KDDI株式会社は、「au」「UQ mobile」「povo」のマルチブランドで5G通信サービスを提供する大手通信事業者です。
日本国内では携帯電話事業を中心に、金融、エネルギー、LX(ライフトランスフォーメーション)等の各種サービスを連携し拡充することで、新たな付加価値を提供しています。
海外においても、モンゴルとミャンマーで通信サービスを展開し、国内で培った事業ノウハウを活かしたグローバル展開を進めています。
本記事では、KDDI株式会社の平均年収や年代別・役職別の年収についてまとめました。

KDDIへの転職・就職を考えている方は、ぜひ本記事を参考に情報を集めてください。
本記事の要点はこちら
KDDIの平均年収は?
有価証券報告書によると、KDDIの平均年収は約1,018万円です。
平均年齢42.0歳、平均勤続年数16.4年となっています。
KDDIの年代別年収は?
年代 | 平均年収 |
---|---|
20代 | 502万円 |
30代 | 661万円 |
40代 | 929万円 |
年功序列の傾向があり、年齢とともに着実に年収が上がる給与体系です。
KDDIの中途採用率は?
具体的な数値は公開されていませんが、平均年齢42.0歳、平均勤続年数16.4年から、中途採用を積極的に行っていると考えられます。
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KDDIの平均年収は1,018万円|同業他社との比較
有価証券報告書によると、KDDIの平均年収は1,018万円となっています。
KDDIの平均年収は通信業界でも高い水準であり、平均年齢42.0歳、平均勤続年数16.4年という安定した雇用環境を背景にしています。
従業員数9,483人という大規模企業でありながら、高水準な年収を維持していることは、KDDIの事業の安定性と収益性の高さを物語っているでしょう。
KDDIと他社の年収を比較
企業名 | 平均年収 | 平均年齢 | 平均勤続年数 | データソース |
---|---|---|---|---|
KDDI | 1,018万円 | 42.0歳 | 16.4年 | 有価証券報告書 |
NTTドコモ | 716万円 | 33.0歳 | – | OpenWork |
ソフトバンク | 849万円 | 41.7歳 | 14.5年 | 有価証券報告書 |
NTTドコモビジネス | 707万円 | 34.0歳 | – | OpenWork |
同業他社と比較すると、KDDIは通信業界トップクラスの年収水準を誇っています。
NTTドコモやソフトバンクを大きく上回る水準となっており、通信業界における競争力の高さがうかがえるでしょう。
また、平均勤続年数16.4年という数値からも、働きやすい環境が整っていることがわかります。
KDDIにおける給与体系|年代別・役職別の年収は?
KDDIの給与体系について、年代別・役職別の詳細を見ていきましょう。
役職別の年収
KDDIの役職別年収は、2021年に導入されたジョブ型人事制度により大きく変わりました。
非管理職のコアスタッフレベルで約850万円から1,000万円程度、リーダークラスで1,200万円程度、部長級で1,500万円程度の年収となっています。
新制度では全体の25%のみを経営基幹職として高待遇で任用し、残り75%の元管理職はランクダウンとなりました。



ジョブ型人事制度により、従来の年功序列的な昇進は難しくなり、より成果にもとづいた評価制度へと移行している特徴があります。
年代別の年収
年齢 | 平均年収 | 年収レンジ | 月給目安 |
---|---|---|---|
25歳 | 502万円 | 382~659万円 | 28万円 |
30歳 | 661万円 | 503~868万円 | 37万円 |
35歳 | 808万円 | 615~1,061万円 | 45万円 |
40歳 | 929万円 | 708~1,220万円 | 52万円 |
45歳 | 1,016万円 | 774~1,334万円 | 57万円 |
50歳 | 1,060万円 | 808~1,392万円 | 59万円 |
KDDIの年代別年収を詳しく見ると、30歳で600万円を超え、35歳で800万円台、45歳で1,000万円を超えるという安定した昇給カーブを描いています。
特に25歳から30歳の伸びが最も大きく、159万円の増加が見られ、コアスタッフへの昇格などキャリアの重要な転換点があることが推測されます。
50代になると昇給幅は小さくなりますが、それでも1,000万円を超える高い年収水準を維持しており、長期的に安定したキャリアを築けるでしょう。
残業代
KDDIでは、コアスタッフの残業代は分単位で精算され、サービス残業は禁止されています。
OpenWorkの情報によると、月間平均残業時間は28.7時間となっており、通信業界の中でも標準的な水準といえます。
管理職以上は残業代の対象外となりますが、残業代相当の固定手当が支給されるため、実質的な収入への影響は限定的です。
コアスタッフの残業代は分単位で生産。サービス残業は禁止されています。
管理職以上は残業代つかないですが、残業相当の固定手当はあると聞いてます。
引用:OpenWork|年収・給与制度|ネットワークエンジニア、コアスタッフ、在籍3〜5年、中途入社、男性
近年は働き方改革の推進により、残業時間の削減に積極的に取り組んでおり、労働環境の改善が進んでいます。
賞与(ボーナス)
KDDIの賞与は、年収全体の約23%を占める重要な収入源です。
支給回数は年2回(夏・冬)で、個人の成績と会社全体の業績に連動した業績連動型の仕組みを採用しています。
給与は基本給に加えて業績連動型の賞与があります。個人の成績に連動している賞与もあるため、2つの合計が賞与となります。
引用:OpenWork|年収・給与制度|ビジネス事業本部、ソリューションエンジニア、スタッフ、在籍3年未満、新卒入社、男性
OpenWorkの口コミによると、ボーナスは大体5ヶ月分程度が支給されており、他の大手通信事業者と比較しても高い水準を維持しています。
評価によって支給額に差が生じる仕組みとなっているため、高い評価を得られれば相応の賞与を期待できます。
各種手当
KDDIでは近年、人事制度改革に伴い各種手当が見直されています。
従来あった住宅手当は廃止され、その分を基本給に組み込む形に変更されました。
現在残っている主な手当としては、出張時の宿泊費や交通費の実費精算がありますが、日当の支給は行われていません。



また、持株制度により月5万円まで自社株の購入が可能であり、購入額の12%が会社から支給されるため、資産形成も行いやすい仕組みです。
男女の年収差
KDDIでは、ジョブ型人事制度の導入により、性別による年収格差の解消に取り組んでいます。
同じ職務レベルであれば、基本的に性別による給与差はない制度設計となっており、能力と成果にもとづいた公平な評価が行われているでしょう。
ただし、管理職への登用率や職種選択の傾向などにより、結果的に平均年収に差が生じる場合があります。
同社では女性活躍推進にも力を入れているため、多様な働き方を支援することで、性別に関係なくキャリアを積める環境整備を進められています。
KDDIの働き方|残業時間・離職率・福利厚生は?
KDDIの働き方や労働環境について詳しく見ていきましょう。
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残業時間
項目 | 数値 |
---|---|
月間平均残業時間 | 28.7時間 |
有給取得率 | 69.9% |
KDDIの月間平均残業時間は28.7時間となっており、通信業界としては標準的な水準です。
同社では働き方改革の推進により、残業時間の削減に積極的に取り組んでいるため、サービス残業は厳格に禁止されています。
有給休暇取得率も69.9%と比較的高く、プライベートとのバランスを取りやすい環境が整備されています。
部署によって業務量に差はありますが、全社的に労働時間の適正化に向けた取り組みが進んでいるでしょう。
離職率・平均勤続年数
KDDIの平均勤続年数は16.4年と、長期にわたって従業員が定着していることがわかります。
平均勤続年数16.4年は通信業界の中でもトップクラスの水準であり、働きやすい環境と安定した雇用条件を提供している証拠です。
また、具体的な離職率は公開されていませんが、長期勤続者が多いことから、離職率は比較的低いものと推測されます。



ただし、近年のジョブ型人事制度の導入により、一部で退職者が増加する傾向も見られるなど、制度変更への適応が今後の課題と考えられます。
福利厚生
制度 | 内容 |
---|---|
退職金制度 | 企業型確定拠出年金(DC) |
持株制度 | 月5万円まで購入可能、12%奨励金 |
健康管理 | 定期健康診断、人間ドック補助 |
教育研修 | 社内研修、自己啓発支援 |
育児支援 | 育児休業、時短勤務制度 |
KDDIの福利厚生制度は、大手企業らしい充実した内容となっています。
退職金制度として企業型確定拠出年金(DC)制度を採用しているなど、従業員が自分で資産運用を行う仕組みが整っています。
また、持株制度では購入額の12%の奨励金が支給されるため、資産形成も有利に実施可能です。
育児支援制度も整備されており、ワークライフバランスを重視した働き方ができる環境が整っています。
キャリアパス
KDDIでは、2021年に導入されたジョブ型人事制度により、従来とは大きく異なるキャリアパスが設定されています。
管理職への道筋として、マネジメント職とエキスパート職の2つのコースが用意されており、それぞれ専門性を活かしたキャリア形成が可能です。
ただし、全体の25%のみが経営基幹職として選抜される厳しい競争環境となっており、従来の年功序列的な昇進は期待できません。



一方で、能力と成果次第では若手でも重要なポジションに登用される機会があるため、実力主義的なキャリア形成ができます。
KDDIはどんな会社?|年収が高い理由・今後の展望も解説
KDDIの事業内容や年収が高い理由について詳しく解説します。
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主な事業・サービス内容
項目 | 内容 |
---|---|
社名 | KDDI株式会社 |
本社所在地 | 東京都千代田区飯田橋3-10-10 ガーデンエアタワー |
従業員数 | 9,483人 |
設立 | 1984年 |
資本金 | 1,419億円 |
営業収益 | 3兆7,977億円(2025年3月期) |
KDDIは「au」「UQ mobile」「povo」のマルチブランドで5G通信サービスを中心とした事業を展開しています。
主力事業である通信事業に加えて、金融、エネルギー、LX(ライフトランスフォーメーション)など、各種サービスを連携した総合的なサービス提供が特徴です。
海外事業においては、モンゴルとミャンマーで現地パートナーとともに通信サービスを提供しており、国内で培った事業ノウハウを活かしたグローバル展開を進めています。



営業収益3兆7,977億円という規模は国内通信業界でもトップクラスであり、安定した事業基盤を持つ大手通信事業者として確固たる地位を築いています。
年収が高い理由
KDDIの年収が高い理由として、通信事業の高い収益性が挙げられます。
携帯電話事業は毎月の利用料収入により安定したキャッシュフローを確保でき、5G時代の到来によりさらなる成長が期待される分野です。
また、通信インフラという社会基盤を支える重要な事業であり、高度な専門知識と技術力が要求されるため、見合った高い報酬が設定されています。
さらに、近年力を入れている金融やエネルギー分野などの新規事業も収益に貢献しており、多角化された事業ポートフォリオが安定した高収益を実現しています。
今後の展望
KDDIは5G通信を中心とした次世代通信技術の普及により、さらなる事業拡大を目指しています。
IoTやDX、生成AIなどの新技術を活用したソリューション提供により、法人向け事業の強化を図っており、専門人材の需要が高まる傾向です。
また、AI時代の新たなビジネスプラットフォーム「WAKONX」の立ち上げなど、デジタル技術を活用した新規事業開発にも積極的に取り組んでいます。
海外展開についても、アジア・太平洋地域を中心とした事業拡大を進めており、グローバル市場での競争力強化が今後の成長を支える重要な要素となります。
まとめ
KDDIの平均年収は1,018万円と、通信業界でもトップクラスの高水準を誇っています。
年代別に見ると、30歳で661万円、40代で929万円、50代で1,060万円と、キャリアアップとともに着実に年収が向上する仕組みです。
また、2021年に導入されたジョブ型人事制度により、従来の年功序列から成果主義的な評価制度に移行しているため、能力と実績次第では若手でも高い年収を期待できます。
働き方の面では、月間平均残業時間28.7時間、有給取得率69.9%と、ワークライフバランスにも配慮された環境が整備されています。
今後は5GやIoT、DXや生成AIなどの新技術を活用したサービス展開により、さらなる成長が期待される企業です。



通信業界での転職を検討されている方にとって、KDDIは高い年収と安定したキャリア形成が可能な魅力的な転職先といえます。
運営者情報
「トレオンメディア」は東京都渋谷区にオフィスを構える株式会社トレオンが運営しています。当社は厚生労働省から有料職業紹介事業の認可を取得し、求職者の転職支援や求人企業の採用活動のサポートをメインに活動しております。
会社名 | 株式会社トレオン |
所在地 | 東京都渋谷区恵比寿西1-33-6 1F |
公式サイト | https://tleon.co.jp/ |
法人番号 | 6011001157541(国税庁) |
有料職業事業厚生労働大臣許可番号 | 13-ユ-316110(人材サービス総合サイト) |
適格請求書事業者登録番号 | T6011001157541(国税庁) |
2025年8月時点