アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社(AWS Japan)は、世界中で広く利用されているクラウドプラットフォーム「AWS」を提供する日本法人です。
ITサービスの基盤となるITインフラ構築をサポートし、クラウド市場において圧倒的なシェアを誇る企業として知られています。
本記事では、AWS Japanの平均年収や年代別・役職別の年収、働き方の特徴について解説します。

AWSへの転職・就職を考えている方は、ぜひ本記事を参考に情報を集めてくださいね。
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本記事の要点はこちら
AWSの平均年収は?
OpenWorkの情報によると、AWSの平均年収は1,355万円です(OpenWork回答者224人の平均)。
年収範囲は400万円〜4,000万円と幅広く、職種や経験年数によって大きく異なります。
AWSの年代別年収は?
年齢 | 推定年収 |
---|---|
25歳 | 995万円 |
30歳 | 1,044万円 |
35歳 | 1,204万円 |
40歳 | 1,393万円 |
45歳 | 1,537万円 |
50歳 | 1,597万円 |
30歳で1,000万円を超え、その後も順調に上昇する傾向があります。
AWSの中途採用率は?
具体的な数値は公開されていませんが、OpenWorkの口コミによると、中途入社者が大半を占めるとのことです。
多様なバックグラウンドを持つ人材が活躍しており、前職の給与を考慮したオファーが提示される傾向があります。
AWSの平均年収は1,355万円|同業他社との比較
アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社の平均年収は1,355万円です。
SIer、ソフト開発、システム運用業界の平均年収581万円(OpenWork調べ)と比較すると、774万円も高い水準となっています。
また、OpenWorkの業界内の年収ランキングでは11位にランクインしており、トップクラスの待遇を提供している企業といえます。
AWSと他社の年収を比較
AWSの年収を同業他社と比較すると、外資系IT企業の中でも遜色のない高水準であることが分かります。
企業名 | 平均年収 | 参照 |
---|---|---|
アマゾン ウェブ サービス ジャパン | 1,355万円 | OpenWork |
日本マイクロソフト | 1,295万円 | OpenWork |
シスコシステムズ | 1,330万円 | OpenWork |
セールスフォース・ジャパン | 1,193万円 | OpenWork |
OpenWorkのデータによると、AWSは外資系クラウドサービス企業の中でもトップクラスの年収水準を維持しています。
特に、クラウド市場でのシェアNo.1という強固な事業基盤が、高い報酬体系を支えている要因といえます。
他の外資系IT企業に比べて特段高いわけではないが、拘束時間が少なく、ワークライフバランスが取れやすいので全く不満はない。
引用:Openwork|年収・給与制度|ソリューションアーキテクト、在籍3年未満、現職、中途入社、男性
AWSにおける給与体系|年代別・役職別の年収は?
AWSの給与体系は、基本給・RSU(株式報酬)・サインオンボーナス・インセンティブ(営業職のみ)の4つで構成されています。
ここでは、年代別・役職別の年収について詳しく見ていきましょう。
役職別の年収
役職別の詳細な年収データは公表されていないため、ここでは職種別の年収を見てみましょう。
AWSの役職別年収は、職種によって大きく異なります。
職種 | 平均年収 |
---|---|
開発 | 1,990万円 |
アーキテクト | 1,593万円 |
コンサルタント | 1,590万円 |
マネージャー | 1,480万円 |
営業 | 1,477万円 |
技術 | 1,230万円 |
エンジニア・SE | 978万円 |
サポート | 950万円 |
また、口コミによると、ジョブレベル(L5、L6、L7など)によって給与レンジが設定されており、同じレベルでも前職の給与によって年収に差が出ることがあるようです。
L5、L6はオーバーラップも多く、前職の給与次第でL5入社のほうが年収が高い逆転現象も発生している。
引用:Openwork|年収・給与制度|ソリューションアーキテクト、在籍3~5年、現職、中途入社、男性
営業の場合は、OTE=基本給+インセンティブが基本で、1,2年目はサインアップボーナスがあるのと、4年間に渡って付与されるRSUがある。トータルで前職の給与を上回るように調整してくれるため、トータルの年収は前職の給与にも左右されていると思う。
引用:Openwork|年収・給与制度|営業、在籍3年未満、現職、中途入社、男性
年代別の年収
AWSの年代別年収は、年齢とともに順調に上昇する傾向があります。
年齢 | 推定年収 | 推定範囲 |
---|---|---|
25歳 | 995万円 | 638万円〜1,550万円 |
30歳 | 1,044万円 | 670万円〜1,628万円 |
35歳 | 1,204万円 | 773万円〜1,877万円 |
40歳 | 1,394万円 | 894万円〜2,172万円 |
45歳 | 1,537万円 | 986万円〜2,396万円 |
50歳 | 1,597万円 | 1,024万円〜2,488万円 |
30歳で1,000万円を超えるのが大きな特徴です。
その後も35歳で1,200万円、45歳で1,500万円と、キャリアを積むことで着実に年収が上昇していく傾向が見られます。
特に35歳から40歳の伸びが最も大きく、189万円の増加です。
これは、この年代で管理職やシニアポジションに昇進する人が多いことを示しています。
ベースの伸びは毎年世の中の物価上昇率程度かそれより低い程度だが、RSUは評価に応じて振れ幅がある。採用凍結やらレイオフやらがありつつも、給与はちゃんと例年通りの伸びをキープしてくれている。
引用:Openwork|年収・給与制度|サポートエンジニア 、在籍3年未満、現職、新卒入社、男性
残業代
AWSは年俸制を採用しており、基本的に残業代は支給されません。
給与水準が高い一方で「時間外労働に対する追加報酬はない」という点を理解しておく必要があります。
社員の口コミでは「残業に追われて残業することはなく、定時で上がれる」「ワークライフバランスが取りやすい」との声が多くみられます。



そのため、残業代が支給されないからといって不満が溜まることはあまりないでしょう。
賞与(ボーナス)
AWSの賞与は、職種によって異なる仕組みとなっています。
OpenWorkの口コミによると、年間で200万円〜500万円程度が支給されるケースが多いようです。
営業職の場合は、四半期ごとの数値目標の達成率に応じてインセンティブが支払われます。
口コミによると、「Base:Incentive = 7:3」または「6:4」の比率が一般的で、目標達成度によって大きく変動するとのことです。
技術職の場合は、年次評価に基づいてRSU(株式報酬)が追加付与される形となります。
RSUは付与から2〜3年後に権利行使が可能となるため、長期的なインセンティブとして機能しているでしょう。
また、入社後2年間はサインオンボーナスが支給されるため、初年度から高い報酬を得られます。
ベース+サインアップボーナス(2年支給)+RSU、簡単に1000万は越えられるが、サインアップボーナスが消えた後RSUの割合が大きく占めるようになったので、実際は株価の変動によって年収も大きく変わる場合がある。
引用:Openwork|年収・給与制度|サポートエンジニア、在籍3年未満、現職 、中途入社、男性
男女の年収差
AWSでは、ダイバーシティ推進企業として、性別による年収差をなくすことに注力しており、性別によって得られるチャンスに差はありません。
実際、女性のプロジェクトマネージャーやソリューションアーキテクトも多く活躍しており、管理職の女性比率は11.2%となっています。
給与体系は職務とレベルに基づいて決定されるため、性別による不当な差は生じにくい仕組みといえるでしょう。
また、Family firstの考えが浸透しており、子育てと仕事を両立しながら働いている社員がたくさんいます。



男性・女性問わず、保育園の送迎時間を共有カレンダーに入れてミーティングが入らないようにしたり、子どもの急な体調不良などでも在宅勤務やフレックスで柔軟に対応している社員が多いようです。
産休育休からの復帰後も、時短勤務とフルタイムを柔軟に切り替えられる制度があり、育児支援プログラムも充実しています。
男性も育児休暇を取得するのが当たり前という雰囲気があり、性別に関わらず家庭を優先しやすい環境です。
AWSの働き方|残業時間・離職率・福利厚生は?
AWSは、働きやすさと高い報酬の両立を実現している企業として知られています。
ここでは、残業時間や福利厚生など、実際の働き方について詳しく見ていきましょう。
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残業時間
項目 | 数値 |
---|---|
月間平均残業時間 | 21.7時間 |
有給休暇消化率 | 75.2% |
自分の裁量で仕事を進められる環境のため、ワークライフバランスが調整しやすい環境です。
勤務時間外に対応が必要になった場合は、海外のチームに引き継ぐことができるようになっています。
ただし、口コミを見ると「ソリューションアーキテクト職は業務量が多い」との声もあり、職種により残業時間に差がある可能性が高いです。
離職率・平均勤続年数
AWSの具体的な離職率や平均勤続年数のデータは公開されていません。
しかし、OpenWorkの口コミによると、「退職やInternal Transferのケースも良くある」との声が聞かれます。
特に、サインオンボーナスが終了する3年目以降は、昇格しない限り年収が減少するため、転職を検討する人も一定数いるようです。
一方で、「クラウド業界の最先端に携われるため、常に新しい技術や知識を学びながら成長できる環境がある」との声も多く、学習意欲の高い人材にとっては魅力的な職場といえるでしょう。



「Our Leadership Principles」という行動指針が浸透しており、社員からも好まれている企業文化も、定着率を支える要因の一つと考えられます。
福利厚生
AWSでは、すべての社員がワークライフハーモニーを実現できるよう、充実した福利厚生・制度を用意しています。
福利厚生項目 | 内容 |
---|---|
有給休暇 | 初年度最大14日間 有給消化率75.2% |
特別休暇 | 特別有給休暇 パーソナル休暇(年間最大5日) |
通勤手当 | 月5万円まで支給 |
確定拠出年金 | 会社負担のDCプラン(3年在籍で移管可能) |
団体生命保険 | 保険料全額会社負担 |
研修制度 | AWSトレーニング無料受講 e-ラーニング |
その他 | 社員割引 会員制福利厚生制度 育児支援プログラム |
特に注目すべきは、研修・育成プログラムの充実度です。
担当業務にもよりますが、AWS社員はAWSアカウントの無料発行、AWSトレーニングの無料受講が可能となっており、最先端の技術を学び続けられます。
また、通勤手当は月5万円まで支給され、確定拠出年金制度は会社が拠出金を全額負担するため、将来の資産形成にも役立つでしょう。
「ワークライフハーモニー」という考え方が会社全体に浸透しており、実務のスキルアップ、趣味、育児などのプライベートとの両立をサポートする体制が整っています。
キャリアパス
AWSでは、自分が望むキャリアを自分自身でデザインしていける環境が整っています。
部下を持つマネジメント職を目指したり、特定領域のスペシャリストを目指したり、新しいアイデアからプロジェクトを企画したり、様々なアプローチでキャリアを築くことが可能です。
また、社内公募制度を利用して他部門や他職種にチャレンジする社員も多く、実際にアマゾンジャパンからAWSに異動した事例もあるようです。
サポートエンジニアからプロフェッショナルサービスやソリューションアーキテクトへの異動事例も多く、社内でのキャリアチェンジが活発に行われています。



決められたキャリアパスが存在しないからこそ、選択肢は千差万別で、社員一人一人が自身の価値観に合わせてキャリアを歩めます。
AWSはどんな会社?|年収が高い理由・今後の展望も解説
アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社は、世界最大級のクラウドプラットフォームを提供する企業です。
ここでは、AWSの事業内容や年収が高い理由について詳しく見ていきましょう。
※クリックすると読みたい箇所にスキップできます
主な事業・サービス内容
項目 | 内容 |
---|---|
会社名 | アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社 |
所在地 | 東京都品川区上大崎3丁目1-1 |
アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社は、世界中で広く利用されているクラウドプラットフォーム「AWS」を提供する日本法人です。
AWSは、コンピューティング、ストレージ、データベースなどのインフラストラクチャテクノロジーから、AI、生成AI、機械学習、データレイクと分析、IoTなどの最新鋭のテクノロジーに至るまで、240以上のフル機能のサービスを提供しています。
世界中のデータセンターを通じて、グローバル規模で高いパフォーマンスを安定して提供している点が大きな強みです。



中小企業から大企業まで幅広いニーズに対応できる柔軟性があり、数百万の顧客がAWSを選択しているといわれています。
日本法人では、国内企業向けのサポートやコンサルティングを提供し、日本市場におけるクラウドサービスの普及に貢献しています。
年収が高い理由
AWSの年収が高い理由の一つは、クラウド市場でのシェアNo.1という圧倒的な事業基盤です。
また基本給に加えて、RSU(株式報酬)やサインオンボーナス、インセンティブなど、複数の報酬要素を組み合わせたグローバル企業としての報酬体系も影響しているでしょう。
優秀な人材を確保するための競争力のある給与設定も、AWSの強みです。



前職の給与を考慮したオファーが提示されるため、転職市場での競争力を維持していることも、高年収の要因といえます。
今後の展望
AWSは今後、生成AIやクラウドサービスを中心にさらなる成長が期待されています。
AI分野では、他社に先行を許している部分もありますが、急速に巻き返しを図っており、中長期的には競争力を高める可能性が高いと見られています。
一方で、Microsoft AzureやGoogle Cloudといった競合は、価格戦略や独自機能の強化によって攻勢を強めており、AWSの優位性が揺らぐリスクも指摘されています。



今後は技術革新だけでなく、顧客ニーズに応じた柔軟なサービス提供がカギとなるでしょう。
AWSはクラウドやAIに加え、ECやエンターテインメントといった多角的な事業領域を持っているため、総合的な成長基盤は揺るぎないと考えられます。
まとめ
アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社の平均年収は1,355万円で、業界トップクラスの水準を誇ります。
30歳で1,000万円を超え、その後も順調に上昇していく点が大きな特徴です。
給与体系は、基本給・RSU・サインオンボーナス・インセンティブの4つで構成されており、職種や経験年数によって大きく異なります。
働き方については、月間平均残業時間が21.7時間、有給休暇消化率が75.2%と、ワークライフバランスが取りやすい環境が整っています。
フルリモート勤務も可能で、自分の裁量で仕事を進めることができる点も魅力です。
AWSは、クラウド市場でのシェアNo.1という強固な事業基盤を持ち、今後も生成AIやクラウドサービスのさらなる発展が期待されています。



高い報酬と働きやすさを両立したい方にとって、AWSは魅力的な転職先といえます。
運営者情報
「トレオンメディア」は東京都渋谷区にオフィスを構える株式会社トレオンが運営しています。当社は厚生労働省から有料職業紹介事業の認可を取得し、求職者の転職支援や求人企業の採用活動のサポートをメインに活動しております。
会社名 | 株式会社トレオン |
所在地 | 東京都渋谷区恵比寿西1-33-6 1F |
公式サイト | https://tleon.co.jp/ |
法人番号 | 6011001157541(国税庁) |
有料職業事業厚生労働大臣許可番号 | 13-ユ-316110(人材サービス総合サイト) |
適格請求書事業者登録番号 | T6011001157541(国税庁) |
2025年8月時点