ミズノは、「MIZUNO」ブランドで知られる日本の大手総合スポーツ用品メーカーです。
野球やゴルフ、陸上競技など、さまざまなスポーツの用品やウェアを製造・販売しています。
1906年創業という長い歴史を持ち、国内外で高い知名度を誇る企業です。
本記事では、ミズノの平均年収や年代別・役職別の年収について解説します。
編集部ミズノへの転職・就職を考えている方は、ぜひ本記事を参考に情報を集めてください。
本記事の要点はこちら
ミズノの平均年収は?
有価証券報告書によると、ミズノの平均年収は699万円です。
平均年齢43.0歳、平均勤続年数18.0年となっています。
ミズノの年代別年収は?
ミズノの中途採用率は?
ミズノの中途採用率に関する具体的な数値は公開されていませんが、平均年齢43.0歳、平均勤続年数18.0年という数値から、中途採用を積極的に行っている企業と考えられます。
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ミズノの平均年収は699万円|同業他社との比較
有価証券報告書によると、ミズノの平均年収は699万円です。
スポーツ用品業界において、ミズノの年収水準は中程度から高めに位置づけられます。
ミズノと他社の年収を比較
ミズノの年収を同業他社と比較すると、スポーツ用品業界における立ち位置が見えてきます。
| 企業名 | 平均年収 | 平均年齢 | 平均勤続年数 | データソース |
|---|---|---|---|---|
| ミズノ | 699万円 | 43.0歳 | 18.0年 | 有価証券報告書 |
| アシックス | 998万円 | 40.8歳 | 13.0年 | 有価証券報告書 |
| デサント | 731万円 | 43.3歳 | 15.9年 | 有価証券報告書 |
| ヨネックス | 601万円 | 39.1歳 | 14.0年 | 有価証券報告書 |
同業他社と比較すると、ミズノの年収水準は業界内で中程度の水準です。
アシックスとデサントには劣りますが、ヨネックスと比較するとやや高い水準です。
また、平均勤続年数が18.0年と長いことから、社員の定着率が高く、働きやすい環境が整っていることがうかがえます。
ミズノでは年功序列の給与体系が維持されているため、長期的なキャリア形成を重視する方に適した企業といえるでしょう。
ミズノにおける給与体系|年代別・役職別の年収は?
ミズノの給与体系は、職階によって基本給が決まる仕組みです。
年功序列の傾向が強く、勤続年数とともに着実に年収が上がっていく特徴があります。
ここでは、年代別・役職別の年収や残業代、賞与について解説します。
役職別の年収
ミズノの役職別年収は、一般社員から管理職まで明確な差が設けられています。
一般社員の段階では、職階が5段階に分かれており、段階によって基本給が決定される仕組みです。
OpenWorkによると、課長クラスで700万円前後、部長クラスでは1,000〜1,200万円程度に達するとされています。
管理職になると基本給に役職手当が加わり、年俸制へと移行します。



一方で、上の年齢層が詰まっている部署では、若手の昇格が難しい傾向です。
年代別の年収
ミズノの年代別年収は、年功序列の給与体系を反映して、年齢とともに着実に上昇していきます。
| 年齢 | 平均年収 | 年収レンジ | 月給目安 |
|---|---|---|---|
| 25歳 | 450万円 | 350〜550万円 | 30万円 |
| 30歳 | 514万円 | 401〜658万円 | 34万円 |
| 35歳 | 545万円 | 425〜698万円 | 36万円 |
| 40歳 | 565万円 | 441〜724万円 | 37万円 |
| 45歳 | 668万円 | 521〜856万円 | 44万円 |
30歳で500万円を超え、40歳から45歳にかけて大きく上昇する傾向が見られます。
特に40歳から45歳の伸びが最も大きく、103万円の増加となっています。
新卒入社の場合は2年目頃に昇格試験があり、合格できないと10年目でも新卒と同じレベルという状態になる可能性もあるため、注意が必要です。
残業代
ミズノの残業代は、職階や役職によって支給の有無が異なります。
一般社員については、残業代が全額支給される仕組みとなっています。
また、OpenWorkによると、月間平均残業時間は11.8時間と比較的少なく、ワークライフバランスが取りやすい環境です。
残業代は月3〜5万円程度支給されているケースが多く見られます。



ただし、管理職クラス(課長以上)になると年俸制に移行するため、残業時間に関わらず固定の給与となり、残業代は支給されなくなります。
賞与(ボーナス)
ミズノの賞与は、夏・冬・決算の年3回支給される仕組みです。
OpenWorkの年収内訳データによると、賞与は年収全体の約20%を占めています。
年収580万円のモデルケースでは、年間賞与額は約116万円です。
賞与の査定は、年2回の業績評価によって決定されます。
ボーナス査定の評価が年2回、基本給アップのための査定が年1回。
引用:Openwork|年収・給与制度|営業、在籍10〜15年、男性
業績評価は相対評価の側面が強く、個人の成果だけでなく部署や課全体の結果が反映されるため、個人の頑張りがボーナスに直結しにくい傾向にあります。
各種手当
ミズノの各種手当は、比較的充実している特徴があります。
OpenWorkの年収内訳データによると、その他の手当が年収の約7%を占めています。
ミズノの主な手当は、以下の通りです。
- 住宅手当:持ち家でも支給される(額は少なめ)
- 家族手当:子ども1人あたりに支給(2人目以降も減額なし)
- 転勤手当:転勤時に支給(手厚い)
- 通勤手当:全額支給
住宅手当は持ち家でも支給される点が特徴的であり、額は多くないものの、長期的には大きなメリットです。
家族手当も子ども1人あたりに対して支給され、2人目以降も減額されないため、子育て世帯にとっては手厚い支援といえるでしょう。
ただし、管理職クラスになると年俸制に移行し、各種手当がなくなっていく点には注意が必要です。
男女の年収差
ミズノの男女の年収差については、公式な統計データは公開されていません。
ただし、OpenWorkによると、制度上は男女差のない評価制度が整備されています。
同じ職階・同じ勤続年数であれば、基本的には同水準の給与が支給される仕組みです。
また、女性の管理職比率は徐々に上昇しており、キャリアパスの面でも女性が活躍しやすい環境が整いつつあります。
ここ数年でかなり女性管理職が増えてきています。
引用:Openwork|女性の働きやすさ|事務、在籍15〜20年、女性



育児休業取得率も高く、復職後のサポート体制も充実しているため、長期的なキャリア形成がしやすい企業といえるでしょう。
ミズノの働き方|残業時間・離職率・福利厚生は?
ミズノの働き方は、スポーツ用品業界の中でもワークライフバランスが取りやすいことで知られています。
OpenWorkによると、残業時間は月間11.8時間と少なく、有給休暇消化率も58.7%と比較的高い水準です。
平均勤続年数18.0年という数値からも、社員の定着率が高く、働きやすい環境が整っていることがうかがえます。
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残業時間
ミズノの残業時間は、業界内でも少ない水準となっています。
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 月間平均残業時間 | 11.8時間 |
| 有給休暇消化率 | 58.7% |
月間残業時間11.8時間という数値は、1日あたり約30分程度の残業に相当します。
OpenWorkでも、「残業は少なく、定時退社しやすい」「ワークライフバランスが取りやすい」といった声が多く見られます。
平均残業時間は比較的少ない方。
引用:Openwork|ワーク・ライフ・バランス|技術、在籍3年未満、男性
部署によって差はあるものの、全体として残業を抑制する風土が根付いているといえるでしょう。
有給休暇の取得についても管理職が率先して取得を促進しており、計画的な休暇取得がしやすい環境です。
離職率・平均勤続年数
ミズノの平均勤続年数は18.0年と、業界内でも長い水準となっています。
離職率の具体的な数値は公開されていませんが、長い勤続年数からも社員の定着率が高いことがうかがえるでしょう。
OpenWorkの口コミを見ると、「長期的なキャリア形成がしやすい」「安定して働ける環境」といった評価が多く見られます。
一方で、「年功序列が強く、若手の昇進が遅い」「給与水準がやや低い」といった不満から退職を検討する声もあります。
退職理由としてもう一つ決定的だった要因は給与水準の低さがある。課長級でも600〜700万円台では生活設計に苦しむ。
引用:Openwork|退職検討理由|マーケティング、在籍15〜20年、男性



それでも、創業100年以上の歴史を持つ企業として、安定性と働きやすさを評価する社員が多いのが実態といえるでしょう。
福利厚生
ミズノの福利厚生は、大手企業として充実した内容となっています。
- 住宅手当:持ち家でも支給
- 家族手当:子ども1人あたり支給(2人目以降も減額なし)
- 社員寮:独身者向けに完備
- 転勤手当:手厚い支給
- 自社商品割引:社員割引で購入可能
- 育児休業制度:男性の取得率も向上
- スポーツ施設利用:自社運営施設を優待価格で利用可能
特に住宅関連の手当が充実しており、持ち家でも住宅手当が支給される点は大きなメリットです。
家族手当も子ども1人あたりに支給され、2人目以降も減額されないため、子育て世帯には手厚い支援となっています。
また、スポーツ用品メーカーならではの福利厚生として、自社商品を社員割引で購入できる制度もあり、スポーツ愛好家にとっては魅力的です。
ミズノは育児休業制度も整っており、男性の取得率も年々向上しています。
キャリアパス
ミズノのキャリアパスは、年功序列の傾向が強いものの、実力次第で早期昇進も可能です。
新卒入社の場合、2年目頃に昇格試験があり、合格することが最初のステップとなります。
また、職階は5段階に分かれており、評価によって段階的に昇進していく仕組みです。
OpenWorkによると、30代後半から管理職への昇進が本格化し、早い人では30代前半で課長クラスに到達するケースもあります。
一方で、上の年齢層が詰まっている部署では、若手の昇進が遅れる傾向もあります。



それでも、飛び抜けて優秀な社員は部署に関わらず順調に昇進しているため、実力主義の側面もあるといえるでしょう。
ミズノはどんな会社?|年収が高い理由・今後の展望も解説
ミズノは1906年創業の日本を代表する総合スポーツ用品メーカーです。
「MIZUNO」ブランドで世界的に知られ、野球やゴルフ、陸上競技など幅広いスポーツ分野で製品を展開しています。
創業以来、「より良いスポーツ品とスポーツの振興を通じて社会に貢献する」という経営理念のもと、品質と技術力にこだわった製品づくりを続けてきました。
ここでは、ミズノの事業内容や年収が高い理由、今後の展望について解説します。
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主な事業・サービス内容
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 社名 | 美津濃株式会社(ミズノ) |
| 本社所在地 | 大阪市住之江区南港北1-12-35 |
| 従業員数 | 1,533人(提出会社)/3,649人(連結) |
| 設立 | 1906年4月 |
| 資本金 | 261億円 |
| 売上高 | 1,547億円(2025年3月期) |
ミズノの主力事業は、スポーツ用品の製造・販売です。
野球・陸上競技・バレーボール・ゴルフなど、幅広い競技分野において高品質な製品を提供しています。
特に野球用品では国内トップクラスのシェアを誇り、プロ選手からも高い評価を得ています。
近年では、スポーツシューズやスポーツウェアの分野でも存在感を高めており、フットボール(サッカー)シューズでは「モレリアシリーズ」が40年近く愛され続けているでしょう。
また、スポーツ施設の建設・運営事業やスクールビジネスにも取り組んでおり、総合的なスポーツサービスを展開しています。



海外展開も積極的に進めており、欧州・米州・アジア・オセアニア地域に子会社を持ち、グローバルなブランド展開を推進しています。
年収が高い理由
ミズノの年収が同業他社と比較して高い水準を維持している理由は、以下の要因が考えられます。
- 創業100年以上の歴史を持つ安定した経営基盤
- 高品質な製品づくりによるブランド力の確立
- 国内外での多角的な事業展開
- 長期雇用を前提とした年功序列型の給与体系
ミズノは創業以来、「品質」と「技術力」を最重視した製品づくりを続けてきました。
例えば、サッカーシューズの「モレリアシリーズ」は40年近く変わらない履き心地を実現し、プロ選手からも高く評価されているでしょう。
こうした品質へのこだわりがブランド力を支え、安定した収益基盤を築いています。
また、国内だけでなく海外展開も積極的に進めており、欧州・米州・アジア・オセアニア地域に子会社を持ち、グローバルな事業基盤を確立しています。
長期雇用を前提とした安定した給与体系も社員の定着率を高め、結果として平均年収の向上につながっているといえるでしょう。
今後の展望
ミズノは、持続的成長と企業価値向上のため、サステナビリティを戦略の中核に置いています。
新たに制定した「パーパス(存在意義)」「ビジョン(目指すべき未来像)」「バリューズ(大切な価値観)」を全従業員で共有し、持続可能な未来に向けた企業価値創造を目指しています。
また、技術開発の面ではイノベーションセンター「MIZUNO ENGINE」を中心に、変化に対応した商品・サービスの開発をスピード感を持って進めているでしょう。
アスリートの体力や技術の進化、用具に対する規制の変化を見定め、最先端の技術を取り入れた製品開発に注力しています。
海外展開についても、欧州事業の強化を図っており、2025年1月には欧州事業を統括する子会社に事業を移管するなど、グローバル戦略を推進しています。



経営目標としては、ROA(総資産事業利益率)及びROE(自己資本利益率)を2027年度に連結ベースで11%とすることを掲げており、収益力と資本効率の向上に取り組んでいます。
まとめ
ミズノの平均年収は699万円で、スポーツ用品業界の中でも中程度の水準に位置しています。
年功序列の給与体系が基本となっており、勤続年数とともに着実に年収が上がっていく特徴です。
30歳で500万円を超え、40歳から45歳にかけて大きく上昇し、管理職クラスでは1,000万円を超える年収も期待できるでしょう。
また、平均勤続年数18.0年という数値からも、社員の定着率が高く、長期的なキャリア形成がしやすい企業といえます。
福利厚生も充実しており、住宅手当や家族手当が手厚く、子育て世帯にとっても働きやすい環境です。
創業100年以上の歴史を持つ安定企業として、「品質」と「技術力」にこだわった製品づくりを続けており、今後もグローバル展開とイノベーションを推進していく方針です。



年功序列の傾向が強いため、若手のうちから大きく稼ぎたい方には物足りないかもしれませんが、安定した環境で長期的にキャリアを築きたい方には適した企業といえるでしょう。
運営者情報
「トレオンメディア」は東京都渋谷区にオフィスを構える株式会社トレオンが運営しています。当社は厚生労働省から有料職業紹介事業の認可を取得し、求職者の転職支援や求人企業の採用活動のサポートをメインに活動しております。
| 会社名 | 株式会社トレオン |
| 所在地 | 東京都渋谷区恵比寿西1-33-6 1F |
| 公式サイト | https://tleon.co.jp/ |
| 法人番号 | 6011001157541(国税庁) |
| 有料職業事業厚生労働大臣許可番号 | 13-ユ-316110(人材サービス総合サイト) |
| 適格請求書事業者登録番号 | T6011001157541(国税庁) |
2025年8月時点






