NTTドコモは、モバイル通信で国内トップクラスの実績を誇る大手企業です。
「dTV」「dマガジン」等のコンテンツ事業や「d払い」等の金融・決済サービスも展開しています。
NTTグループで主に携帯電話の通信サービスを提供し、業界をリードし続けています。
本記事では、NTTドコモの平均年収や年代別・役職別の年収についてまとめました。

NTTドコモへの転職・就職を考えている方は、ぜひ本記事を参考に情報を集めてください。
本記事の要点はこちら
NTTドコモの平均年収は?
OpenWorkによると、NTTドコモの平均年収は約716万円です。
平均年齢33歳であり、通信・ISP・データセンター業界の平均年収を93万円上回っています。
NTTドコモの年代別年収は?
年代 | 平均年収 |
---|---|
25歳 | 472万円 |
30歳 | 655万円 |
40歳 | 889万円 |
50歳 | 994万円 |
30歳で600万円を超え、40歳で800万円台、50歳で1,000万円近くに到達します。
NTTドコモの中途採用率は?
具体的な数値は公開されていませんが、平均年齢33歳という若さから、中途採用を積極的に行っていると考えられます。
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NTTドコモの平均年収は716万円|同業他社との比較
NTTドコモの平均年収はOpenWorkによると、716万円となっています。
通信・ISP・データセンター業界の平均年収623万円を93万円上回る水準です。
また業界内での年収ランキングでは8位にランクインしており、同業他社と比較しても高い水準といえるでしょう。
NTTドコモと他社の年収を比較
企業名 | 平均年収 | 平均年齢 | データソース |
---|---|---|---|
NTTドコモ | 716万円 | 33.0歳 | OpenWork |
KDDI | 1,018万円 | 42.0歳 | 有価証券報告書 |
ソフトバンク | 849万円 | 41.7歳 | 有価証券報告書 |
NTT | 1,069万円 | 41.8歳 | 有価証券報告書 |
NTTドコモの年収は同業他社と比較すると、業界内で低めの水準となっています。
しかし、平均年齢33歳という若さを考慮すると、年収の伸びしろが大きい企業といえます。
年齢別の成長カーブを考慮すると、NTTドコモは長期的なキャリア形成において魅力的な選択肢といえるでしょう。
NTTドコモにおける給与体系|年代別・役職別の年収は?
NTTドコモの詳しい給与体系について見ていきましょう。
同社では基本給と成果手当を軸とした給与制度を採用しており、評価によって年収に大きな差が生まれる仕組みです。
グレード制度により等級ごとに給与テーブルが設定されており、昇格することで大幅な年収アップが期待できます。
また、35歳以下の社員には住宅手当が支給されるなど、若手社員への配慮も充実している特徴があります。
役職別の年収
NTTドコモの職種別平均年収を見ると、最も高いのは管理職で928万円となっています。
続いて開発職の796万円、技術職の787万円、企画職の779万円、研究開発職の778万円の順です。
営業職は644万円、エンジニア・SE職は642万円で、最も高い管理職との年収差は約300万円となっています。
年代別の年収
年齢 | 平均年収 | 年収レンジ |
---|---|---|
25歳 | 472万円 | 371~602万円 |
30歳 | 655万円 | 514~834万円 |
35歳 | 801万円 | 629~1,021万円 |
40歳 | 889万円 | 698~1,132万円 |
45歳 | 935万円 | 734~1,192万円 |
50歳 | 994万円 | 780~1,267万円 |
55歳 | 1,157万円 | 908~1,474万円 |
NTTドコモの年代別年収を詳しく見ると、30歳で600万円を超え、35歳で800万円台に到達することがわかります。
特に25歳から30歳にかけての伸び率が高く、183万円の増加となっています。
55歳では1,157万円に達しており、長期的なキャリア形成において魅力的な年収カーブを描いているといえるでしょう。



年収レンジも幅広く設定されているため、評価や職種によって同年代でも大きな差が生じる可能性があります。
残業代
NTTドコモでは残業代が100%支給される制度となっています。
勤怠管理が厳密に行われており、サービス残業をできない仕組みが構築されています。
残業代は100%でる。勤怠管理が厳密にされるためサービス残業をすることはできない。
引用:OpenWork|年収・給与制度|業務企画、主査、在籍3〜5年、中途入社、男性
夜間・休日手当やリモートワーク手当など、働き方に応じた各種手当も充実しています。
組合の目が厳しいため残業で稼ぐことは難しいという声もあるため、基本給での年収アップを目指すことが重要です。
賞与(ボーナス)
NTTドコモの賞与は年2回(6月・12月)支給されます。
賞与額は前年の評価にもとづいて決定され、評価が1段階変わることで年収が100万円以上変わる社員もいます。
年収内訳を見ると、基本給61%、残業代12%、賞与21%、その他6%です。



賞与の割合が高く、評価による変動幅が大きいため、日頃のパフォーマンスが年収に直結する仕組みといえます。
各種手当
NTTドコモでは充実した各種手当が用意されています。
35歳以下の社員には住宅手当が支給され、独身者で月4.5万円、非独身者で月7万円程度です。
その他にもリモートワーク手当(200円/日)や扶養手当、持株・DC年金奨励金などの制度があります。
ただし、住宅手当の年齢制限が近年45歳から35歳に引き下げられるなど、一部の福利厚生は改悪される傾向にあります。
男女の年収差
NTTドコモでは女性の活躍推進に力を入れており、女性管理職の拡大を目指しています。
近年では女性の昇格が優遇される傾向にあり、同じ評価でも女性の方が昇進面談に呼ばれやすいという声も聞かれます。
私の部署でも女性の管理職が増えており、ロールモデルとして励みになりました。
引用:OpenWork|女性の働きやすさ|営業、在籍3〜5年、新卒入社、女性
一方で、中途採用者は比較的冷遇される傾向があり、評価が満点でも昇進面談に呼ばれないケースもあるみたいです。



性別による格差は縮小傾向にある一方、採用形態による違いは依然として存在しています。
NTTドコモの働き方|残業時間・離職率・福利厚生は?
NTTドコモの働き方について詳しく見ていきましょう。
同社では働き方改革の推進により、残業時間の抑制や有給休暇取得の促進が図られています。
大手企業らしい充実した福利厚生制度も整備されており、安定した環境で働けることが特徴です。
一方で評価制度の不透明さや昇進の難しさに不満を感じる社員もおり、キャリア形成における課題も存在しています。
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残業時間
項目 | 数値 |
---|---|
月間残業時間 | 24.0時間 |
有給休暇消化率 | 92.6% |
NTTドコモの月間残業時間は24.0時間と、業界平均と比較して適正な水準となっています。
残業時間は私の部署はそこまで多くなく(20時間程度)、仕事終わりの時間を作ることができています。
引用:OpenWork|ワーク・ライフ・バランス|コンシューマーサービスカンパニー、在籍3年未満、中途入社、男性
有給休暇消化率も92.6%と高く、ワークライフバランスの実現に向けた取り組みが効果を上げているといえるでしょう。
また、残業代は100%支給される仕組みとなっており、サービス残業はできない環境が整備されています。



土日祝日は休みで有給100%消化という働きやすい環境が実現されており、プライベートとの両立も図りやすくなっています。
離職率・平均勤続年数
NTTドコモの離職率について、具体的な数値は公開されていませんが、安定した雇用環境が特徴として挙げられます。
大手企業らしい安定性がある一方で、優秀な若手社員の流出も課題となっているようです。
特に外資系企業や他業種への転職によって、1.5倍程度の年収アップを実現する社員も見られています。
社内政治の巧拙が昇進に影響することに不満を感じ、転職を選択する優秀な人材もいます。
福利厚生
制度 | 内容 |
---|---|
住宅手当 | 独身4.5万円/月、非独身7万円/月(35歳以下) |
社宅制度 | 月2万円程度で23区内に住居可能 |
人間ドック | 毎年受診可能 |
持株制度 | DC年金奨励金あり |
リモートワーク手当 | 200円/日 |
NTTドコモの福利厚生は大手企業らしい充実ぶりを見せています。
特に住宅関連の支援が手厚く、若手社員の実質的な年収を大幅に押し上げるうえで効果的です。
ただし住宅手当の年齢制限が45歳から35歳に引き下げられるなど、一部の制度は改悪されている面もあります。
社宅制度をフル活用できれば、年収以上の価値を実感できる福利厚生制度といえます。
キャリアパス
NTTドコモではグレード制度を導入しており、G6からG1まで段階的に昇格する仕組みとなっています。
新卒入社の場合、学部卒は5年目、院卒は3年目にG5への昇格タイミングが訪れ、大幅な年収アップが期待できるでしょう。
最速で昇進した場合、35歳で課長職に到達することも可能ですが、実際にはかなり狭き門となっています。



昇格には社外資格の取得も必要となっているなど、継続的なスキルアップが求められる環境です。
NTTドコモはどんな会社?|年収が高い理由・今後の展望も解説
NTTドコモがどのような会社なのか、詳しく見ていきましょう。
同社は携帯電話事業で培った強固な事業基盤を持ち、近年はコンテンツや決済サービスにも事業領域を拡大しています。
業界トップクラスの収益力が高い年収水準を支えており、今後もデジタル化の波に乗って成長が期待される企業です。
一方で競争激化や技術革新への対応など、継続的な変革も求められている状況といえるでしょう。
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主な事業・サービス内容
項目 | 内容 |
---|---|
社名 | 株式会社NTTドコモ |
本社所在地 | 東京都千代田区永田町2-11-1 山王パークタワー |
従業員数 | 9,433名 |
事業内容 | 携帯電話サービス、コンテンツ事業、決済サービス |
公式サイト | https://www.nttdocomo.co.jp/ |
NTTドコモは、NTTグループで主に携帯電話の通信サービスを提供する大手企業です。
モバイル通信で国内トップクラスの実績を誇り、「dTV」「dマガジン」等のコンテンツ事業も積極的に展開しています。
近年は「d払い」等の金融・決済サービスにも力を入れており、デジタルプラットフォーム企業としての側面を強化しています。



通信インフラを基盤とした総合デジタルサービス企業として、幅広い事業領域で競争力を発揮している企業といえるでしょう。
年収が高い理由
NTTドコモの年収が高い理由として、業界トップクラスの収益力が挙げられます。
携帯電話事業における安定した収益基盤により、継続的に高い利益を確保できている状況です。
また、NTTグループの中核企業という位置づけから、人材への投資も積極的に行われています。
技術力とブランド力を兼ね備えた企業価値が、従業員の高い年収水準を支える要因です。
今後の展望
NTTドコモの今後の展望として、5Gやデジタルトランスフォーメーション(DX)領域での成長が期待されます。
また、コンテンツや決済サービスなど、通信事業以外の収益源拡大にも積極的に取り組んでいます。
一方で競争激化により、従来の通信事業だけでは収益確保が困難になる可能性もあるでしょう。
継続的なイノベーション創出が、今後の企業価値向上と従業員の処遇改善の鍵を握っているといえます。
まとめ
NTTドコモの平均年収は716万円であり、通信業界でも高い競争力を持つ金額です。
年代別の年収カーブを見ても、30歳で600万円を超え、50歳で1,000万円近くに到達する成長性の高さが魅力的です。
また、給与制度はグレード制を採用しており、評価によって年収に大きな差が生まれる仕組みとなっています。
一方で、昇進競争の激しさや評価制度の不透明さに不満を感じる社員もおり、キャリア形成には戦略的なアプローチが必要かもしれません。
安定した事業基盤と高い年収水準、成長性を兼ね備えた企業として、転職や就職を検討する価値があるといえます。



転職を検討している方は、自身のキャリアプランと照らし合わせながら、NTTドコモでの可能性を検討してみましょう。
運営者情報
「トレオンメディア」は東京都渋谷区にオフィスを構える株式会社トレオンが運営しています。当社は厚生労働省から有料職業紹介事業の認可を取得し、求職者の転職支援や求人企業の採用活動のサポートをメインに活動しております。
会社名 | 株式会社トレオン |
所在地 | 東京都渋谷区恵比寿西1-33-6 1F |
公式サイト | https://tleon.co.jp/ |
法人番号 | 6011001157541(国税庁) |
有料職業事業厚生労働大臣許可番号 | 13-ユ-316110(人材サービス総合サイト) |
適格請求書事業者登録番号 | T6011001157541(国税庁) |
2025年8月時点