インキュベイトファンドは、創業前後のシードステージに特化したベンチャーキャピタルとして国内最大規模の実績を持つ企業です。
創業来総額1,500億円以上の資金を運用し、800社以上のスタートアップへ投資活動を行っています。
「志ある起業家の挑戦を、愚直に支え抜く」をモットーに、資本と人材の両面からスタートアップ企業を支援しています。
2010年からはシードアクセラレーションプログラム「Incubate Camp」も運営し、多数の成功事例を生み出しています。
本記事では、インキュベイトファンドの年代別・役職別の年収や、中途採用の難易度についても解説します。
インキュベイトファンドへの転職・就職を考えている方は、ぜひ本記事を参考に情報を集めてくださいね。
本記事の要点はこちら
インキュベイトファンドの平均年収は?
インキュベイトファンドの平均年収は約820万円です(OpenWorkより)。
フロント職の社員からの回答で、基本給は月68万円となっています。
インキュベイトファンドの年代別年収は?
具体的な年代別データは公開されていませんが、フロント職では年俸制が採用されています。
GP以外は独立前提のため、ボーナス等はなく年俸を12分割した額が支払われる給与体系です。
インキュベイトファンドの中途採用率は?
具体的な数値は公開されていませんが、現在複数のポジションで積極的に募集を行っています。
新設のグロースファンドをはじめ、多様な職種で中途採用を実施している企業といえるでしょう。
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インキュベイトファンドの平均年収は820万円|同業他社との比較
インキュベイトファンドでは独特の給与体系を採用しており、特にフロント職においては将来的な独立を前提とした仕組みが整えられています。
ここではインキュベイトファンドの平均年収について、OpenWorkに掲載されている情報をもとに詳しく解説します。
インキュベイトファンドと他社の年収を比較
企業名 | 平均年収 |
---|---|
インキュベイトファンド | 820万円 |
SMBCベンチャーキャピタル | 非公開 |
スカイランドベンチャーズ | 非公開 |
ジャフコグループ | 1049万円 |
同業他社の多くは年収データを公開していないため直接比較は困難ですが、同社の年収水準は業界の特性を反映したものとなっています。
ベンチャーキャピタル業界では、固定給よりも成果に応じたインセンティブや将来的なキャリアパス(独立等)が重視される傾向があります。
インキュベイトファンドも同様に、フロント職においては将来の独立を前提とした給与体系を採用しており、業界の慣行に沿った仕組みを整えているといえるでしょう。
インキュベイトファンドにおける給与体系|年代別・役職別の年収は?
インキュベイトファンドの給与体系は、一般的な企業とは異なる特徴を持っています。
特にフロント職においては、将来的な独立を前提とした年俸制が採用されており、ボーナスは支給されない仕組みとなっているのです。
ここでは、同社の給与体系について詳しく解説していきます。
役職別の年収
インキュベイトファンドの役職別年収については、OpenWorkからフロント職の情報を確認できます。

フロント職の年収は約820万円(基本給月68万円)となっており、年俸制を採用している点が特徴的です。
同社のフロント職は、GP(ゼネラルパートナー)以外は将来的な独立が前提となっているため、一般的な企業とは異なる給与体系が設けられています。
バックオフィス系の職種については、現在複数のポジションで募集が行われており、Finance Controller、リーガル・オペレーション、Fund Administrator、Secretary等の役職が用意されているようです。
年代別の年収
インキュベイトファンドの年代別年収に関する具体的なデータは公開されていません。



しかし、フロント職においては年俸制が採用されているため、経験やスキルに応じた給与設定が行われていると考えられます。
ベンチャーキャピタル業界では、年齢よりも投資実績やネットワーク、専門知識が重視される傾向があります。
そのため、同社においても年代に関係なく、個人の能力や経験に基づいた評価・処遇が行われている可能性が高いでしょう。
残業代
インキュベイトファンドの残業代に関する詳細な情報は公開されていません。



ただし、フロント職においては年俸制を採用しているため、残業代は年俸に含まれている可能性があります。
ベンチャーキャピタル業界では、投資先企業の支援や新規案件の発掘など、時間に縛られない業務が多いのが特徴です。
そのため、固定的な残業代よりも、成果に応じた評価や将来的なキャリア形成が重視される業界といえるでしょう。
賞与(ボーナス)
インキュベイトファンドのフロント職では、ボーナスは支給されません。



これは、GP以外のフロント職が将来的な独立を前提としているためで、年俸を12分割した額が毎月支払われる仕組みとなっています。
この給与体系は、ベンチャーキャピタル業界でよく見られる独立支援の一環として設けられているものです。
バックオフィス系の職種については賞与に関する情報が公開されていないため、職種や役職によって異なる制度が適用されているとみられます。
男女の年収差
インキュベイトファンドの男女間の年収差に関する具体的なデータは公開されていません。
ただし、OpenWorkの口コミ情報では女性のフロント職の方からの回答があり、性別に関係なく重要なポジションに就いていることが確認できます。
ベンチャーキャピタル業界では、投資実績や専門性が重視されるため、性別よりも個人の能力や経験が評価の基準となる傾向があります。



インキュベイトファンドにおいても、能力に応じた公平な評価・処遇が行われていると考えられるでしょう。
インキュベイトファンドの働き方|残業時間・離職率・福利厚生は?
インキュベイトファンドの働き方について、労働環境や制度面から詳しく見ていきましょう。
ベンチャーキャピタルという業界の特性上、一般的な企業とは異なる働き方が求められることも多いものです。
ここでは、残業時間や離職率、福利厚生の状況について解説します。
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残業時間
インキュベイトファンドの残業時間に関する具体的なデータは公開されていません。



ただし、ベンチャーキャピタル業界の特性上、投資先企業の支援や案件発掘など、時間に制約されない業務が中心となります。
フロント職においては年俸制が採用されているため、一般的な時間管理よりも成果に基づく評価が重視されている可能性があります。
投資先企業との面談や業界イベントへの参加など、営業時間外の活動も業務の一環として含まれることが多いでしょう。
離職率・平均勤続年数
インキュベイトファンドの離職率や平均勤続年数に関する公式データは公開されていません。



しかし、OpenWorkの口コミから、在籍3〜5年の社員からの回答があることが確認できます。
特に同社のフロント職では、GP以外は将来的な独立が前提とされているため、一定期間での転職や独立が想定されている職種といえます。
これは離職率が高いというよりも、キャリア形成の一環として位置付けられており、ベンチャーキャピタル業界では一般的な流れといえるでしょう。
福利厚生
インキュベイトファンドの福利厚生に関する詳細な情報は公開されていません。



ただし、同社ではDE&Iポリシー及びハラスメント相談窓口を設置しており、多様性・公平性・包括性を重視した職場環境づくりに取り組んでいます。
また、東京都港区の麻布台ヒルズガーデンプラザに本社を構えるほか、八丈島にも支社を設けており、多様な働き方を支援している可能性があります。
ベンチャーキャピタル業界では、従来の福利厚生よりも、投資先企業との関わりを通じた学習機会や独立支援などが重要な待遇として位置付けられることが多いでしょう。
キャリアパス
インキュベイトファンドでは、明確なキャリアパスが用意されている点が大きな特徴です。



フロント職においては、GP以外は将来的な独立が前提となっており、子ファンドの形でVCを独立起業する道筋が示されています。
また、現在は2025年春からの新設グロースファンドにおいても複数ポジションで募集を行っており、組織拡大に伴う新たなキャリア機会も提供されています。
バックオフィス系では、Finance Controller、リーガル・オペレーション、HR、LP Relation、コミュニティマネージャーなど多様な専門職が用意されており、それぞれの分野でスペシャリストとしてのキャリアを積むことができるでしょう。
インキュベイトファンドはどんな会社?|年収が高い理由・今後の展望も解説
インキュベイトファンドがどのような事業を展開し、なぜ競争力のある年収を提供できるのかを詳しく見ていきましょう。
同社は創業前後のシードステージに特化したベンチャーキャピタルとして、独自のポジションを確立しています。
ここでは、事業内容から将来の展望まで幅広く解説します。
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主な事業・サービス内容
項目 | 内容 |
---|---|
社名 | インキュベイトファンド株式会社 |
本社所在地 | 東京都港区虎ノ門5-9-1 麻布台ヒルズガーデンプラザB 5F |
支社 | 東京都八丈島八丈町大賀郷5492 Island and office 八丈島 |
設立日 | 2010年 |
代表 | 赤浦 徹、本間 真彦、和田 圭祐、村田 祐介、ポール・マクナーニ |
運用資産 | 総額1,500億円以上 |
インキュベイトファンドは、創業前後のシードステージに特化したベンチャーキャピタルとして事業を展開しています。



主な事業内容は、フラッグシップファンド及び関連ファンドを通じた800社以上のスタートアップへの投資活動です。
また、2010年からはシードアクセラレーションプログラム「Incubate Camp」を運営し、より創業期に近い起業家との接点を提供しています。
同社は「志ある起業家の挑戦を、愚直に支え抜く」をモットーに、資金調達だけでなく、起業家が事業に集中できるよう徹底的なハンズオンサポートを提供している点が特徴的です。
年収が高い理由
インキュベイトファンドが競争力のある年収を提供できる理由として、総額1,500億円以上という豊富な運用資産が挙げられます。



創業来800社以上のスタートアップへ投資を行い、国内最大規模の実績を誇るベンチャーキャピタルとして確固たる地位を築いています。
また、シードステージに特化することで、他社が参入しにくい分野での専門性を高め、高い投資リターンを実現していることも年収水準に反映されています。
さらに、フロント職においては将来的な独立支援制度があり、単なる給与以上の価値を提供している点も、優秀な人材を惹きつける要因となっているでしょう。
今後の展望
インキュベイトファンドは、2025年春から新設のグロースファンドを立ち上げる予定で、事業領域の拡大を図っています。



シードステージに特化してきた同社が、グロース段階への投資も手がけることで、投資先企業をより長期に支援できる体制を構築しようとしています。
また、AUM(運用資産残高)1,500億円を超える規模を活かし、管理部門の強化も進めており、複数のポジションで新規募集を行っています。
同社が掲げる「Zero to Impact」というビジョンのもと、起業のDay 0から次世代産業を産み出すまでを愚直にサポートするVCとして、さらなる成長が期待されるでしょう。
まとめ
インキュベイトファンドの平均年収は約820万円でした。
フロント職では年俸制が採用されており、将来的な独立を前提とした給与体系が特徴的です。
創業前後のシードステージに特化したベンチャーキャピタルとして、総額1,500億円以上の運用資産と800社以上への投資実績を誇り、業界内でも確固たる地位を築いています。
働き方については、ベンチャーキャピタル業界の特性上、時間に制約されない業務が中心となり、成果に基づく評価が重視される環境です。
今後は2025年春からの新設グロースファンド立ち上げにより、事業領域の拡大と組織強化が進められる予定で、新たなキャリア機会の創出も期待されます。



インキュベイトファンドは、単に高い年収を提供するだけでなく、起業家精神を持つ人材にとって魅力的なキャリア形成が可能です。
運営者情報
「トレオンメディア」は東京都渋谷区にオフィスを構える株式会社トレオンが運営しています。当社は厚生労働省から有料職業紹介事業の認可を取得し、求職者の転職支援や求人企業の採用活動のサポートをメインに活動しております。
会社名 | 株式会社トレオン |
所在地 | 東京都渋谷区恵比寿西1-33-6 1F |
公式サイト | https://tleon.co.jp/ |
法人番号 | 6011001157541(国税庁) |
有料職業事業厚生労働大臣許可番号 | 13-ユ-316110(人材サービス総合サイト) |
適格請求書事業者登録番号 | T6011001157541(国税庁) |
2025年8月時点