており、英語を使った応募書類や面接対策が充実しています。

Myvisionは若手ハイクラスの転職に強みがあり、外資系企業などの非公開求人を豊富に取りそろえています。

30代におすすめの外資系に強い転職エージェント

外資系への転職を考えている30代は、エンワールドとJACリクルートメントの利用がおすすめです。

エンワールドはグローバル人材の支援に定評があり、英語面接対策も入念に実施しています。

JACリクルートメントは職種別に専門性の高いコンサルタントが在籍しているため、外資系企業への転職支援実績が豊富です。

40代におすすめの外資系に強い転職エージェント

40代で外資系企業に転職をするには、ハイクラスや管理職への支援実績が豊富な転職エージェント選びが必須です。

アージスジャパンは外資系企業との取引実績が多く、40代向けのポジション紹介に強みがあります。

ランスタッドは世界最大級の人材会社であり、外資系求人やハイクラスの案件を豊富に取りそろえています。

50代におすすめのハイクラス特化型エージェント

50代の転職では、これまでの豊富な実績やマネジメント経験を活かせる、専門性の高いハイクラス・エグゼクティブポジションが中心となります。

以下の3つのエージェントは、50代のキャリアに見合ったエグゼクティブ求人や非公開求人を多数保有しており、経験・スキルに見合った高待遇のポジション獲得を目指せるでしょう。

外資系を目指す人が転職エージェントを使う5つのメリット

外資系企業を目指す人が転職エージェントを使うと、以下の5つのメリットを受けられます。

転職エージェントを使う前に、しっかりとメリットを把握しておきましょう。

外資系企業特有の「非公開求人」を紹介してもらえる

外資系企業の求人は数多くあるため、自分に合った企業を選ぶためには多大な労力が必要です。

外資系企業は即戦力を求めて転職エージェント経由で募集をかけたり、非公開求人として扱われたりする場合も多い傾向です。

非公開求人とは一般公開されず、転職エージェントに登録しなければたどり着けない求人を指します。

一般的に非公開求人は、企業の事業戦略の核となる求人や好条件の求人が多い傾向にあります。

英語を使った面接・レジュメの対策ができる

外資系企業へと転職をするためには、英語での応募書類作成や面接対策が必要など、高い英語力が求められます。

転職エージェントでは、各企業の応募要件に適した英語のレジュメの書き方を指導してくれるため、選考通過率を高められます。

さらに、外資系の転職に強みを持つエージェントであれば、外資ならではの採用目線を熟知しているため効果的に対策が可能です。

企業ごとに対策内容が異なるため、ポイントを踏まえた模擬面接や想定質問に関するアドバイスも受けられます。

年収などの条件交渉を代行してもらえる

外資系企業での転職活動では、自分の能力に見合った報酬を求めて年収交渉を行うことが一般的です。

一方で、直接企業に年収交渉することは心理的ハードルも高く、特に転職初心者はなかなか踏み出せない方も多いでしょう。

そこで転職エージェントを活用すると、年収などの条件交渉をコンサルタントが代わりに行ってくれます。

コンサルタントが企業担当者と密に連絡を取り、最適なタイミングで適正な年収交渉を行うため、安心して任せられます。

完全無料で内定までサポートしてもらえる

転職エージェントは求人紹介から選考対策、内定後の条件交渉まで、転職に関するあらゆる内容を無料でサポートしてくれます。

転職エージェントのビジネスモデルが企業からの成功報酬という形式であることが、無料で利用できる理由です。

転職者は費用負担がないため、転職を検討している段階であっても転職エージェントを活用しても問題ありません。

専門家の意見や業界の内情を入手できる

外資系企業への転職を成功させるには、公開情報だけではわからない業界の深い情報や企業の内情を把握することが重要です。

転職エージェントは特定の業界や職種に精通した専門家として、企業の組織体制、社風、実際の残業時間、将来の事業戦略など、求人票に載っていない現場の生きた情報を豊富に持っています。

特に外資系企業は情報が非公開になりやすいため、これらを事前に知ることで入社後のミスマッチを大幅に防げます。

また、企業側が求める人物像やスキルといった「採用のプロの意見」を聞けることも大きなメリットです。

失敗しない外資系向け転職エージェントの選び方とは？

転職エージェント選びに失敗してしまうと、転職の成功が難しくなってしまいます。

転職エージェント選びで失敗しないために押さえておくべきポイントは以下のとおりです。

転職エージェントは数多くあるため、選び方のポイントを押さえて自分に合ったエージェントを選んでください。

外資系求人と非公開求人の保有数が豊富であるか

外資系企業への転職を成功させるには、そのエージェントが外資系の求人を豊富に持っているかの確認が不可欠です。

特に外資系企業は、経営層や専門性の高いポジションを非公開求人として採用するケースが非常に多く見られます。

外資系に強いエージェントを選ぶことは、質の高い非公開求人や戦略的なポジションに出会うための最初のステップといえるでしょう。

非公開求人には一般公開される求人より年収や待遇が良いものが多く、転職活動の幅を広げるうえで重要です。

複数のエージェントを比較する際は、外資系の非公開求人の取り扱い実績も確認してください。

サポート内容が充実しているか

転職エージェントを選ぶ際、サポート内容の充実さは重要なチェックポイントです。

それぞれ対応しているサポート内容が異なるため、自分が必要なサポートを提供しているエージェントを選ぶ必要があります。

転職エージェントが一般的に提供しているサポート内容は以下のとおりです。

他にも、特定のエージェントでしか実施していない独自のサポート内容もあります。

目指している職種や業界に詳しいか

転職エージェントはそれぞれ得意とする職種や業界に差があります。

外資系と言ってもITやコンサル、金融や消費財など業界は多岐にわたります。

そのため、自分が希望する業界や職種の求人を多く取り扱い、業界の特性や動向に精通したエージェントを選びましょう。

特化型のエージェントであれば、得意な分野のノウハウや実績が豊富であるため、転職の成功率を高められます。

利用者からの口コミや評価が良いか

実際に転職エージェントを利用した人の口コミや評価は、エージェントを選ぶうえで重要な判断材料になります。

口コミサイトの満足度評価や口コミ内容を確認し、評判の良いエージェントを選ぶと失敗を防ぎやすくなります。

ただし、転職エージェントは担当者との相性によっても評価が変わるため、口コミのみを鵜呑みにしないように注意が必要です。

外資系の転職エージェントを活用する4つのポイント

外資系の転職エージェントは、成功率を高めるために上手に活用する必要があります。

転職エージェントを効果的に活用するポイントは、以下の4つです。

転職エージェントの活用の仕方で、転職の成功率は大きく変わります。

複数の転職エージェントを利用する

転職エージェントはそれぞれ得意とする領域が異なるため、複数の転職エージェントを利用する方法がおすすめです。

可能であれば、1社だけではなく希望業界や職種に合わせて2〜3社程度を同時並行で利用してみましょう。

保有している求人やサポート体制にも差があるため、転職活動の幅を広げる効果も得られます。

総合型と業界特化型のエージェントを併用する

外資系への転職活動を有利に進めるには、総合型エージェントと業界特化型エージェントの使い分けをおすすめします。

総合型エージェントは、あらゆる業界・職種の求人を大量に保有し、市場全体を広く把握するのに適しています。

一方、業界特化型エージェント（コンサル特化、IT特化など）は、特定分野の深い情報や専門的なノウハウを持ち、選考対策の質が非常に高いのが魅力です。

例えば外資系ITコンサルタントへの転職を目指す場合、総合型で幅広い情報を集めつつ、特化型で質の高い選考対策を受けるという併用が効果的でしょう。

相性が合わない担当者は変えてもらう

転職エージェント各社には多くのコンサルタントが在籍しているため、担当者と相性が合わない可能性もあります。

コンサルタントとの相性が合わないと感じた場合は、遠慮せずに担当者変更を申し出ましょう。

たとえば、以下のように感じた場合は担当者変更を申し出ることをおすすめします。

我慢して利用し続けていると、どんどんストレスが溜まってしまい、転職活動そのものに悪影響を与えかねません。

転職を成功させるためには、転職エージェントとの相性が重要な要素です

自分の希望条件を明確にして担当者に伝える

転職エージェントから良い求人を提案してもらうには、自分の希望条件を明確にして伝えることが重要です。

希望条件を伝える際は、以下の項目を意識して伝えると効果的です。

条件をうまく共有できていないと、ミスマッチが起きてしまい転職失敗につながる可能性があります。

外資系企業への転職活動の進め方

外資系企業への転職は、日系企業とは採用フローや応募書類の形式、選考スピードが異なります。

特に英文レジュメやケース面接、リファレンスチェックなど、日本の企業ではあまり馴染みのないプロセスもあるため、事前に全体の流れを理解して準備しておくことが大切です。

準備をしっかり行うことで、自分の経験やスキルを効果的に伝えやすくなり、選考をスムーズに進められます。

外資系企業は選考のスピードが速いため、早めに準備を整えておくことがポイントです。

焦らず計画を立て、一つひとつ丁寧に進めることで、より自信を持って転職活動に臨めます。

外資系企業の特徴と日系企業との違いを徹底比較

外資系企業への転職を成功させるには、まず日系企業との根本的な違いを理解しておきましょう。

労働環境やキャリアパス、給与体系など、その特徴を把握せずに転職すると、入社後のミスマッチにつながりかねません。

ここでは、特に違いが大きいとされる「雇用形態」「評価制度」「キャリア」「公用語」の4つの観点から、両者を徹底的に比較します。

「ジョブ型雇用」と「メンバーシップ型雇用」の違い

外資系企業のほとんどが採用する「ジョブ型雇用」は、日系企業に多い「メンバーシップ型雇用」と大きく異なります。

ジョブ型雇用では、職務内容、勤務地、労働時間などが明確に定義された「ジョブディスクリプション」に基づき、ポジションに対して人材が採用されます。

担当する仕事と責任範囲が最初から決まっており、それ以外の業務を求められることはほとんどありません。

一方、メンバーシップ型雇用は「会社」に対して人が採用され、職務内容が曖昧なまま配置転換や異動を通して経験を積む特徴があります。

外資系では、専門スキルを活かせる明確な役割が与えられるため、プロフェッショナルとして働きやすい環境です。

成果主義による評価と高い年収テーブル

外資系企業の特徴として、成果主義に基づいた高い年収テーブルが挙げられます。

ジョブ型雇用である外資系企業では、設定された職務と目標に対してどれだけの成果を上げたかが評価の大部分を占めます。

そのため、年齢や勤続年数に関係なく、実力と成果がダイレクトに年収に反映される傾向にあるでしょう。

この成果主義と、グローバルで通用する水準の給与体系が合わさることで、日系企業と比較して高い年収が得やすいのが魅力です。

ただし、成果が出なければ評価も給与も上がりにくいシビアな側面も併せ持っています。

専門性やスキルがあれば転職回数がデメリットにならない

日系企業では転職回数が多いことがマイナス評価につながることもありますが、外資系企業では専門性やスキルがあれば転職回数がデメリットになることはほとんどありません。

外資系企業が採用時に重視するのは、その職務（ジョブ）を遂行するために必要な具体的なスキルと実績です。

転職回数が多くても、それがキャリアアップや専門性の向上を目的としたポジティブな転職であれば、むしろ「複数の環境で成果を出せる優秀な人材」として評価されるでしょう。

これまでの職務経歴で、具体的な数値データや実績を提示し、そのジョブへの貢献度を明確にアピールすることが重要です。

社内の公用語が英語である企業の割合

外資系企業と一括りにしても、その企業や部署によって社内の公用語が英語である企業の割合は大きく異なります。

日本法人が主体となって活動している企業や、日本の顧客が中心の部署では、日常業務のほとんどが日本語で行われるケースも多くあります。

しかし、本国とのやり取りが多いグローバル本社直下の部署や、外国人比率の高い部署では、会議やメール、資料作成などすべてが英語で行われることがほとんどです。

採用面接の際に英語面接が実施されるかどうかや、実際の業務でどの程度の英語力が求められるかは、事前にエージェントに詳しく確認することをおすすめします。

英語力は必須でなくても、昇進や重要なポジションに就くためには高い英語力が必要になることが往々にしてあるでしょう。

調査データからわかる外資系企業に転職する魅力

外資系企業への転職に漠然としたイメージしか持てない方もいるのではないでしょうか。

その実態を把握するためには、実際の従業員を対象にした調査データを確認することが最も確実です。

ここでは、最新の調査結果から明らかになった、外資系企業が持つ「年収」「働きがい」「ワークライフバランス(WLB)」に関する具体的な魅力について解説します。

【年収】ミドルキャリアで年収1,000万円超の割合が2.6倍以上

外資系企業が持つ最大の魅力の一つは、日系企業と比較して高い年収が得られる可能性が高いことです。

エンワールド・ジャパン株式会社の「外資越境転職」外資系・日系企業のお仕事事情調査によると、ミドルキャリア(30代後半〜40代前半)において年収1,000万円を超える人の割合が、外資系企業は日系企業の2.6倍以上にものぼることがわかっています。

外資系企業が成果主義に基づいて高い年収テーブルを設定し、年齢や勤続年数より個人のスキルと実績を重視する評価制度を採用しているためです。

高い専門性を持つミドルキャリア層にとって、自分の市場価値に見合った報酬を得やすい環境が整っています。

【働きがい】日系企業を上回る働きがい・働きやすさ

「外資系企業はドライな環境なのではないか」と懸念する方もいますが、調査データからは日系企業を上回る働きがい・働きやすさが確認されています。

同調査によると、外資系企業は日系企業と比較して「働きがい」と「働きやすさ」の両方で高い評価を得ており、社員が自律的に働ける環境が整っていることがわかります。

外資系企業は、多様なバックグラウンドを持つ社員を受け入れ、個人の意見を尊重する組織文化が醸成されているのでしょう。

この結果は、外資系企業が「働きがい」と「働きやすさ」を両立する特性が顕著に現れていることを示しています。

【WLB】労働時間は同等でも長期休暇が取得しやすい環境

外資系企業は「激務」というイメージを持たれがちですが、ワークライフバランス（WLB）に関しても魅力的な環境です。

同調査では、外資系企業の平均的な労働時間は日系企業と大きな差はないものの、長期休暇を取得しやすいことが明らかになっています。

外資系企業では成果を出すことが最優先されるため、成果を出している限り個人の裁量で休みを取りやすく、バケーション文化が根付いています。

労働時間が長くなる時期があっても、その後でしっかりとリフレッシュできる長期休暇を取得しやすい環境は、長期的なキャリアを考えるうえで大きなメリットです。

【Q＆A】外資系企業への転職の際によくある質問一覧

外資系企業に転職する際によくある質問と回答を以下にまとめました。

本項の内容を参考にして、転職に関する不安を解消してください。

まとめ｜転職エージェントを活用して外資系企業への転職を成功させよう

外資系企業への転職におすすめの転職エージェント20社を、業界・年代別も含めて紹介しました。

外資系企業へと転職するには、目指す業界や職種に強みを持つ転職エージェントを選ぶことが重要です。

転職エージェントに登録すると、サポートを受けられるだけでなく、非公開求人にもアクセスできるメリットがあります。

転職エージェントへの登録は無料で行えるため、自分の目的に合った転職エージェントに登録しておきましょう。