ダイニーの年収は450万〜1500万円！急成長スタートアップの給与水準を徹底解説

株式会社ダイニーは、飲食業界向けのSaaSプロダクト開発・販売を手がける企業です。

POSシステムを起点としたモバイルオーダーやCRM機能を統合的に提供し、飲食店の課題解決に取り組んでいます。

本記事では、株式会社ダイニーの平均年収や年代別・役職別の年収、中途採用の難易度について解説します。

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ダイニーの年収は450万円～1500万円｜同業他社との比較

株式会社ダイニーの年収は、職種によって大きく異なります。

営業職は450万円～800万円、エンジニア職は600万円～1500万円の範囲となっています。

ダイニーの平均手取り年収・月収

ダイニーの平均年収を仮に450万円だとすると、税金や社会保険料を差し引いた場合、手取りの年収は約357万円、手取りの月収は約30万円です。

ダイニーに転職した場合の参考にしてみてください。

手取り計算ツール

ダイニーと他社の年収を比較

企業名	平均年収	参照
トレタ	515万円	OpenWork
Retty	497万円	OpenWork
スマレジ	約538万円	有価証券報告書
プレイド	約955万円	有価証券報告書

ダイニーの年収を同業他社と比較すると、スタートアップ企業としては標準的な水準といえるでしょう。

特にエンジニア職においては、最大1500万円という高水準の年収設定があり、技術力に応じた適切な報酬体系が整備されています。

営業職についても、フィールドセールスで最大800万円、インサイドセールスで最大600万円と、成果に応じた報酬が期待できる環境です。

2018年設立の急成長企業であり、今後の事業拡大に伴って年収水準の向上も見込まれるでしょう。

ダイニーにおける給与体系｜年代別・役職別の年収は？

ダイニーの給与体系は年俸制を採用しており、職種と経験に応じた幅広い年収レンジが設定されています。

基本給に加えて固定残業代（45時間分）が含まれており、超過分は別途支給される仕組みです。

役職別の年収

ダイニーでは、役職というよりも職種によって年収レンジが明確に設定されています。

以下は、同社で募集している各職種の年収レンジをまとめた表です。

職種	年収レンジ
エンジニア	600万円～1500万円
マーケティング	600万円～1200万円
プロダクト	500万円～1000万円
営業	450万円～800万円

ダイニーの職種別年収は、最高1500万円まで設定されており、技術職を中心に高水準の報酬体系が構築されています。

エンジニア系職種では、SWE（Platform Engineer）とEngineering Managerが900～1500万円と最も高く、フルスタックエンジニアやSREも700～1500万円と高水準です。

営業系職種においては、エンタープライズセールスが500～800万円、フィールドセールスが450～800万円と、営業手法や顧客層に応じた報酬設定がなされています。

プロダクト系職種では、プロダクトマネージャーが700～1500万円の高水準である一方、プロダクトデザイナーは500～1,000万円と、役割の責任範囲に応じた適切な報酬体系が設定されています。

年代別の年収

ダイニーでは年代別の年収データは公開されていませんが、組織構成から職場の特徴を読み取ることができます。

平均年齢は32.4歳と比較的若く、20代〜40代まで各年代がバランスよく在籍している点が特徴です。

特に30代が組織の中心を担い、20代の成長意欲の高いメンバーが約3割を占めることで、活気のある職場環境が形成されています。

2018年設立のスタートアップ企業という背景もあり、年功序列よりも実力主義の風土が根付いています。

年齢に関係なく、成果やスキルに応じて正当に評価されるため、若手であっても高い成果を上げればそれに見合った報酬を得られる環境といえるでしょう。

残業代

ダイニーでは、すべての職種で固定残業代制度を採用しています。

月45時間分の固定残業代が基本給に含まれており、職種によって金額が異なります。

営業職では月額9万6,300円、エンジニア職では12万8,400～19万2,500円の固定残業代が設定されています。

賞与（ボーナス）

ダイニーの賞与については、年俸制のため明確な賞与制度は設定されていません。

年俸を12等分した月額が毎月支給される形式となっており、賞与という形での追加支給は基本的に行われていないようです。

ただし、成果に応じた昇給の機会があり、OKR設定と360度サーベイによる評価制度が導入されています。

初任給

2025年10月時点では、ダイニーの新卒採用は募集しておらず、初任給の情報を得られませんでした。

以下はキャリア採用の情報なので、年収の目安として参考にしてください。

【年俸制】

年収 500万円 〜 800万円
月額 416,667 円〜
（基本給 309,667 円〜、固定残業代 (45時間分) 107,000 円〜）
※固定残業代（45時間）の超過分は別途支給
※スキル・ご経験により、応相談

引用：ダイニー採用情報｜【東京】フィールドセールス

男女の年収差

ダイニーの男女間年収差については、具体的なデータは公開されていません。

ただし、職種と経験に基づく実力主義の評価制度を採用しており、性別による差別的な待遇は行われていないと考えられます。

産前産後休暇・育児介護休暇などの制度も整備されており、女性の働きやすい環境づくりに取り組んでいる様子が伺えます。

スタートアップ企業として多様な人材の活用を重視している姿勢から、公平な評価と報酬体系が期待できるでしょう。

職種を問わずに多くの女性が裁量をもって活躍している。役職についている人や育児休暇を取得する人の実績もある。

引用：OpenWork｜女性の働きやすさ｜営業、在籍3年未満、現職、中途入社、男性

ダイニーの働き方｜残業時間・離職率・福利厚生は？

ダイニーは、フレックスタイム制やリモートワークを導入し、柔軟な働き方を推進しています。

177名の従業員が在籍し、平均年齢32歳の若々しい組織で、エネルギッシュな企業文化が形成されています。

残業時間

OpenWorkの情報によると、ダイニーの月間残業時間は22.4時間と比較的適正な水準に抑えられています。

フレックスタイム制を導入しており、月曜日は10:00-15:00、それ以外は11:00-16:00がコアタイムとなっています。

リモートワークも併用されており、週2日出社が基本となるなど、柔軟な働き方が可能です。

All Hands・朝会・ウェルカムランチ・歓迎会などの社内イベントなどが充実している点も魅力です。

離職率・平均勤続年数

ダイニーの離職率については具体的なデータは公開されていませんが、2018年設立の新しい企業として成長を続けています。

6年間で社員数が110名まで急成長しており、安定した組織拡大を続けている点が特徴です。

社員の出身企業は多様で、メガベンチャー、大手人材企業、SaaSスタートアップなど幅広いバックグラウンドを持つプロフェッショナルが集まっています。

出身業界別では、IT業界経験者が60%を占める一方、外食ドメインエキスパートが16%、未経験者も24%と、多様性に富んだ組織構成です。

また、採用経路はダイレクトリクルーティング40%、リファラル30%と、積極的な人材獲得と社員紹介による信頼性の高い採用が特徴的であり、離職率の低さにも寄与していると考えられます。

福利厚生

制度	内容
社会保険	健康保険 厚生年金 労災保険 雇用保険完備
働き方	フレックスタイム制（コアタイムあり） リモートワーク可能
休暇制度	完全週休二日制 産前産後休暇 育児介護休暇 慶弔休暇 結婚休暇
交通費	全額支給（上限なし）
その他	PC・モニター等最新スペック（業務上必要なものには積極投資） 書籍購入支援 飲食代補助（5,000円/人） 社員紹介インセンティブあり
	業務効率化・スキルアップ関連

ダイニーの福利厚生は、スタートアップ企業として充実した内容です。

VCスタートアップ健康保険組合への加入や、交通費の上限なし支給など、基本的な待遇は充実しています。

また、飲食業界の企業らしく、加盟店での飲食代補助制度があり、業界理解を深める機会も提供されているといえるでしょう。

キャリアパス

ダイニーでは、職種ごとに明確なキャリアパスが設計されています。

営業職では、フィールドセールスからマネジメント、さらには事業統括や経営への挑戦も可能な環境が整備されています。

エンジニア職においては、技術的な専門性を深めるスペシャリストコースと、チームリードやマネジメントを担うジェネラリストコースの両方が用意されています。

社員の出身業界は、IT業界60%、外食ドメインエキスパート16%、未経験者24%と多様であり、メガベンチャー、大手人材企業、SaaSスタートアップ出身者など、さまざまなバックグラウンドを活かしたキャリア形成が可能です。

急成長企業として「世界の飲食インフラ」を目指すグローバルなキャリア機会も豊富に提供されているでしょう。

社内には様々な経歴や強みを持った仲間たちがおり、キャリアの幅の広さに、自分自身の視野や知見が広がるチャンスが多い。事業責任者が部長レイヤーの採用も進んでいるが、それ以上に増員にアクセルが踏まれているので、今後ポジションが増えていくことも予想でき、キャリアアップも多様化していきそう。

引用：OpenWork｜働きがい・成長｜People&Culture本部、在籍3年未満、現職、中途入社、男性

ダイニーはどんな会社？｜年収が高い理由・今後の展望も解説

株式会社ダイニーは、飲食業界のDXを推進する急成長スタートアップ企業です。

POSシステムを起点としたAll in One Restaurant Cloudを提供し、飲食店の課題解決に取り組んでいます。

主な事業・サービス内容

項目	内容
会社名	株式会社ダイニー
設立	2018年6月
代表取締役	山田真央
従業員数	137名（2137名（2025年10月現在、アルバイト・契約社員含む）
本社所在地	東京都港区芝浦1-1-1

ダイニーは、25兆円規模の日本外食市場において、飲食店の根本的な課題解決に取り組む企業です。

POSシステムを起点として、モバイルオーダー、CRM機能、決済サービス、HR機能など、飲食店に必要な機能を統合的に提供するAll in One Restaurant Cloudを展開しています。

「儲かるお店をつくる」「働く楽しさを高める」「金融アクセスを向上させる」という3つのアプローチで、飲食業界の構造的課題に挑戦しています。

現在は解約率0.5％未満、ARR前年比3倍という好調な成長を続けており、5カ国の外国籍社員が在籍し、フィリピンのエンジニアチームとも連携するなど、グローバル展開を見据えた組織体制が構築されています。

年収が高い理由

ダイニーの年収が比較的高水準に設定されている理由の一つが、急成長する事業環境です。

シリーズBラウンドで74.6億円の資金調達を実施し、海外VCからも高い評価を受けており、優秀な人材確保に向けた競争力のある報酬体系を構築しています。

また、25兆円という巨大市場での事業展開により、高い付加価値と収益性を実現しており、社員への還元も充実しています。

エンジニア職では最大1500万円という高水準の設定があるのもポイントです。

今後の展望

ダイニーは「全ての人の飲食インフラになる」というビジョンのもと、グローバル展開を視野に入れた成長を目指しています。

現在は5カ国の外国籍社員が在籍し、フィリピンのエンジニアチーム発足に伴い、経営ボードミーティングを英語で実施するなど、国際化への準備を進めています。

新規事業の展開も積極的に行っており、FinTech領域での決済サービスやHR領域での勤怠管理など、飲食店向けサービスの幅を着実に拡大しているのも魅力です。

社員の20%が子育て世代であり、多様な働き方を支援する制度も充実しているため、今後の事業拡大に伴った年収水準の向上が期待できます。

まとめ

株式会社ダイニーの年収は、職種によって450万円～1500万円と幅広い設定となっています。

特にエンジニア職においては最大1500万円という高水準の報酬が用意されており、技術力に応じた適切な評価が期待できる環境です。

営業職も最大800万円まで設定されており、成果に応じた報酬体系が構築されています。

平均年齢32.4歳、6年間で110名まで成長した組織は、メガベンチャーや大手企業出身者、5カ国の外国籍社員、子育て世代20%など多様性に富んでおり、さまざまなバックグラウンドの人材が活躍できる環境です。

25兆円規模の外食市場において飲食店のインフラを目指すダイニーは、今後のグローバル展開や新規事業展開を目指しています。